●昨年までより一回り大きくして、深さと奥行き各90cm、巾4メートルの木わくでは約50本の長芋が栽培出来る。
「畑だか工事現場だかわからないネ」
私は10坪と50坪の2ケ所の畑を借りているが、このうち野良仲間から冷やかされる10坪のボランティア用の菜園では毎年この時期になると土木工事?が始まる。
前の年の11月にボーイスカウトとガールスカウトの子どもたちが長芋掘りをしていった後、残りの芋を掘り出して、また新しく木わく作りが始まる。
傷みやすい木わくは毎年部分的な修繕を要し、3年に一度は全面的に作り直しとなる。
この時期は仕事も家庭菜園も一番閑な時期で、天候も安定しているから長期にわたる作業がしやすい時期である。
木わく作りに4~5日、さらにこの木わくにスコップでひとすくい、ひとすくい土を入れる作業は単純だが量が多いことと、連作障害を避けるために昨年掘り出した土とは別の土に入れ替えるために、かなりの日数を要する。
この長芋の木わく栽培をはじめた初期のころ、土を入れ終えた直後に大雨に合い、水を含んで重くなった土が木わくを壊してしまい、雨後にもう一度土を全部出して初めからやり直したことがあった。
苦い経験に学び、以後はこれに耐えられるように木わくの補強も万全にしている。
こう書くと大変な作業で苦労が多いようだが、別にマゾッ気があるわけではないが、私はこの土木作業を結構楽しんでやっている。
普段運動不足の生活だが、この作業は冬でも汗をかき、運動をしているという実感がある。
また、木わくに土を入れながら、気持ちはすでに収穫の時期に飛んでいて、街からやって来た子どもたちが目を輝かせて長芋を掘る姿が目に浮かんでいる。
今年も大きな長芋を育てて、彼等をびっくりさせてやろうと思いながらしている作業で流す汗は快感すらある。
息子や娘の家族が孫を連れてやって来て、イチゴ狩りを楽しんでいる姿に心を馳せながらイチゴ苗を植え付けているのと同じだ。
家庭菜園は自家製の新鮮野菜が食べられて健康なだけでなく、心の健康とさらに土木作業で運動不足も補えてその面でもまた健康的な趣味である。
*長芋の木わく栽培については以前(06・11・20/続・山芋掘りなど)に書いたからここでは省くが、興味のある方は家庭菜園雑誌「季刊・やさい畑」(春号)に牛坂浩二のペンネームで栽培と簡単料理の記事を寄稿しているのでそちらをご覧下さい。
●「やさい畑」で紹介している昨年私が作ったいろいろな山芋、長芋は90cmもあった。
「畑だか工事現場だかわからないネ」
私は10坪と50坪の2ケ所の畑を借りているが、このうち野良仲間から冷やかされる10坪のボランティア用の菜園では毎年この時期になると土木工事?が始まる。
前の年の11月にボーイスカウトとガールスカウトの子どもたちが長芋掘りをしていった後、残りの芋を掘り出して、また新しく木わく作りが始まる。
傷みやすい木わくは毎年部分的な修繕を要し、3年に一度は全面的に作り直しとなる。
この時期は仕事も家庭菜園も一番閑な時期で、天候も安定しているから長期にわたる作業がしやすい時期である。
木わく作りに4~5日、さらにこの木わくにスコップでひとすくい、ひとすくい土を入れる作業は単純だが量が多いことと、連作障害を避けるために昨年掘り出した土とは別の土に入れ替えるために、かなりの日数を要する。
この長芋の木わく栽培をはじめた初期のころ、土を入れ終えた直後に大雨に合い、水を含んで重くなった土が木わくを壊してしまい、雨後にもう一度土を全部出して初めからやり直したことがあった。
苦い経験に学び、以後はこれに耐えられるように木わくの補強も万全にしている。
こう書くと大変な作業で苦労が多いようだが、別にマゾッ気があるわけではないが、私はこの土木作業を結構楽しんでやっている。
普段運動不足の生活だが、この作業は冬でも汗をかき、運動をしているという実感がある。
また、木わくに土を入れながら、気持ちはすでに収穫の時期に飛んでいて、街からやって来た子どもたちが目を輝かせて長芋を掘る姿が目に浮かんでいる。
今年も大きな長芋を育てて、彼等をびっくりさせてやろうと思いながらしている作業で流す汗は快感すらある。
息子や娘の家族が孫を連れてやって来て、イチゴ狩りを楽しんでいる姿に心を馳せながらイチゴ苗を植え付けているのと同じだ。
家庭菜園は自家製の新鮮野菜が食べられて健康なだけでなく、心の健康とさらに土木作業で運動不足も補えてその面でもまた健康的な趣味である。
*長芋の木わく栽培については以前(06・11・20/続・山芋掘りなど)に書いたからここでは省くが、興味のある方は家庭菜園雑誌「季刊・やさい畑」(春号)に牛坂浩二のペンネームで栽培と簡単料理の記事を寄稿しているのでそちらをご覧下さい。
●「やさい畑」で紹介している昨年私が作ったいろいろな山芋、長芋は90cmもあった。