3月の終わりころに息子から電話があって「おちょぼさんへ串カツを食べに行くが、一緒に行かないか」と誘ってくれた。
おちょぼさんの通称で知られる岐阜県・海津市にある千代保稲荷神社の参道の名物の串カツを、わざわざ神奈川から食べに行くというほどの物でもないが、もう10年ほど前に私が息子の家族を案内したのだが、当時はまだ孫が赤ん坊だったこともあって、孫にはその記憶も無いことから、またおりしも、その千代保稲荷神社がNHKのTVで紹介をされたということで、息子の家族がまた行ってみたい・・・ということになったようだ。
*私のところでは、テレビをやめてもう3年以上にもなるので、その放送も知らなかった が・・・。
孫の春休み期間のウイークディということもあって、東名高速の渋滞もなく、一宮から名神高速に入り、羽島ICで一般道に出てほどなく、広い田んぼ道のなかに忽然と姿を現す大きな赤い鳥居。
浅草観音の3倍ほどの長さと思われる長い参道の土産物店は、キティグッズやポケモンに毒されておらず、浅草も昔はさぞ・・・といにしえの参道の姿を忍ばせてくれる生活感のあふれる品々が並んでいる。
野菜、果物、衣料品、漬物、民具、植木、川魚料理店、川魚の佃煮などなど・・・。
その中に数件の串カツ屋があり味を競っている。
ここの串カツを食べに来たのが目的とは言え、まずは商売の神様・お稲荷さんにお参り。
ここではお賽銭ではなく、参道の店でワラに通したおあげとローソク(両方で50円)を買って供える。
お参りが済んだところで、いよいよ串カツとなる。
どの店で食べるか・・・ここではSNSのFacebook友だちからの情報が役に立った。
四日市の美魔女からの情報によると、最近某店ではトイレを改装して金の便器を設置したということで、せっかく神奈川からやって来た身ではこれも見て帰らないわけにはいかない。
で、これが話題の金の便器とその店の店内である。
来るまでは成金趣味の・・・を想像したいたが、いやいやそうではなくて便器だけではなく、店内の装飾も格調高くまとまっていて、違和感はなかった。
またこの旅行には、足腰の痛い我が女房殿はパスをしたが、前回のブログに書いた「新品同様の身体」となった私にとって、このあと名古屋市内の観光と墓参りで2泊3日のハードな試運転となったが、帰宅後 何の筋肉痛もなく、元気にこの夏のワークショップに備えての準備に取り組めています。