もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

爆笑

2014年05月31日 | 家庭菜園

 今日のタイトル爆笑は間違いで、麦秋が正解です。Photo











 シティーボーイとして育った私は、子どもの頃から50歳を過ぎるまで麦の収穫は秋だと思いこんでいた。
 今から20年ほど前に世田谷から海老名市に転居をして来たが、当時はまだこの地ではビール用の小麦の契約栽培をしていた農家があって、水が入る直前のこの季節にはあちこちの田んぼで麦刈りの風景が見られ、あらためて麦の収穫が初夏だったことを知った。Photo_3






 そんな農家から麦の穂を少しもらって、私も敷きわら用の麦を作っていたが、のちになって切花やドライフラワーにしても形状のいい大麦に変えた。

 こうしてこの季節の私の菜園の一角は麦の秋と初夏の花が咲き競っている。Img_4394



*この黄色い花は食べごろを過ぎて花盛りとなってしまった春菊。



 
菜園に一部を占めるくらいに咲き誇っているのはゴテチャ。Photo_9 Photo_10 Photo_5 Photo_8 Photo_7

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 頂点咲きの赤、白、ピンク、サーモンピンクの薄紙のような花びらが華麗で華やかだ。




 

 


化石探検隊

2014年05月25日 | 子育て

 あれは今からもう35年ほど前のことだった老化。

 誰が老化だ! 私が気にしている誤変換をしないでひらがなのままでいいのだ。

 家族でよく多摩川へ魚を採りに行ったことがあった。
 そんなときに小学校の先生をしていた義兄が多摩川の川床が露出しているところで、化石が見つかる・・・と教えてくれて掘りに行ったことがあった。Img_4349 Img_4346









 当時はまだ小学生だった息子も、今では4年生になる子どもを持つ父親になっていて、突然にわが子を連れて多摩川に化石を掘りに行くけれど一緒に行かないかと誘ってくれたて、今度は親子三代で化石探しに出かけてみた。Img_4352







 電車を降りて20分ほど多摩川の下流に下ると、泥岩が露出しているところがあり、30年前にはそこで化石を探す人は我家の家族しか居なかったが、今は化石探しのメッカとなっているようで、何組かの親子連の先客が来ていた。Img_4357 Img_4362 Img_4358












 そして我家の孫も何かを見つけたらしい。Img_4353 Img_4356




 普通にここらで出てくる貝や木の葉の化石ではなく、バームクーヘン状のもので、一見人工物のように見える。
 しかし、その物体は、しっかりと泥岩の中に閉じ込められていて、昨今埋まったものではない。Img_4364

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 息子と孫が1時間以上もかけて掘り出したものは鉄さびのような色をしているが、金属ではなくドロ状の塊でもっと深くまで続いている円筒状のものが途中で切れてしまったようだ。

「恐竜の尻尾の骨かなぁ」
 孫の頭の中の空想はふくらむが、とりあえず持ち帰って調べてみよう。

 今日の化石探しは、この発掘物が何であろうと、孫にとってはかなり刺激的な体験だったようで、息子が自分の子どもを連れて30数年後にまたここに来たように、この孫もおそらくまた何十年か先に、自分の子どもを連れてここにやって来るような気がする。

 しかし、そのときには私はもう居ない。


再発見・がらくた工作

2014年05月21日 | 工作
 本来の役目を無事に果たし終えて、もう出番のなくなってがらくたと呼ばれるようになったガチャポンのカプセル、アイスクリームのスプーン、ビンのふた、いろいろな空き箱など・・・Img_1104_2Img_1636_2
 これらのものが、まったく別の役割を担って再登場して活躍をする・・・・・ここまで書いてきて、ふと、自分自身の姿を思い重ねている。
 つまり、30歳の頃から60歳代までは別のペンネームで、イラストレーターとしてそこそこの仕事をさせてもらっていたが、次第に時代の流れの中から遠ざかり、いつしかフェードアウトしてがらくた化をしていたが、現在はB級アートの工作オジサンとして現役時代とは別の世界でまたそこそこの仕事をさせてもらっている。

 ま、それはともかく、こんなものが、こんな形に・・・という意外性のおもしろさで皆さんに喜んでもらっているようで、私自身も工作の考案およびPRに際して、この部分を意図的に強調してきた。

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 そrはそれで、方向性として間違っていたわけではないが、昨年夏の横浜こども科学館での異常ともいえるフィーバーの理由が、私自身も科学館でもまだ分析されていない。

 先日、あるところでまったく偶然の機会だったが、科学館の夏の工作教室の抽選にもれてしまったという親子に出会った折に「科学館では宇宙船作りの他にもいろいろな工作教室が開催されていたのに・・・・」と尋ねたところ返ってきた答えは簡単だった。2_2
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「それはあの宇宙船の工作はキットではなかったからです」
 他の工作教室はみなキットを組み立てるだけの教室でしたが・・・・。
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 いわれてみると、科学館だけではなく、木工の工作でも椅子・プランターなど材料はすべて整っていてプラモデル化していて、参加者はただ釘を打つだけになっていて、参加者の工夫を取り入れる余地は皆無だ。Img_1657_2
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そうだ!工作というのはキットではないのが本来の姿で、私が追い求めていた方向性との違いはなかったが、それを訴えることを怠ってきたようだ。

 今後のB級アートはキットではないおもしろさを強調していこう。

 



お持ち帰り

2014年05月18日 | 家庭菜園

 久々の合コンもそろそろ終電もなくなるから解散をしようということになって・・・・というお持ち帰りではなく、畑の一角のワラ囲いで冬越しをしていたシークァーサーを家のベランダに持ち帰るという話だ。
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 毎年寒くなってくると、畑に作った稲ワラで作る日溜りにミニミニビニールハウスを作ってシークァーサーの避寒対策をしている。Photo_2 Photo_6 Photo_3











 このところ仕事の忙しさにかまけて、すっかり忘れてしまっていたが、畑の一角にはポピー、カラーの花が咲き、サヤエンドウなどの収穫も始まって、気がつくともうシークァーサーにも白い花がいっぱい咲いていた。Photo_4
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 この小さな白い花も今が見ごろだ。
 
 早朝野良仕事の帰りに自転車の荷台にシークァーサーのお持ち帰りとなった次第です。Photo_7

2 こうしてシークァーサーはやっと定位置に戻りました。

 


ニワトリ

2014年05月11日 | 自然

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 暖かくなって雑草が生い茂った団地の芝生の中を一羽のカルガモが首を高く上げて歩き回っている。
 写真を撮ろうとかなり近づいたが警戒しているような素振りではあるが逃げない。

 おーいもーさん!今日はカルガモの話のようだが、タイトルを間違えて鶏って書いてあるよ。

 誰が鶏と書いた?私はニワトリと書いたンだ。 もう少し先まで読んでくれ。


 よく見るとほかにもう一羽のカルガモがクチバシを地面に這わせるような低い姿勢で背の高い雑草の中を歩いている。Photo_2
 




 タイトルにニワトリと書いたが、鶏の話ではなくこの2羽の鳥の話である。

 この時期はいろいろな鳥の産卵時期でもあることから、このニワトリの行動は営巣・産卵の場所探しかと思われた。

 しかしこの草むらは来週には芝生の刈り込み作業が始まり、背の高い雑草は刈られてしまうことになっていて、ここで産卵をしてしまうとこのニワトリの大切な巣は丸裸になって、大切な卵は猫やカラスの餌食になってしまう。Photo_3








 3年ほど前にも、すでに産卵を終えた巣だが、10個くらいの卵を残したまま抱卵をあきらめた巣をこの団地の一角で見つけたことがあった。Photo_5 Photo_6










 見掛けの判断では、産卵場所の選択の経験のない 初産の若夫婦のようだ。

 みすみす営巣放棄となるこの場所で産卵をさせるには忍びない。
 憎いわけではないが、追い立ててやるしかなかった。
 どうかもっと安全な場所を見つけてくれ・・・と祈りつつ。