Nン?・・・!
自宅内に仕事場を移してもう3~4年にもなるが、今日まで気が付かなかった。
梅雨時の曇り空に目をやり、ぼんやりと窓の外を眺めていると、仕事部屋の窓から見える小田急線のはエッシャーのだまし絵的な風景の中を走っているのに気がついた。
一見何でもない高架橋の上を走る電車の写真のようだが、写真をクリックして大きなサイズで見てください。
電車は線路をまたいで立つアーチ架線柱の柱と柱の間を通るはずなのだが、この写真では電車は2本の架線柱の向こう側を走っているかのように見える。
話は唐突に変わりますがついてきてください。
これから夏を迎えて暑い日々、午前中に新宿まで出かけるときにはそれほど遠いと思ったことのないが夕方の帰路は疲れのせいもあるのか、やたら長く感じていた。
ところがそれは私が感じるだけではなく、実際に小田急線の新宿小田原間の距離82、5kmは、猛暑の夏には線路が膨張して、その日の気温にもよるが約84、3kmくらいにまで伸びて、その分所要時間にも差が出るので往路より帰路の方が時間がかかる。
それは小田急線のみならず、京王線、京浜急行、JR線、新幹線でも同じことだが、しかし地下鉄では高温の影響が少ないので、この現象は起こらない。
いかにももっともらしい話ですが、この数日の暑さに閉口して思いついたトリビア風の冗談ですから、あまり人には話さないように・・・・。
・・・と一旦話題をそらして時間稼ぎをした後は、窓から見たエッシャーの風景に話を戻しますが、タネを明かす前にすでにお気づきの方もあったかも知れませんが、少し撮影の角度を変えてみると、高架橋の手前にある電柱がちょうどアーチ架線柱の向こう側の柱と重なる位置にあったための錯覚だったのです。
今日のジョークとエッシャー風光景は暑さしのぎになったでしょうか。
*エッシャーのサイトにリンクを張ろうとしたのですが、しばらくリンクボタンを使っていないうちに、リンクの仕方を忘れてしまいました。
どなたか、コメントで教えて下さい。