毎年この季節になると早朝にくしゃみで目が覚め、午前中は洟をかんでいるだけで仕事にならない。
この春は忙しくて花粉の季節に入ったのも気がつかなかったが、天気予報では関東地方はすでに花粉のピークに達したという。
しかし、今年の私には花粉症の症状が出ていない!
なぜだ、どうしたというわけだ?
私の花粉症は今日や昨日の発症ではなく、東京オリンピックより古い歴史を持っていて、当時はまだ花粉症という言葉もなく、アレルギー性鼻炎といわれていた頃からの長い長い付き合いなのだ。
なのに今年は鼻水もくしゃみも出ないとは・・・・。
ひょっとしたら私は自分では気がつかないうちに、もう死んでしまっていて花粉症にはかからなくなったのかも知れない。
そういえば半月ほど前に誰かが川の向こう側で私を呼んでいる夢を見たことがあったが・・・そうか、あの時に私は死んだのだ。
しかし、死んだと言う実感がなかったものだから、翌朝うっかりと起き出しててしまったのが間違いの元だった。
・・・だとしたら4月に初めて海老名で開く展覧会はどうなってしまうのだろう。
展示に備えて整備をしている恐竜やペットボトルの人形たちは無駄になってしまうのだろうか?
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幸い家族も私が死んだことに気がついていないようだ。
それならいっそ死んだことに気づかないふりをしたまま展覧会を済ませてしまおう。
そして展覧会が終わってから気がついたことにすれば万事うまくいく。
・・・というわけで、展覧会は何事もなかったことにして開催することに決めました。
お供物、花環のご心配なく海老名市民ギャラリーに皆さんお出かけください。
山陰の田舎から海老名市までは行けませんので、残念です。関東は異国のようなもので。
海老名市というと、10年くらい前にツーリングで海老名P・Aに寄った記憶があるくらいです。
花粉症には私も四半世紀前から罹ってます。当時は六甲山に生長が早いというので植えられたヤシャブシか、それとも大ブタクサのせいかと言われていましたがやっぱり、杉だったみたいですね。