もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

お迎え・・・?

2007年04月25日 | 雑感
 私は霊感があるわけではないから、ただの偶然に過ぎない話だが・・・。
 1963年に東京に出て来て、当時ファッション画の大家として長沢節氏と人気を二分するスター的存在だった原 雅夫先生に師事して以来の友人で同じ門人だったMさんという人が居た。

 そのMさんもすでに還暦を過ぎ、ここ2年ほど入退院を繰り返していて、昨年その入院中のMさんの夢を見た。

 私とMさんは互いにもう何も食べられないほどの満腹状態にもかかわらず、何故かビアホールでかき氷の注文をしていた。

 目が覚めてその日は彼の家族から電話があるのではないかと気になっていたが、その日は何事もなくさらにその次の日も電話もなかったことから、ただの夢に過ぎないことと安心をしていたが、10日後になってやはり彼が亡くなったことを知らせる電話をもらうことになった。

 そして、葬儀の日の家族の話では私が彼の夢を見た日に「あと10日ほど・・・」と医師から余命宣告を受けていたと言う。
 そして最後のころは、食事はもう受け付けず、冷たい水だけを旨そうに飲んだそうだ。
 ビールが好きだった彼と外であうときは、昼間でも喫茶店ではなく新宿か横浜のビアホールだったことと、最後に冷たい水を欲しがったということから、ビアホールでかき氷を注文した夢の中の出来事と符号する。

 また4年ほど前にも名古屋の高校で同級だった友人が我が家から歩いて5分ほどの病院に入院していたときも、ある晩に彼の夢を見て気になって見舞いに行ってみると、前回の見舞いの時は元気だった友人の容態は急変して医師から家族が呼ばれていて、それが彼との最後の対面だったということもあった。
                 
 歳をとってからは夢を見る事はほとんどなくなったが(一説には夢を見ないのではなく、見ても目がさめる前に忘れてしまっているのだとも言うが)、つい最近になってまた別の夢を見た。

 夢の中で師匠とMさん、それに私たちの先輩の門人の3人がスケッチをしている光景だった。
 夢の3人はすでに他界をしてしまった人ばかりで、今度は死を目前にした人がお別れに来てくれたのではない。

 とすれば、この夢に何かの意味があるのなら「お前もここに来て、また昔のように一緒に絵を描こう・・・」というお迎えが来たのかも知れない。
 女房にこの話をすると、今は引っ越しの準備で忙しい最中だから、もう少し待ってもらうように言っておきなさいとあっさり言われてしまった。
Photo_45




引っ越し準備中に出て来た、師匠のアトリエで勉強中の20代後半のころのクロッキー。
 38年前のクロッキーはホコリ焼けで黄バミ、紙の酸性化で周囲はボロボロと欠け始めていた。

 




農繁期?

2007年04月17日 | 家庭菜園
Photo_44整備中のスイカ用地。
中央のポリバケツの中はここから抜き取ったスギナで、抜いても抜いても1作毎にこれくらいのスギナが顔を出す。
黄色い花はトウ立ちして抜き取った白菜、この白菜の花も蕾のうちは<おひたし>としておいしく食べられた。


 ジャガ芋が芽を出し始めて、今日は里芋を植え付けた。
 トウモロコシと枝豆は一時に出来ても食べ切れないから、順次収穫出来るように10株づつを数回に分けて時差蒔きをしておかねばならない。
 そのために2回目までのタネ蒔きはもう済ませていているが、そろそろ第3回目のタネ蒔きをする。
 
 ホウレンソウなどの葉物野菜、花のタネなども八重桜が咲く頃がタネ蒔きの適期だ。

 続いて連休にトマト、ナス、スイカ、キュウリ、ゴーヤ、トウガラシなど夏野菜の苗を植え付けるための土づくり畝づくりが忙しくなる。
 前作で大根と辛味大根、白菜を栽培していた5m×5mはスイカ用に予定をしていて、ここの雑草とスギナを抜く作業だけで1日2~3時間をかけても1週間かかった。 
 
 キヌサヤ、早生種のタマネギの収穫がそろそろ始まった。

 ゴールデンウィークに夏の野菜を植え終えたころから、イチゴの収穫が始まり、孫たちがイチゴ狩りにやって来るのが今から楽しみだ。

・・・などなど何かと忙しい季節になってきたが、仕事が忙しいのと違って野良者たちの頭の中はすでにトウモロコシやスイカの収穫期にトリップをしていていて、言葉では忙しい、忙しいといいながらもその顔は皆笑顔に満ちている。

「やさい畑」の編集部からの電話があり、春号に書いた<山芋>の記事の評判が良く、現在読者カードの人気では第2位だという。
 本業の工作ではなくて、趣味の家庭菜園の記事の評判が良くてどうする・・・という気もするが、ま、いくつになっても 誉められれりゃうれしいものです。
 私は誉められて伸びるタイプなのだ。