もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

大人の工作・ロードショー

2009年02月22日 | 工作
 3月11日からの相鉄ギャラリーでの展覧会を前に、急遽ミニミニ展覧会を地元で開くことになった。
 以前仕事場だったところの近くのちょっと洒落た喫茶店「珈琲ふう」で、一般公開に先立ちロードショー的に私の茶飲み友達に作品の一部を観てもらうことにした。
 ロードショーのお知らせ
●日時/3月2・3・4日/午前11時~午後6時
●会場/海老名市・中新田の喫茶店「ふう」
●展示作品/ぴーなっつ人形の「忠臣蔵」松の廊下から討ち入りまでの5場と「古典落語」9話。
 新聞紙で作る「魚のレリーフ」7~8点
 その他にもう1点「がらくた昆虫標本」の展示出来るかな?

 相鉄ギャラリーは50坪以上もある一方、珈琲ふうは20席程度の小さな喫茶店で、それほど多くの作品は展示出来ず、一部の作品と言うのは正確な表現ではなく<極めて一部>というのが正しい。

 しかし、ここでは大人の鑑賞に耐える、選りすぐりの作品を並べますので近くの方は、おいしいコーヒーを味わいながら私の作品をお楽しみ下さい。
 <ふう>のコーヒーとぴーなっつ人形との相性は抜群です。
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W_2写真は忠臣蔵の発端「松の廊下」と20年ほど前に半蔵門の国立劇場・展示資料室で公開した古典落語のうち「らくだ」 



 ぴーなっつ人形の忠臣蔵は笑えます!
 観客が涙を流す浅野内匠頭の切腹の場面も、吉良邸の門前に四十七士の勢ぞろいする感動の場面でも必ず笑ってもらえます。

 ところで、ロードショーの語源は「演劇の興行に際して、宣伝のために路上で一部分を演じたところからいう」のだそうです。




畑仕事を再開

2009年02月17日 | 家庭菜園
 遅れ気味だった作品作りも急にピッチが上がり始め、何点かの作品の修復と制作が終わったところで段ボールに詰め、終わったものから制作予定表に赤いラインをひいて消して行くと、残っている作業は比較的簡単なものばかりになっているのを知ってモヤモヤと混乱をしていた頭の中は急に霧が晴れたように爽快な気分になって来た。

 気持ちのゆとりが出たところで、中断していた野良仕事を再開し、ほぼ1ヶ月振りに菜園に出て半日かけてジャガイモを植えて来た。
 ふと、ブロッコリーに目をやると、一月前にはまだ小さくて収穫の仕様もなかった脇芽はこのところの気温の高さもあって、すっかり伸びてしまって数輪はすでに黄色い花を咲かせて、もう食用にはならなくなってしまっていた。
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ブロッコリーの脇芽は花が咲く前でも固まりがばらけてくると茎は硬くなって美味しくない。

 これからの時期は採っても採っても、ブロッコリーの脇芽は伸びて来て食べきれない。
 いつもは3~4株しか植えていないブロッコリーだが、それでも食べきれずに花を咲かせてしまったのに、昨年は事情があって10株も植え、さらにその後、人から8株の苗をもらって植えてしまったために、頂果を採った後の脇芽は相当な量になってしまう。
 息子や娘の家に配ってもまだ余ってしまい、そのまま花を咲かせてしまうのでは勿体無いと、女房が友だちをあうために外出する度にむりやりブロッコリーを持たせている。



忙中閑のつもりだったが・・・

2009年02月12日 | 雑記
 「ぴーなっつ人形一座」の整備に一段落が着いたところで、天気のいい日曜日、孫に手をひかれて鎌倉散策に出かけてみた。
 作品作り全体の進行は遅れていて忙しい最中だが、連日の作業で気持ちが煮詰まって来ている。
 たまには息抜きをしてリフレッシュをした方が、効率が上がるだろう・・・と。

 息子がリーダーの一員としてお手伝いをしている世田谷のボーイスカウトの子どもたちのハイキングに、私と4歳になったばかりの孫を連れて同行させてもらった。
 私はボーイスカウトの子どもたちと知らない仲ではなく、毎年11月には私の畑に長芋の収穫体験にやって来るカブスカウトで、予告なく鎌倉に現れた私に、子どもたちも「あ、もーさんだ!」と歓迎してくれた。

 北鎌倉の円覚寺から長い階段に続き、木の根っこがむき出しになった凸凹の急坂を登って源氏山を越えて大仏に至るコースは、いやはや、このところ展覧会の準備で野良仕事ダイエットを怠たり、80kgオーバーとなっている私には少しハードでとても散策で息抜きなどというのんびりムードではなく、ボーイスカウトの列のしんがりをつとめる息子のその後から私と孫が必死について行くのが精一杯だった。  
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←急坂をパパに遅れまいとして健気に頑張る孫。


 やはり孫は途中で甘えが出て、抱っこをねだり始めたが足下のおぼつかない山道で子どもを抱いて歩くのは危険だ。
「山道は頑張るしかないからね」と励ましてやると「がんばるしかないから・・・」と復唱をしながら4歳の孫はとうとう源氏山を歩き通してしまったが、情けないことに私の方が下り坂でヒザを痛めてしまった。



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 ←この写真で見る限り、4歳の孫が私をサポートしてくれているように見える。

 途中の弁当タイムに、リーダーの一人が「もーさん何をしている人か知ってる?」と尋ねると、カブスカウトたちは口々に農家、畑仕事などと答えた。

 ビーバースカウトからカブスカウトになるまでの3~4年、私の家庭菜園に芋掘りに来る子どもたちだが、彼等とは畑でしか会ったことがないから無理もない。
 それなら、3月の展覧会には彼等を呼んで、もーさんは山芋や大根だけでなく、工作も作れることを見せてびっくりさせてやろう。





只今、楽屋裏は多忙中・・・

2009年02月04日 | 工作
Wあれ、まだメークもしてねぇで、のっぺらぼうのままで写真に撮られてしまってしょうがないな、まったく!
 3月の相鉄ギャラリーでの展示作品の中に、これまで長い間オクラ入りしていた「忠臣蔵」の公演をすることにしたために、一座の目立ちたがりたちの落花生たちは俺が、私が・・・と大騒ぎになっています。。

 公演とは言っても、実際に芝居をするわけではなく、人形たちを芝居小屋風の舞台に飾るだけのことだが・・・。
 そして、その人形たちは写真のように殻付き落花生で出来ていて、私はこの人形たちに「ぴーなっつ人形一座」と命名した

 実はこの人形たちは今から24年前の1985年4月に銀座の伊東屋ギャラリーで「ぴーなっつ人形一座・旗揚げ大公演」として初公開をしたものです。

 ぴーなっつ人形の発想の原点と伊東屋ギャラリーでの評判の様子などは「遊びの歳事記」第6話「元祖ぴーなっつ人形」(前・後編)に詳しく書いているのでここでは省くが、この文章の最後に「・・・あのときの作品は段ボールに納まって工房の隅に追いやられたままになっている。
 浅野内匠頭も長屋の熊さんも、いつかもう一度点検、修復をして日のめを見せてやらねばなるまい」と結んでいるが、ぴーなっつ人形は細かい作業が子どもの工作としては不向きなために今回まで「ぴーなっつ人形一座」の公演の機会はあまりなかった。

 各地で開催する工作展示では、小学生の親たちから私と同年輩の方々まで幅広い年代の方々が喜んで下さることから、今回の展覧会は「おもしろ工作ランド+大人の工作ランド」というタイトルにして、この「ぴーなっつ人形一座」も再度の公演の運びとなったものです。
 しかし、24年ぶりという年月の経過にいろいろな傷みがあり、目下その修復に追われています。

 忠臣蔵の名場面の他に古典落語の中からもいろいろ楽しんでいただける作品を用意しています。
 
 ♪チョン 東西、とうざ~い!
 一座の面々の迷演技を相鉄ギャラリーにてご覧下さいますよう、隅から隅までず、ず、ず~いと おン願いた~てまつりま~~~~す。
 ♪チョ~ン チョン チョン チョン・・・・・・