もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

ウイスキー

2011年04月27日 | 交遊録

 普段からあまり飲む方ではないから、ビール、焼酎、日本酒、ワインなど
何でもそこにあるものを口にするだけで、自分で飲むアルコールを選ぶことはない。
 

 30代のころ「月刊・面白半分」「オール読み物」「夕刊フジ」などにコンビでルポをしていた阿奈井文彦さんと昔の編集者を交えて、久々に新宿で会うことになった。

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 1977年に阿奈井さんと「オール読み物」に連載をしていた頃のルポの絵。
 
 待ち合わせの居酒屋に着くと、すでに二人は先に来ていてテーブルには阿奈井さんのボトルキープのウイスキーが出ていた。

 何と懐かしいことだ・・・。

 いやいや、懐かしいのはこの顔ぶれのことではない。
 この顔ぶれで酒を飲むのも09年の秋以来だから久しぶりではあるが、ウイスキーのボトルを見るのは何年ぶりのことだろう。

 少なくとも世田谷から海老名に転居してちょうど20年になるが、ここに来てからウイスキーを飲んだ記憶はない。

 20代の頃はウイスキーが全盛でサントリーレッド、ブラックニッカなど一本500円で買えた安いウイスキーで盛り上がれたものだった。

 酒って流行があるんだね!

 昔は焼酎なんてフツーの人はあまり飲まなかったもンな。

 そんなことを思い出しながら、東北大震災と面白半分時代の執筆仲間の消息が話題の中心となる。

 三人とも若かったころと違ってもう遅くまで飲むこともなくなり、9時前には夜の新宿で別れを告げることとなった。
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夜の新宿・中央の二人が阿奈井さんと編集者の後姿

 久々に口にしたウイスキーはかなり薄めの水割りだったが、それでも私の中で郷愁を呼び起こしたようだ。

 今度は寝酒にウイスキーを買って来よう。

 しかし、私のペースではおそらく一本のウイスキーで3年はもつだろうナ。
 今でも寝付けぬ夜に飲む酒は、1年に2~3本のカップ酒で間に合っているから・・・。


キクイモ

2011年04月22日 | 家庭菜園

Photo 「あまり美味しくはないよ」
 野良仲間からそういわれて種芋を1個だけもらって植えてみたキクイモだったが、これが私にとっては大当たりの味だった。

 もっとも、キクイモ自体には何の味もまたクセもなく、そのままでは決して美味しいものではなかったが、醤油漬け、味噌漬け、粕漬けにしてみたところ、特に味噌漬けにしたキクイモは 名古屋に行ったときには必ず買ってくる「山ごぼうの味噌漬け」に味も食感もそっくりだった。

 シャキシャキというか、カリカリというか、またはポリポリというか、その歯ごたえ、食感をどう表現をしたらいいのか迷うが、キクイモはこの食感が最高なのだ。

 酒粕に漬けたものも美味だった。
 醤油漬けも悪くはないが、しかし八丁味噌に漬け込んでシャキシャキした歯ごたえの味噌漬けが私の好みに一番フィットした。

 今年はもっとたくさん植えようと、種芋用にと秋の掘り残しを探してみると、根元からかなり離れたところからもイモが出てきて、丹念に掘ってみたら土の中からまだ1kgも出てきた。

 ラッキー!!
 もう秋まで食べられないと思っていたキクイモがまた手に入った。

 芽が出かかっていた8個をタネ用として植える。

 残りは味噌に漬け込んでしまうが、丸ごと漬け込んだものは2ヶ月くらい後、スライスして漬け込めば1~2週間後に食べられると本には書いてあったが・・・・。
 待ちきれずに、漬け込んだ翌日に食べてみたがそれでも充分に美味しかった。


福井の熟女

2011年04月18日 | 交遊録

 熟女シリーズの最後の登場は「福井の熟女」だが、まだ会ったことのないメルトモなので、本当はヤングレディーで熟女ではないのかもしれない。

 しかし、私を含めてこのブログの読者の皆さんも知らない人なのだから、勝手に熟女ということにしておこう。 

 福井の熟女Tさんは野良友でもある。
 野良友といっても先方は本格的な米農家で、こちらは単なる家庭菜園なので規模も格も大違いだが、Tさんも私も「珍しもの好き」という共通点で、年に2~3度のメール交換にすぎないがメルトモになってもらっている。

 昨年の春に、珍しもの好きの福井の熟女さまに「食用ホウズキ」の苗を育てて送ったが、昨年の猛暑のせいで福井ではたった3個の実しか着かなかったという。

 ところで、私の畑の食用ホウズキはというと、もっとひどくて秋口まで1つも実がつくことがなく、秋になってようやくついた実は、種が取れるまでに熟すこともなく枯れてしまった。

 そのことを私のブログで知った心やさしい福井の熟女さまは、たった3個しか成らなかった実のうちの1個を、今年の種を採るようにと送ってくださったのだ。

 おかげで今年も食用ホウズキの苗作りが出来る。

 まず、発芽温度の高い食用ホウズキの種を湿らせたティッシュで包み、これをさらにビニールの袋に入れ、肌に貼り付けて24時間体温で暖める・・・と、8日目に種から根が出てきた。

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 根の出た種をポットの土に埋め、ポットは発泡スチロールの保温箱に入れて暖めると今度は4日目に
発芽して、楊枝の先くらいの小さな双葉が出てきた。
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 これから植付け頃の30cmくらいの苗に育ちあがるまでにいろいろな難関があって、まだまだ前途多難である。

 このあともう少し気温の上がるのを待ち、今度は種を直接ポットに蒔いて自然の気温でも発芽させる苗作りを試みるつもりでいる。

 この食用ホウズキは栽培に関するネット上の情報がきわめて少なく、ほとんど手探りでの栽培だが、3年目の今年は何とか成果をあげたいものだ。

 福井でもそろそろ食用ホウズキが芽を出している頃だろうか?


ひるワイドの熟女

2011年04月14日 | テレビ番組

「どうしてまじめにやりますではいけないんだろう!!」
 熟女コメンテーターが昼のワイド番組の中で息巻いていた。

 東北巨大地震のボランティアを募集していた団体に申し込みに行ったら、連絡先のほかに「何が出来るか」を書く欄があって、特に出来る事もないひるワイドの熟女は「まじめにやります」と記入して拒否をされたと憤慨をしていた。

何が・・・」を問われているのに対して、「どんな態度でやります」では問われた事に対する答にはなっていないことくらいは作家という肩書きを持つひるワイドの熟女にはわかっているはずだ。

 それとも、テレビ文化人の私がボランティアをしてやろうとしてるんだから、何も出来なくてもありがたいであろう・・・という傲慢さ故の憤慨なのだろうか?

 熟女はいったい何に対して憤慨をしていたのか理解に苦しむ。

 100歩譲って、まじめにやりますという答が通るとすれば、他のボランティアたちが「真面目にやっていない」ということになってしまう。
 大変に失礼きわまりない話だ。

 未曾有の大震災に対して、日本中で大人から子どもまで「自分に何が出来るか」と自問をしているときに、何の役にも立てない自分の生き方を考え直す機会にでもしたいものだが、未熟な自分をムキになって正当化しているしようとしているひるワイドの熟女のあさましい一面を見てしまった。

 

 遊び心が信条のブログで、ついムキになってしまった。

 反省!

 次回からはまた「まじめにやります」
 


世田谷の熟女

2011年04月10日 | 雑記

「先週収録が終って、モーさんたちをお送りした後ですが・・・」

 今から28年前のことだが、私がNHKの番組に出たとき、当時はまだ二十歳前後で世田谷のボーイスカウトでお手伝いをしてくれていたA子ちゃんにアシスタントとして一緒に出てもらっていた。

 2週目の収録にNHKを訪れたときに担当のディレクターがそう切り出した。
 私たちを乗せた車の後ろで待機していたタクシーの運転手が、「今乗っていった女の人は何ンという名前の女優さんですか?」とA子ちゃんのことを訊ねたというのだ。

 A子ちゃんは知人の娘さんで、自分の子どものように接してきたから、あまり異性として見たことはなかったが、女優さんと間違われたくらいだから客観的にはかなりの美人だったようだ。

 当時の美少女も今では熟女と称される年齢になり、あらためて見てみると私の友人知人、婆ールフレンド、茶飲み友だちなどをグルっと見渡してもその中では二番目の美しさだ。

「A子さんが二番目だというと、モーさんのお友だちの中で一番きれいな人って誰?」

「それは決まっているでしょう、今このブログを読んでくれている貴女のほかに誰がいますか!」

 それはともかく、彼女は後にみそめられて宮家に嫁いだが、今でもボーイスカウトのリーダーとして毎年11月には私の菜園にカブスカウトの子どもたちを連れて長芋堀りに来てくれている。
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 左端の女性が私の展覧会にカブスカウトを連れてきてくれた時のA子ちゃん。

「へー 宮家の妃殿下とはすごいね、で、その宮様ってどなたなの?」

 宮様って? 妃殿下? あ!ミヤケのこと・・・・? 

 ゴメン ゴメン、これは三宅宮家の誤変換で、三宅○○君というこれまたイケメンだった青年実業家のもとに嫁いだという話だ