もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

猛暑の夏の畑

2010年09月30日 | インポート

Photo_3  

吾亦紅(ワレモコウってこういう字を書くんだね)。

 

 ここしばらくのブログは、私には珍しく家庭菜園の話からは離れて工作がらみの話ばかりになっていた。

本来は工作のホームページなのだから、それが当たり前で家庭菜園の話など元々要らないのだ。

 

 ごもっともなことで、そう言われてしまうとチト辛いが、でも、少しは野良の情報も書かせてもらいたい・・・・。

 ということで、今年の夏の決算だけは書き留めてさせてください。

 記録的猛暑、酷暑のこの夏の気候は、野菜たちにとってはプラスマイナス両面があったが、総じて言えばマイナス面が目立った。

 プラスはモロヘイヤ、ゴーヤはきわめて元気に育ち、かなり多収の年となった。

 スイカも日照不測の昨年に比べれば良かったという程度で、そこそこの出来だった。

 大玉トマト、ナスは夏の前半までは好調だったが、8月の中旬からダメになり、例年10月いっぱいは収穫できた中玉、ミニトマトも大玉同様に8月中旬以降はまともな実をつけなくなってしまった。

 酷かったのは食用のホーズキ(オレンジチェリー)で、昨年は7月に収穫したが、9月末現在までにひとつの花も咲かない。

 

 花が咲かないのはこれだけでなく、コスモスはほぼ全滅、朝顔も昨年に比べると花が少ない。

 沖縄産で暑さには強いはずのウリズンも今年は花着きが悪かった。

 春になるとこぼれ種であちこちから芽を出すマリーゴールドも芽を出さず、これが今年の天候不順の予兆だった。

 今 私の畑に咲いている花はワレモコウと彼岸花だけだ。

Photo_2

 白い彼岸花は原種の赤い花と一緒に植えると負けてしまうといわれて、赤とは別の場所に植えたのが良かったのか、今年は株が増えてきた。

 雨なしの期間も長かったため、サトイモの葉数も減ってしまったが、9月下旬になって雨続きとなった。

ボーイスカウトの子どもたちが収穫に来るまでにはまだ少し期間はあるが回復してくれるといいのだが。


高齢者向けの工作・その3

2010年09月25日 | 工作

W_4

 クリップに足をつけて、ハエが出来ました。

こうして高齢者から私の工作に求められているものがようやく見えてきたが、また別の問題も見えてきた。

それは、私には教室運営など組織だった行動の能力が全く欠落していることだった。

それ故にこれまで長い間、フリーで仕事をしてきたことを忘れていた。

いろいろな人に相談をしているうちに、「市役所の公民館講座」などが手っ取り早いのでは・・・と助言をしてくれる人があって、この春に海老名市の中央公民館宛の企画書を書いてみた。

 中央公民館はそんな私の構想を理解してくれて、とりあえず公民館講座で1回だけだが講演の機会を与えてもらえた。

*但し、行政がかかわる講座で女性をオフリミットにしたお爺さんだけの講座を開催することは出来ないとかで、受講者の男女別はもちろん年齢も問わないことになったが・・・。

郷土講座「海老名の魅力再発見パートⅡ」海老名の匠に学ぶ・<海老名の5人の匠が仕事の魅力と苦労話を語る>という形で、海老名市で太鼓を作っている人、トマト栽培の研究家、酒造会社の社長さんなどに混じってその講座の最終回(1028114182512月2日)に講演の機会を得た。

 私の回では講演の他に、簡単な工作の実習も取り入れて「孫と遊べるおじいさん構想」の第一歩を踏み出すことになった。

W_5

 これも工作? ダンボールで作った巨大恐竜です。

でも、実習ではこんな大きな工作は作りません。

紙コップ、紙皿の「孫と遊べる簡単工作」を2点用意しています。

 講演の内容は「子育ての中から生まれたおもしろ工作」と題して、私の子育ての時期に遡っての話、そして、それを現在では孫育ての中に生かしている話をしてこようと思っています。

 この構想が続くかどうかは、このときの来場者の数とその反響次第です。

 多くの方々のご来場をお待ちしています。

Photo_2

*講座の詳しい日程、時間、内容、参加申し込みなどは「広報えびな」949915日発行)をご覧ください。


今年もかかしまつりが始まった

2010年09月15日 | アート・文化

Photo

 今年も9月11日から「中新田かかしまつり」が始まった。

第1回から関わってきたかかしまつりだったが、歳相応の腰痛なども出て、今年からは実行委員会のメンバーからはずしてもらった。

年々凝ったかかしが多く出品されるようになると、新しい人が気軽に出品しにくくなってしまうので、私自身はこれまで毎年一本脚のかかしにこだわって出品して<こんなのでいいから、皆さんも参加をして・・・>と暗黙の呼びかけをしてきた。

Photo_2

今年の一本脚のかかし、かかしの着物は春に名古屋に行った折に大須観音の近くの古着屋で探してきたもので、どこかに虫食いがあるとかで300円だった。

しかし、昨年からはそんな一本脚のかかしの他に、孫たちにもかかしまつりに参加させようとファミリーかかしも作りはじめた。

Photo_4

Photo_3

で、これが今年のファミリーかかし。

 同じ団地の住む5才の孫とそのパパとママ、横浜から夏休みに泊りがけで遊びに来ていた4年生の孫、そして女房も手伝ってくれて、「脱力系のハイジとポケモンかかし」が出来上がった。

 ハイジとポケモンのコラボは、意図して組み合わせたのではなく、単に孫たちの好みでこうなっただけだが、こうして飾ってみると何か意味が有り気に見えてくるようで、見物の人たちはそれぞれに勝手にハイジとポケモンの組み合わせの意味を考えてくれているらしい。


下北沢

2010年09月06日 | まち歩き

 まだまだ残暑の厳しい5日の日曜日には、5歳の孫を連れて下北沢(世田谷)にある北沢八幡神社のご祭礼に行ってきた。

Photo_8

Photo_9

 ここのお祭りは毎年8基もの神輿が宮入をするという大きなお祭りだが、これに加えて今年は18年ぶりに千貫神輿も担がれて、数基の子ども神輿も加わり、一段を盛大な祭りになりそうだ。

 この子ども神輿の中には、このに神社の団本部を置くボーイスカウト世田谷8団の手づくり神輿もあり、今日は孫にもこの子ども神輿を担がせてもらおうと思っている。

Photo_10  なぜ、下北沢辺りまで神輿担ぎに行くのかというと、実はもう10年くらい以前のことになろうか、この手づくり神輿はディスプレーの仕事をされていた当時の団委員さんが作られたものだが、そのときに神輿の天辺につく鳳凰だけは私が作ったものである

Photo_11

 私はちょっと偏屈なところがあるらしくて、ありきたりの金色の鳳凰など作りたくなかったので、まず鳳凰の形をを木彫りで作り、それに木目込み人形じょうたいにラメ入りの生地を貼り付けさらに表面をプラスチックでコーティング施して、以前に信州小布施の岩松院で見た北斎の大鳳凰図に習った極彩色の鳳凰を神輿に乗せてもらうこととした。

 ちなみに、世田谷8団というボーイスカウトは、毎年私の家庭菜園に長芋の収穫体験にくる団でもあり、さらにこの神社のご祭礼のポスターの絵は私が描いたもので、お祭の時期になると下北沢の街中でこのポスターが見られる。

Photo_12 Photo_13 Photo_14 Photo_15 Photo_16

 このポスターの最初の絵は20年以上も前に描いたもので、それから5年後に別の絵柄を描き、さらに数年後にもう1枚を描き今はその3枚の絵柄を毎年交代で使用してもらっている。

さらに、さらに言えば、この神社の480年祭を行ったときの記念品の扇子絵も

描かせてもらったし、手ぬぐいの絵も描かせてもらっている。

カブ隊のお兄ちゃんたちに混じってお神輿をはじめて担いだ孫は、うれしさのあまり暑い日差しの中を歩き回ったが、さすがに帰りの電車の中ではすぐに眠ってしまった。