撮影中の様子。
「やさい畑」の私の記事はいつもキッチン・ミノルさんのカメラが引き立ててくれています。
「庭先に香味野菜を植える」という企画ですが、もう畑の空いているところはありませんか?
5月の初めになって「やさい畑」の編集部からそんな電話をもらったが、この時期にはすっかり畑の栽培計画は出来上っていて・・・というよりほとんどの夏野菜の植えつけを終わり、モロヘイヤ、ツルムラサキ、オクラ、ゴーヤなどの発芽温度の高い野菜の苗を育苗中で栽培予定の畝も出来上っている。
「ちょっとした庭先と言う設定ですから1m×2mくらいもあればいいのです」
美人編集者からそうまで言われると、今年はうまくいかなかったグロ-ブマスタ-(花)の球根を早めに掘りあげてしまえば融通がつけられなくもない。
半日ほどかけて庭先に見立てたスペースを作りあげたが、撮影の2日前になって大変なミスに気が付いた。
新しく確保したスペースには午后になると、物置きの影が入る。
野菜の栽培にはそれくらいの影は邪魔ではないが、こらからタネ蒔き、発芽、間引き、成育・・・と追跡撮影をしていくスペースは、日射しが強くなって明暗のコントラストが強くなると物置きの影は撮影には大いに邪魔になる。
連作障害の配慮なども考えると、撮影用のスペースを新たに別のところに作り直すより、物置きを移す方がベターだ。
植えたばかりのアピオス(豆科の芋)を掘り出して、そこに建築廃材を集めて作った物置きをヅルヅルと3mほど引きずって移動させ、物置きのあったところを耕してアピオスを植え直すという1日がかりの作業を終えて、どうやら16日の最初の撮影を済ませることが出来た。
そしてゴールデンウイークと共に始まった家庭菜園の農繁期も一部の育苗中の野菜があるものの、とりあえず一段落をしました。
*この日に撮影をした野菜の記事は一年後の掲載となります。
工作教室、研修会などの準備がすっかり遅れてしまっています。
関係者の皆さんごめんなさい。
これからしゃかりきになってやります。