もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

私の過去が・・・

2008年10月16日 | 写真
 名古屋で出て来た私の過去・・・と言っても昔の悪行が露見したと言う話ではない。
 先日、姉の葬儀で名古屋まで行って来たが、姉の家で甥っ子から昔むかしのアルバムを見せられて、そこに写っている白黒写真の人物たちの鑑定を求められた。

 その中に私たち姉弟の父親の写真があった、つまり甥っ子にとっては母方の祖父にあたる人だが、姉がまだ中学生の頃に45才で亡くなっていて、甥っ子たちは知る由もない。
 さらにその母親(私や姉にとっての祖母)においておや。

 そして姉自身の幼児期の写真もたくさんあったが、甥たちにはそれが自分達の母親の幼児期の写真と判別がつかなかったようだった。
 姉の写真は私が自分で持っている幼児期の写真より多くあり、どこの家でも最初の子どもの写真は多いが、2番目からの写真は少なくなるという様子は今も昔も変わりがなかったようだ。

 そして、4人兄弟のうち昭和20年の終戦の年に生まれた一番下の妹の幼児期の写真は皆無だった。
 それは子どもの写真を写す興味が薄れたのではなく、父親が終戦の頃まで持っていた蛇腹式のカメラが私たちの食べ物に変わってしまったことが原因なのだろう。
 仮にカメラが残っていても、フィルムなど手に入らなかった時代でもあった。

 そんな写真の中に私の幼児期の写真もあって、端が破れていたがもらってきた。
Photo
これが名古屋で見つけて来た私の過去です。


 顔つきはかなり変わってしまったが、頭髪の状態は今も同じだ。

 未練がましいぞ! 幼児期のまだ生え揃っていない頭髪と、老年期の抜けきる寸前の頭髪とでは似ていても同じではないことを悟れ・・・どこかで誰かの声が聞こえた。