5月12日には下北沢からカブスカウトの子どもたちが秋に収穫する長芋の種芋の植え付けにやって来た。
先ずはカブブックの課題で、野菜に関して種の蒔き方、苗の植え方、土作り、野菜の害虫などなどいろいろな勉強を済ませたあとはちょうど最盛期のイチゴ狩り。
次はお昼の味噌汁に入れるタマネギを収穫して、田植えの前の田んぼで弁当だ。
そのとき、衝撃の事件がおきた!!
スカウトの冷めた味噌汁の中に一匹のアマガエルが飛び込んでしまった。
*11時の位置に見える緑色の物体がアマガエルの頭です。
弁当のあとは、あらかじめ作っておいた大きな木枠に長芋の種芋を植え付けて今日のプログラムは終了です。
*なぜ木枠で栽培するのかは、以前に書いた下記のページを参照して下さい。
http://blog.goo.ne.jp/mo-6/d/20100130
帰りにはバジルとリーフレタスの苗をお土産にもたせましたが、これも自分で野菜を育てるという課題に沿ったもので、家に帰ってからうまく収穫できたらカブブックにリーダーからサインがもらえます。
今年最後のイチゴ狩り
カブスカウトたちがイチゴ狩りをしていった翌週は今年の最後のイチゴ狩りとなった。
私がフリーになる直前まで勤めていた新橋のデザイン会社で一緒だったデザイナーが二人の孫など一家総出で西麻布から来てくれた。
苺をいっぱい食べたあとは、突然に畑の中で穴掘りが始まった。
だって、ボクンチのそばには穴を掘れる場所なんてないもン。
コンクリートの街からやって来た一家は大人も、私の孫も混じって穴掘りに興じ、1mもの深さにまで掘ってしまった。
散々他愛もない穴掘り遊びを堪能したあとは、おばあちゃんやママのお目当ての野菜の直売所へ直行だ。
こんどは、サツマイモを掘りに来てね!
バイバ~イ!
かくして今年のイチゴはまだ色づいていないわずかな量を残して今シーズンは終る。
今日はあるPR誌の8月号の撮影の打ち合わせに新宿まで行ってきたが、新宿西口のイベント広場で一角で魅力的なものを見つけてしまった。
それはわさび漬けの売り場で試食をさせている光景だった。
いやいや、試食がしたいわけではない!
私が魅力的に感じたのは、その試食に使用されていた使い捨てのプラスチック製のスプーンだ。
で、交渉の結果、そのスプーンをおまけにつけてもらうことに成功し、わさび漬けよりたくさんのスプーンをもらってきた。
この使い捨てのスプーンは夏休みに横浜こども科学館での宇宙船作りで役立たせてもらう。
プラスチックのスプーンだけではなく、アイスクリームの板の匙も魅力がある。
そこで、アイスクリーム売り場で1個のアイスクリームを買求めて一掴みの匙をもらってくる。
ところでこの宇宙船作りでは、空き箱も足りない。
そこで、シーズン柄水虫薬もこの時期必要になるが・・・。
この薬を選ぶ基準として、効能効用より空き箱のサイズが宇宙船作りに適しているかどうかという判断で選んできた。
現在不足の空き箱は約100個で、この箱一個ではどうにもならないが、100里の道も一歩からで、まずはこの1個から。
子どもの工作としては、もっと楽しそうな空き箱も用意したい。
いろいろなお菓子の空き箱も溜め込んでおこうと、自分では食べないお菓子を買ってくるとついついお菓子が溜まってしまう。
*溜まってしまったお菓子
まだ、5月だというのに、今年はアベノミクスのせいでもないが、夏休み期間の準備で今から忙しい。
イベントなどの工作教室でこれまでに一番多く作ったのは多分ガチャポンバードだ。
なぜなら、私が考案した工作のうちのがらくた宇宙船、がらくた昆と並ぶ3大人気工作であることに加えて、材料が入手しやすい、工程が単純で小学生にも簡単に作れる、短時間で出来るなどなどの理由による。
さらに最近になってこのガチャポンバードの改良版も加わった。
ガチャポンバードの足の部分を省略して、代わりにカプセルの中に粘土のオモリを入れることで、より簡略化することが出来てこれなら幼児から後期高齢者までとより広い年齢層に対応できる工作に進化した。
さらにさらに、この起き上がりバードの方式で金魚とカエルも仲間入りした。
かくしてこのガチャポンバードはもう10年もすれば、かっての割り箸鉄砲のように工作界の古典になりつつあるのではないかと空想をし始めた。
空想は妄想となってさらに広がって10年後に飛んでいる。
すっかりボケてしまった私自身が介護施設でガチャポンバードを教わってきて「今日はこんな面白いものを教わってきたが、これを最初に考え付いた人はすごいね」
「お爺ちゃん、そのガチャポンバードは昔お爺ちゃんが考えついたンじゃあないか」
「おや!アンタさんがこれを考えた人かい?」
「そうじゃあなくって・・・」
妄想話はとりとめのなく延々と続く。
昨日は夏野菜の苗を植えていた耕作おじさんも、雨の降る今日はまじめに工作おじさんをしています。
今年の8月には横浜こども科学館で宇宙船作りを行うが、その数は延べ8日間で約400人に対応する計画だ。
しかし、この宇宙船のベースにする空き箱を点検すると、200人分しかない。
*キャビン部分などに使う小さな空き箱は先日名古屋の風船ガムメーカーで提供してもらえることになったが・・・・。
窮余の一策で残り200人分は、空き箱を使わない(使っても1個だけ)宇宙船を作ることにした。
それが2枚の紙皿をベースにした円盤型の宇宙船だ。
*塗装前
ちなみに、円盤の後部の噴射口のようなものは、殺虫剤のノズル部分を利用しています。
*塗装後
この円盤型のアイデアは特に新作というわけではないが、箱型宇宙船より制作に時間がかかるためにこれまでイベントで指導をしたことがなかった。
しかし、横浜での工作教室では数人のアシスタントをつけてもらえることと、いろいろ試作を重ねて指導法に若干の簡略化の工夫をすることで時間内に製作出来る目処が立った。