もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

続・続・山芋掘り

2006年11月26日 | 家庭菜園
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総勢40人という予想外の参加人数だったため、野外料理と食事のスペースが私の菜園のスペースでは対応出来ず、稲刈り後の隣の田んぼをお借りすることになった。

 1週間前の天気予報では曇り、2日前には晴マークに変わり、前日になって再び曇りという予報に変わって、前日の午後からは「曇りのち小雨」という目まぐるしい天気予報の変化にやきもきしたが、今日のボーイスカウトの芋掘りは決行することになった。

 ビーバー隊、カブ隊、一部のボーイ隊のお兄さんの応援に、リーダーと付き添いの父母を加えると総勢40人という大人数の芋掘りとなった。
 まずはカブ隊に長芋掘りの指導をしておいて、ビーバー隊は焼き芋を焼くためのたき火起こし、さつま芋が焼けるまでの間に、里芋掘りをさせながら、手の空いた子どもたちに大根を抜かせ、ヤーコン、赤ネギを掘らせる。
*私の家庭菜園ではさつま芋は作っていないが、焼き芋用のさつま芋は隣の畑のおじさんが子どもたちのためにプレゼントをしてくれました。
 この日は最高気温で12℃と寒い日だったが、子どもたちは元気に野菜の収穫を楽しんでくれたが、私の方はカブスカウトたちとの料理対決どころか、自分の料理にはまったく手をつけている時間がない。
 ややあって、付き添いのお母さん方と、自分たちの料理の準備のできたボーイ隊のお兄さんが、私の山芋料理の応援に来てくれて、長芋のポテチ、山芋のお好み焼き、甘酢漬けの3品がやっと出来上った。

 カブスカウトたちの料理もカレースープは寒い日には何よりのご馳走となり、ヤ-コンサラダ、やまかけ、チーズ揚、大根の牛肉煮など、たかが子どもとあなどれない料理を食べさせてくれました。
 またいつもはオニギリを持って来るところを、今日は2個の空き缶で飯ごうとかまどを作って、牛乳パックの燃料でご飯を炊き上げるという災害時のサバイバル炊飯を披露をしてくれて、今日の料理対決は完全に子どもたちの勝ちでした。アッパレ!!

 天気予報通りに、午後3時に急にパラパラと雨が降り出してちょっとあわてたが、雨はほんの一瞬だけで上がってくれて、無事プログラムは終了。
 安堵の気持ちで駅の近くまで子どもたちを送って、この「ひとりごと」を書きながら忘れ物を思い出した。
 応援に来てくれたお父さん、お母さん方にソバの薬味として絶品の「辛味大根」を持って行ってもらおうと思っていて、すっかり忘れていた。



続・山芋掘り

2006年11月20日 | 家庭菜園
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この季節になってもまだ葉が青々としている台湾芋と紫芋。
 台湾芋は長さも30cmくらいで木わくでなくても掘るのは楽だが、長芋掘りの緊張感はない。
 台湾芋の後ろに見えるのが長芋栽培の木わくです。


 19日の日曜日は私の家庭菜園に世田谷からガールスカウト(ブラウニ-/小学校1~3年)の子どもたち6人が二人のリーダーに連れられて長芋掘りにやって来た。
 当日は天気にも恵まれ、長芋も90cm級に育っていて、子どもたちは大いに芋掘りを楽しんでいってくれた。
 子どもたちには長芋の他に、青首大根、大蔵大根、聖護院大根の3種類の大根のうちから好みの大根を1本づつお土産に持たせているが、ガールスカウトの子どもたちは全員が丸い形が珍しいからと、聖護院大根を持って行った。
 小さな子どもたちは、大きな大根と長芋を背負って電車で帰って行ったが、あの長芋は家まで折らずに帰れたのだろうか。
 
 そして、昨日は30人近いボーイスカウトの子どもたちが長芋掘り来る予定だったが、あいにくの雨で来週に延期になってしまった。

 秋の芋掘りと言うと、さつま芋を掘って焼き芋を楽しむと言うのが定番だが、同じ芋掘りを楽しむのなら、今まで掘ったことのない芋の方がおもしろだろう。

 私は子どもの時代の楽しい体験の数(あるいは種類)が多いほど <豊かな心を持った大人> になれるという考えを持っていて(幻想、妄想かも知れないが)、わが子を育てるときも勉強一辺倒を避け、いろいろな遊びを親子で楽しんで来たが、アウトドアの不得手な私は、そちらはボーイスカウトのお世話になって親子で体験を積ませてもらった。
 
 そんな経緯があって、私が海老名市に転居をして家庭菜園を始めてからは、我が家の子どもがお世話になった世田谷のボーイスカウトとその友団のガールスカウトの子どもたちにも、他ではあまり体験の出来ない長芋掘りを楽しんでもらっているのです。

 前回の「ひとりごと」の写真のように、木わくで栽培しているのは、子どもたちが掘りやすいように作っているからで、塩ビのパイプで作ればもっと簡単に収穫できると言う人もいるが、安直すぎるのも面白くない。
 農家ではないから収穫の効率をあげるのが目的ではなく、長芋掘りの緊張感を失わず、しかも夕方4時には下北沢に帰って解散するというプログラムに合う栽培法なのである。
 40本近い長芋を植える木わくの長さは3mあり、春にこの木わくに入れる土の量は半端ではなく、長芋はいろいろ健康にいい食品ではあるが、運動不足の私にとってはスコップ1本で1週間くらいかかるこの土入れの作業が一番健康にいいようだ。





山芋掘り

2006年11月08日 | 家庭菜園
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長芋は80cmくらいの深さの木わくで栽培し、収穫時には木わくをはずして芋は側面から掘り出す。

 11月6日は朝8時から畑で山芋堀りの撮影だった。
 長芋、台湾芋、伊勢芋、紫山芋(サツマ芋ではなくムラサキ色の山芋です)など、6種類の山芋掘りを午前中いっぱいかかって撮影、午後はそれらの山芋料理の撮影でさらに4時間。
 1日置いて今日は朝から足腰が痛い!
*この日撮影の記事は家庭菜園雑誌『やさい畑』の春号(来年2月に発売)に牛坂浩二のペンネームで掲載されます。

 ン! そういえば先月にも『やさい畑』のこだわり野菜という特集ページの校正をした覚えがあるが、あれは今月出る冬号だったのかナ?

 あの校正刷りでは歯の治療中で前歯が抜けたままの写真を掲載されてしまっていたが、あの歯抜けの爺さんを見られてしまったら、もう浮いた話を書いてもリアリティーがなくなってしまうだろうナ。
 お前には歯の1本くらいあろうが、なかろうがもともと浮いた話などあるわけがないだろう・・・って?。
 ハイ、またまた見栄を張ってしまいました、スミマセン。

 長芋は巾3mの木わくで毎年40本近く育てていて、今週末には世田谷のガールスカウトが、来週末にはボーイスカウトの子どもたちがそれぞれ収穫体験にやって来る。

 ボーイスカウトのリーダーからの連絡では、子どもたちはもーさんと野外料理の対決をしたいといっているらしい。
 何を 小癪なこわっぱたちめ!
 秘伝の山芋料理の隠し技で返り打ちにしてくれるは・・・・と思ったが、子どもたちの人数分の料理を作るのは大変だヨ!
 
●「遊びの歳事記」に「第9話/小石の虫たち」をアップしました。

  



500円のDVD

2006年11月02日 | 雑記
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 このごろ500円で昔の映画のDVDがいろいろ出回っていて嬉しい。
 嬉しい理由は何と言っても安いことだ。
 さらに私たちの年代(1939年生まれ)は、娯楽として映画が全盛の時代であったが、もう出会うことはないと思っていた懐かしい映画、当時見逃していた名画にまた出会えたことがとても嬉しい。

 ただ惜しむらくは、著作権法とやらの関係上この500円DVDは私の青春時代ちょっと前までの名画に限られている。
 それでも、小学校から中学校時代に観た映画/仔鹿物語、名犬ラッシー、ジャンヌダーク、キングソロモン、白雪姫をはじめとする一連のディズニーアニメーション・・・。
 当時評判の映画だったが、まだ幼くて観ていなかった映画/聖衣、サムソンとデリラ、シェーン、真昼の決闘、黄色いリボン、第3の男、自転車泥棒・・・などなど思わず買ってしまったDVDが30枚ほど溜まってしまった。

「溜まってしまった」と表現したのは、私の自宅にはビデオデッキもDVDプレーヤーも置いていない(機械の操作に不慣れだからビデオやDVDを観る習慣のない昔人間なのです)。
 したがって、これらの名画を観るのは仕事場のパソコンで見ることになるが、500円のDVDはディズニ-アニメ以外は吹き替え版ではなくて字幕版だから、画面に集中せねばならず<ながら鑑賞>が出来なくて、最初からENDマークまでを一気に鑑賞する時間がとれない。
 1日に15分、20分と細切れ鑑賞となり、1本の映画を5~6回に分けて観ることになる。
 それも毎日見られるわけでもないから、結局1本観終えるのに半月から1ケ月かかることになって、購入しては来たが未開封のDVDが溜まってしまうことになる。

 しかし、上映期間のある映画館の映画と違って、DVDならいつでも観られると言う気持ちがあったが、記憶力、判断力の退化、老眼+白内障の眼、腰痛、体力、気力の低下などなど老化現象が顕著になってくると、DVD自体に上映期限がなくても、こちらの鑑賞能力に期限のあることに気がついた。
 アラン・ラッド、ジェイムス・スチュアート、エリザベス・テーラー、アンソニー・クイン、ゲーリー・クーパー、ケーリー・グラント、オードリー・ヘップバーンなどなどの出演していた、あのころ(60年前)の名画はまだまだあるが私の中での優先順位は、仕事→孫の相手→家庭菜園→そしてDVDで映画の鑑賞という順だから、がんばらないと間に合わない。

 何に間に合わないのかって?
 健康寿命ですヨ! 仕事をしなくなってDVDを観る時間はたっぷりあっても、頭が鮮明でなくてただ眺めているだけでは映画も楽しくないでしょう。
 今でも細切れ鑑賞をしていると、終わりの方を見るときには最初の方を忘れてしまっていることがしばしばあるのだから・・・。

●前回の「ひとりごと」に<つんつんぱぱ>さんからコメントをもらい「ブログぺっとのイモムシは、マウスポインターをイモムシに近付けて大きくなった頭の部分を数回クリックすると、爆発していろいろなキャラクターが現れるという遊び方」をするのだそうです。
 ご指摘ありがとうございました。