構想10年、製作費30億・・・ハリウッド映画の超大作風に言えばこうなるが、私の「大人の工作教室」は構想3年、製作費にいたっては、ま 300円くらいってところだろうか。
3年越しの待望の新企画が東京都台東区の社会教育館で幕を開けた。
残念なのは、講座の意図が充分に伝わらなかったようで参加人数が定員の15名をかなり下回る4人しかなかったことだが、教育館では4人でも開講しますといってくれた。
気を取り直してまずは4人でスタート!
前に書いたことと重複するが、私はこの講座で「孫と遊べるお爺さん、お婆さん」を当面のテーマにしているが、実はその先に「工作を通して地域のボランティアができる高齢者の養成」を見据えている。
この講座では子どもを対象にした工作教室と工作の種類は同じだが、実習の内容はかなり異なる。
1回2時間の講座で、子どもの教室なら2つの工作が作れるアイテムでも、あえて1つだけにして、接着剤の知識、初歩の色彩学などのわかりやすい話も交えて、ただ作って楽しむだけではなく指導者としてのノウハウも伝えていきたい。
参加の人数は少ないが、その分教室の雰囲気はかなり充実した内容になって参加者もかなりノリノリの雰囲気になってきた。
講座もすでに3回目となり「紙コップの首ふり人形」「ガチャポンバード」に続き「がらくた宇宙船」になった。
この宇宙船は前回までの工作と違って高齢の女性には少し興味が湧かないテーマかなと思っていたが、なかなかどうして「意外な素材の意外な変身」という展開がうけたようで、今回が一番人気が高かった。
*実はこの講座のブログはスタートした10月14日の夜にアップする予定だったが、その日はカメラを忘れ、2回目はカメラは持っていったがメディアを家に置いたままだった。
そして3回目になってやっと写真が撮れたといおう経緯がある。
この講座はこのあとまだ5回続く、受講者だけではなく私もすでに70歳を過ぎていて物忘れが激しくなってきていろいろ心配だが、何とか年末までは生き延びて、この講座を完結させたい。