もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

長芋掘りー2とハプニング

2009年11月30日 | 家庭菜園
 週間天気予報は何日も前から曇りのち雨の予報が出ていて、連日ボーイスカウトのリーダーと連絡を取り合っていたが、28日になって<雨は夜になってから>と判って恒例の芋掘りは決行と決まり、29日には下北沢からビーバースカウトとカブスカウトとリーダーの一行23人が収穫体験にやって来た。W_4
隊長!まだまだ下まで伸びているようです。
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掘ったド~!

 収穫のメーンはビーバースカウト(年長~1年生)は里芋、カブスカウト(2~4年生)は長芋掘りだが、おまけの野菜は大根、二十日大根、ホウレン草などもあり、安納芋の焼き芋にも子どもたちは大喜びをしてくれた。
 しかし、てんてこ舞いの一日で子どもたちが帰った後で、ヤーコンを掘ってやるのを忘れていたことに気がついた。


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街から来た子どもたちは大根を抜くだけでも楽しいようだ。


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寒空の田んぼで、応援のお兄さんスカウトたちが作ってくれた豚汁が美味しい。

 楽しかった野菜の収穫体験のあとにハプニングがあった。

 駅に向かう前に畑のそばの小学校のトイレを借りに寄ったところ、突然校庭にサイレンを鳴らした消防車が現れて散水をはじめた。

 そこへ救急車が到着。
 さらに上空にヘリコプターのローターの風切り音と共にDr.へりが降りて来た。
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 これは訓練ではなく本物の重症(重傷)患者の搬送である。
 スカウトたちもDr.ヘリの存在は学校で習って知っていたかも知れないが、現実の搬送場面に出会った事はこれが初めてだろう。

 今日は日本の救急搬送の先端に遭遇し、怪我か病気かわからないが、ヘリで運ばれて行った患者さんの容態を気づかいながらも、スカウトたちは収穫体験の他に社会科の勉強もしていってくれたようだ。



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長芋掘りー1

2009年11月26日 | インポート
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 今月15日に世田谷からガールスカウトたちが、私のボランティア菜園に恒例の長芋を掘りに来た。
 
 前日まで降っていた雨も上がって畑からきれいな富士山が見える。

 ただ、予定をしていたスカウトのうち半数はインフルエンザで外出禁止となって来られなくなったのは可哀想だった。

 今年の梅雨明けから始まった連日の日照不足という天候で夏野菜の収穫は散々だったことから、長芋の育ちも心配だったが、上々とまではいかないが、まずまずの出来具合で一安心。

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 見場は悪いが、食べるときは長いまま食べるわけではないから、ま、いいとするか。

 ところで、焼き芋にする安納芋は掘り上げてから40日くらい追熟させた方がいいということで、前もって掘り上げておいた芋をこの日、稲刈りの終わった田んぼで落ち葉を炊いて焼いてみた。

 こんなに甘い焼き芋初めてだよ。
 そうだろう、これは幻の安納芋といって今評判のサツマ芋だ!

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 もーさん、これスイートポテトみたいでおいしいよ、
 スイートポテトみたいたって、サツマ芋だからスイートポテトだよ。
 
 スカウトたちのいうスイートポテトとは、バター、砂糖などを入れて加工した洋菓子としてのスイートポテトのことだったらしいが、田舎住まいのジイさんは街ではそんな洒落たお菓子が売られているなんて知らなかったもンね。

 お弁当の後だったが、安納芋の焼き芋は芋は別腹とばかりにお代わり希望者が続出だった。

 孫くらいのスカウトたちがそんなに喜んでくれるのなら、来年はもう少しサツマ芋の栽培面積を増やしてみよう・・・と単純に思ったが、スカウトたちが帰った明くる日、あちこちの筋肉痛と腰痛に悩まされたもーさんでした。

 そして、29日にはこんどはボーイスカウトの一団がやって来る。





お爺さんとお婆さんが・・・

2009年11月21日 | 雑感
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 むかーし 昔、あるところに・・・という話ではない!

「お爺さんとお婆さんが降りて来たから、みんな道をあけて・・・」
 歩道橋の降り切ったところにかたまって話に夢中になっていた6~7人の女子中学生の中の一人が声をかけると、中学生たちは一斉に歩道橋から離れて道をあけてくれた。

 階段の中程を歩いていた私は、後ろからお年寄りか降りて来るのかと思って振り返ってみたが、私たち夫婦の他に歩道橋の階段には誰もいなかった。

 ・・・ということは、ガーン!!、お爺さんとお婆さんというのは私たち二人の事らしい。
 中学生たちにはむろん悪気はなく、むしろ親切心で仲間に声をかけてくれただけに私の受けたダメージは大きかった。
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 あと数日で70才になり、12月1日から使用出来るように市役所からは国民健康保険高齢者受給者証も届いた。
 私自身は高齢者であるという自覚を持ってはいるつもりだったが、あらてめてダメ押しをされて思わず動揺するようではまだまだ修行が足りなかったようだ。

 女房も私と同様に階段を振り返っていて誰もいないのを確かめると、顔を見合わせて「私たちの事だね」といって二人で苦笑するしかなかった。

 これまでにも面倒なことは老人を装って避けて来たこともあったが、中学生たちは、もう老人を装おわなくても、世間の目は充分にお年寄りだと認知をしてくれていますヨと教えてくれたようだった。

 折しも、そんなこちらの事情など全くご存知ない人からたまたま宮崎産のマンゴーのスパークリングワインが送られてきた。
 宮崎といえば天孫降臨の地、先ずはこれで古稀を祝い、さらなる後期高齢者の高みへの道を極めよとの神のお告げかも知れない。

W_3スパークリングワインともーさん





モーニングサービス図鑑ー2

2009年11月18日 | 旅行記
 モーニングサービス(以下M・Sと略す)図鑑ー2は名古屋市内を離れた郊外と・・・いっても、特定の地を訪ねたわけではなく、この日は弟の家に泊めてもらうべくJR東海道線で名古屋から二つ目の<清洲>に降り、明朝はこの清洲の喫茶店で名古屋のM・Sとの違いを比べてみようと思う。

 そして明くる日の早朝・・・
 織田信長の城があった愛知県清洲市の一画で田んぼの中、その田んぼの周囲をぐるっと見渡しただけで5軒の喫茶店が確認出来る人口密度のわりに喫茶店の多い町である。

 わが町海老名市の農地と非常に似た風景だが、海老名の農地では喫茶店は見当たらない。W田んぼの向こう側の赤い丸の所が喫茶店
W_2その反対側に3軒の喫茶店、空の色が違うのは前の写真は前日の夕方、この写真は明くる朝撮ったためです。
 上記の5軒のうち、まず2軒で実食。
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 ここでは写真のように名古屋市内のメニューとあまり変わりはないが、料金は350円と安い。
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 ついに出会えた茶わん蒸し、ここでも料金は350円。
 早朝7時前からすでにオープンしていて、すでに何人かの客がいて、70代とおぼしきご婦人方が三人連れで話に花を咲かせている。

 早朝から何かの相談をしている様子でもなく、耳を傾けてみると単に世間話が弾んでいるだけ。
 ここらでは、朝食はご飯に味噌汁などという古い食文化は消え去り、はやく目が覚めてしまう年寄りが家族の迷惑にならないように、仲間で喫茶店のM・Sで朝食を済ませおしゃべりを楽しむという極めて合理的な生態が生み出されているようだ。

 喫茶店で開店時間を尋ねると「うーん、6時半頃かな・・」とアバウトな答え。
 この後に訪れた喫茶店も、開店時間を尋ねると「6時頃ですね」と答えてくれたが、帰り際にもう一度入り口の看板を見ると、営業時間はAM7:00~PM9:00となっていた。

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 郊外の喫茶店は名古屋の地下街のようにM・Sのポスターは掲示されていないから、中に入らなければ実体は掴めない。
 もうお腹はいっぱいだが、意を決して清洲駅近くの三軒目の喫茶店に入る。
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 ここではこれまでの喫茶店では見られなかったM・Sとしては、出て来たバタートーストのトッピングとしてテーブルの上に置かれたピーナッツバターあるいはアンコを好みで乗せる方式だ。

 え~ッ! トーストにアンコ???! と思われる方が多いかも知れないが、愛知県内ではここだけではなく、他にもあるようでおぐらトーストというれっきとした名前もついている。
 話だけ聞くとアンコはあり得ないトッピングのように思うが、あんパンを思い浮かべてもらえば全くあり得ないものではないことを理解してもらえると思う。

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自前の広い駐車場、朝8時半にもうかなりの車が駐車しているが、軽トラも目立ち、店の中では米の値段の話もされていた。

 名古屋市内の喫茶店との違いは立地条件と経営形態の違いが大きい。
 家賃を払って従業員を雇っている名古屋市内の喫茶店と、自前の店鋪と駐車場を持ち家族経営ならではの早朝開店、そして郊外の住民の食生活の形態の変化などの他、まだ私などの他所者の理解し得ない要素もあろうが、とにかく、モーニングサービスという形だけは愛知県だけに留まらず、岐阜県辺りにも及んでいるらしい。

 M・Sの発祥の地といわれるのは愛知県一宮市で開催された「一宮モーニング博覧会」に市内の高校生たちが参加をしている様子を、今月13日に名古屋のCBC放送がニュース特集で紹介し、かってその高校の校長先生として勤務をしていた私の同級生は、学校の生徒たちが紹介されたTV画面を自分のホームページに一宮高校生モーニング博に参加として紹介しているのでこちらもご覧下さい。
*モーニング博のニュースの画面にもアンコの乗ったトーストが見られます。

 へぇ~ 愛知ではモーニング博覧会まで行われているんだネ・・・。





モーニングサービス図鑑ー1

2009年11月12日 | まち歩き
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 名古屋の名物に味噌カツ、味噌煮込みうどんに代表される八丁味噌の食文化の他に喫茶店のモーニングサービスがある。

「うどんが出て来る」「茶わん蒸しがついて来る」「お茶漬けも出る」などなど虚実織りまぜた情報が聞こえて来るがどこまでが本当の話か判らない。
 私が東京に出て来た1963年頃までにはモーニングサービスなどはなかった。

 そして、その究極のモーニングサービスは何と「喫茶店でモーニングサービスを頼むとコーヒーがついてくる」そうだ。
「へぇー、コーヒーまでついて来るなんて凄いね・・・」
 当たり前だ! うっかり感動をしてしまったではないか。

 同窓会は正午からだから朝早い新幹線で、名古屋入りをしてモーニングサービス(以下M・Sと略す)を見て来よう。

 さてここで初心者には問題が一つあった。
 それは注文の仕方がわからないという極めて初歩的な問題であった。
 ただ「コーヒーを下さい」といえば自動的にM・Sがついてくるのか、「モーニングサービスを」と注文をすべきか迷うところである。
「モーニングで」「モーニングを」「モーニングサービスを」「モーニングセットで」などいろいろなバリエーションを試したがどれでも通じたが、ただ「コーヒーを」という注文では先方から「モーニングはつけますか?」と聞き返された。


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 名古屋駅の地下街で最初に入った記念すべきM・Sはバイキング方式で10種類くらいのパンから食べたいだけのパンとゆで卵を1個取り分けてくるサービスで480円だった。
 私の隣にいた青年は、2度目のパンも取って来たが、そのパンの量は皿の上に10cm位も盛られていた。

 では別の店のM・Sは・・・しかしコーヒーだけならとにかく、メタボな私は何軒ものトーストは食べられない。
 
 地下街を歩いているうちにあることに気が着いた。
 喫茶店の入り口には、どこもM・Sを宣伝すべく写真入りの大きなポスターが掲示されている。
 さすがM・S激選区の街だ。
 
 で、この[M・S図鑑ー1」では先ずは名古屋駅地下街と名古屋の中心部の栄地下街の喫茶店のM・Sの内容と値段を店頭のポスターで見比べてもらうことにする。

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 栄の地下街から次には、大須観音の商店街に移動してみた。
 街は賑わっていたが、この街にはあまり喫茶店が見当たらない。
 商店街を1時間も歩き回るうちに古着屋をみつけ、そこで来年のかかしまつりに使えそうな着物を300円で購入した後に、やっと一軒の喫茶店を見つけた。
 
 この商店街は地下街のように喫茶店密度が高くはないから店頭のポスターまではない。
 で、最初の喫茶店から時間も経ったことから、ここではM・Sを実食。

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 ここのM・Sは380円。

 さて、ここまでにかなりのスペースを割いたが、話に聞くうどんにも茶わん蒸しにも出会えなかった。名古屋市内の喫茶店はこれまでとして次回「モーニングサービス図鑑ー2」では郊外の喫茶店を見ることにする。