ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

日本W杯出場

2009年06月07日 01時18分30秒 | ニュースの中から
日本W杯出場。
いつもはとっくに寝てる時間だけど、久し振りに遅くまでテレビを見た。
日本対ウズベキスタンのサッカー。
日本がかろうじて勝って世界で一番早く来年のW杯出場を決めた・・・らしい。

この試合を見てて、感心したのは、日本のディフェンスの良さと決定打。
今まで日本は決定打不足とさんざん言われてきたけど、決定打不足はウズベキスタンの方。日本は数少ないチャンスをよく生かした。

それからサッカーではホームとアウェイでははっきり違うということがよくわからなかったけど、この試合でよくわかった。
それはどうやら観客の声援の問題というよりは審判の問題らしい。
もちろん日本のプロ野球でも少しはあるかもしれないけど、サッカーほど露骨ではない。
今度の試合ではその露骨さがはっきり出ていた。
そもそも主審も副審もシリア人で占められているということからして、なによりも怪しげだ。
日本は前半1点取った後、2点目をオフサイドにされてからがたがたときたようだ。

そもそもオフサイドというルールがなんで必要かわからない。(サッカーには詳しくないので)
点が入ったと思ったとたん「オフサイド!」ではしらけてしまう。
これは野球の「振り逃げ」とおなじくまったく不要なルールではないだろうか?
それから試合が始まるとき「キックオフ」というのもわからない。
電源を切るときオフ、いれるときはオンというように、試合が始まるときキックオンといってくれたらわかりやすいのだけど・・・。

まあともあれこれで日本もW杯出場。
今度は少なくとも1勝くらいはしてほしい。
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茶碗蒸し

2009年06月06日 09時09分18秒 | 雑感
茶碗蒸しはいかにも間が悪い。
和食界のKYといわれている。
和食のパーティーのとき途中でふとその存在に気づく。
「ははぁん・・・」
でも見ない振りをして、酒を呑み肴になりそうなものをさがして食べる。
そして終わり近くになって、「あれっ、何だろう?」と今気づいたかのようにその蓋をとる。
「やっぱり」
そうそれは、やっぱり、なのだ。
そしてスプーンで一口。
「やっぱり」
そうそれはやっぱり生ぬるくなっている。
そして「あんた、どうしてここにいるの?」
と、声をかけたくなる。
別に茶碗蒸しがここにいなければならない必然性などない。
たまたま・・・
ほんのついでに・・・
一品稼ぎに・・・
いるに過ぎないのだ。

そしてあらためてその姿をしげしげと見つめると妙なことに気づく。
そもそも茶碗蒸しはスープなのだろうか、それともおかずなのだろうか?
スプーンがついているところを見るときっとスープなのだろう。
でもそれならどうしてスープ皿でこないのか。
それにあの小さなスプーンも食べにくくてしょうがない。
あの茶碗も変だ。茶碗といいながらも、茶碗蒸しの茶碗でお茶を飲む人はいないだろう。
スープをスプーンで飲むにも底が深すぎる。
やっぱり茶碗蒸しはスープではなくおかずなのだろう。
茶碗蒸しを「飲む」とは言わない。
茶碗蒸しは「食べる」ものなのだから。
それで茶碗蒸しを食べるために箸も必要になってくる。

茶碗蒸しは一見、卵しか入ってないように見える。
でも箸でかき混ぜてみると、他にもなにやら入っているのがわかる。
ギンナン、ゆり根、そして申し訳程度にカシワ。
このうちカシワ以外は食材としてはマイナー。、
いわばリストラされて他に行き場がない人を集めてパートで再雇用したようなものだ。
そしてそれをわからないように卵で隠している。

ところでギンナンの変わりに栗を入れるところがあるらしい。
これはきわめて遺憾なことであって、ただでさえ働き場所の少ないギンナンの貴重な職場を奪わないで欲しい。
栗には「もっとあんたにふさわしい職場はあるだろう」といいたい。
それでもギンナンはまだ居酒屋という職場がある。
ところがゆり根はここしかないのだ。それでたとえギンナンを入れ忘れることはあってもゆり根だけは忘れないで欲しい。
それから春菊。
子供のころ家で食べていた茶碗蒸しには必ず春菊が入っていた。
ところが春菊が入っている茶碗蒸しには最近お目にかかったことがない。
茶碗蒸しに春菊を入れるのは日本の常識ではないだろうか?
それに春菊もマイナーな食材なので、同じマイナー仲間のギンナンやゆり根とよく合う。
昔は茶碗蒸しはお客さんに出すちょっとしたご馳走だった・・・ような気がする。
でも今では客にも出さない。
春菊を入れなくなってから茶碗蒸しの堕落が始まったのではないだろうか?
・・・と、勝手に想像している。
もっとも子供のころは春菊が大嫌いで、いつも最後まで残っていた。

ところで和食のパーティーに話を戻すと、ようやく茶碗蒸しを食べ終わったころ、
ダメ押しのご飯と吸い物が出てくる。
「もうこれで終わりだからね!待ってても何も出ないよ」
するとまたあらためて悩む。
茶碗蒸しってスープなのだろうか、おかずなのだろうか。
スープだとしたらスープが続けて2皿出ることになる。
どうも茶碗蒸しの出る順番が違うのではないだろうか?
かといって茶碗蒸しをいったいどこで出したらいいのか・・・。
どうも茶碗蒸しはどこで出てきてもなんか居心地が悪いような・・・、
かといってこういう場ででもない限り、他に出る場所があるのか・・・。
なんて茶碗蒸しを見るたびに悩む。

別にいなくてもかまわない。
でもいたらなんとなくほっとする。
きっと茶碗蒸しは和食界のなかの癒し系なのだろう。
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蛍の夕べ~イベントのお知らせ

2009年06月05日 10時02分35秒 | 田舎暮らし
梅雨入り間近。
近所では田植えもほぼ終わり、かえるが一段と元気よく鳴き始めました。
蛍の頼りもぽちぽち。
これから蛍の季節を迎えます。

前お知らせした「蛍の夕べ」のイベントは来週の土・日です。
まだ今からでもいけますので是非ご参加下さい。
でも予約はお早めに!

蛍の講演会の講師は河本雅視氏。
長年小中学校で理科の教師を勤める傍ら、蛍の研究を続けてこられた方です。
NHKテレビなどでも何度もとりあがられ、特に蛍に関しては、「蛍に対する農薬の影響」や「蛍の養殖と研究」や「蛍の成育と自然保護」
などの研究で数々の賞を受賞されています。
今回は肩のこらない「蛍の話」
ぜひお気軽にご参加下さい。

詳細はこちらです
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廃鶏

2009年06月05日 03時04分47秒 | 鶏の話
廃鶏10羽は毎日7~8個は卵を産んでいる。
それなのになんで廃鶏?

実は産み疲れで卵の形がいびつなものや殻の色がむらがあるものなど、もありこれじゃ売れないな、というものも2~3個はある。
もちろんそれでも自給用には少しも困らない。

卵も野菜もどうやら食品よりも前に美術品らしい。
消費者はまず色や形に金を払う。

消費者は卵はS・M・L・LLしかないと思っているのだろうか?
SSもSSSもLLLもあることを知ってほしい。
これらは規格外ということで流通にのることはない。
昔は黄身が2つある大きな卵がたまにあって、たまたまそれに当たると得した!と思ったものだけど、今ではそんなことはまずない。
流通以前に規格外ということではねられているから。
もしこれらが流通にのることができたら消費者はもっと安い卵を買うことができるだろう。

野菜も同じで、小さな野菜や虫食い野菜などは流通以前にたいていはねられる。
野菜の品評会でも賞を得るのは、大きくて形のいいもの。味はまったく考慮されない。味見して決めることはまずないから。

日本の農業が工業に比べて著しく遅れている原因のひとつに歩留まりの悪さがあるだろう。
規格外ということでいったいどれほどの農産物が無駄になっていることか・・・。
農家はこの歩留まりを上げるために化学肥料を使い自分の身体を犠牲にして農薬を撒いてきた。
そして消費者もまた、多分・・・、自分の身体を犠牲にして「美術品」を求めてきたのだろう。
でも知ってほしい。卵も野菜も美術品ではなく食品だということを。
すると消費者はもっと安い野菜や卵を手に入れることが出来るだろう。
鶏ももっと長生きすることが出来るだろう。
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雲仙

2009年06月04日 02時58分48秒 | 田舎暮らし
久し振りに長崎からの帰り雲仙に寄った。
雲仙は観光地というよりは保養地。
雲仙に観光で泊まった人はきっとものたりない感じを受けるだろう。
たいていの人は地獄を見て、仁田峠にいって、ロープーエーにのって、景色を見て・・・それだけなのだから。
夜も他の温泉街と違ってひっそりとしている。
でも保養地としてはそこがいいところで、1泊ではなくせめて2泊はしたいもの。
最もこう書いてる本人が1泊どころか、いつもあわただしく通り過ぎるだけなのだから世話はない。
今回も温泉に入るわけでもなくいつものように仁田峠にちょっと立ち寄って平成新山を見てさっさと退散した。

かって多くの犠牲者を出した平成新山も今ではすっかり落ち着いているようだ。
まだ入山禁止で土砂崩れもおきてるようだけど、草も生えてかっての火砕流の跡がなだらかな草原になって島原まで続いている。



火砕流の後で早く草が生えるように飛行機から種を蒔いたそうだ。
そして蒔いてないところと蒔いたところを比較したら結局は同じだったという。
人間の力なんて自然の力に比べたらたかが知れている。
どんなに飛行機から種を蒔いても、ほんのちょっぴり草が生えるのが早かっただけの話。
それなら最初から何もしないで自然に任せたほうが良かったのだ。

雲仙といえば高校のころ友人2人と長崎から歩いて雲仙・・・島原、まで行こうとしたことがある。
朝早く長崎をたって、ひたすら歩き続けて夕暮れ千々石というところまでなんとかたどり着いた。
そこで旅館に泊まった。
みんな足に大きな豆を作って、ぐったりと眠った。
翌朝、全員ダウン。
それでバスで雲仙まで登った。
それから気を取り直して、島原に向かったのだけど、通りすがりの車の人に声をかけられて、車に乗せてもらった。
そしてそのまま島原まで行き、列車で帰ってきた。
意気込みとは裏腹にさえない旅だったけど、いまではいい思い出になっている。



(写真は千々石、山頂が雲に隠れているのが雲仙)
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廃鶏がやってきた

2009年06月03日 08時50分36秒 | 鶏の話
去年はヒヨコを孵すのに失敗して、
鶏は12羽まで減ってしまった。
そのうえ半分は雄鶏。
さらに6羽の雌鶏のうち2羽はなかなか卵を産まないウコッケイ。
というわけでまともに産む鶏はたったの4羽!
自給にも事欠くようになってしまった。

そこでついにたまらず雌鶏の補給。
近くの自然養鶏をしてる人から廃鶏10羽もらってきた。
廃鶏といっても生まれてから、まだ1年半。
我が家では3年~4年くらいは飼うのでまだ現役なのだ。
排卵率が落ちて養鶏業としては効率が悪くなっただけの話。
自給用には少しも困らない。

普通新参者は他の鶏からいじめられるけど、10羽一度となるとさすがビックリしたのか、いじめられないで済んだ。
もっとも一応仕切りはしたのだけど。
ともあれ大きな喧嘩もすることなく、今のところ平和に収まった。
これで明日から、自給用の卵だけは何とか確保できそうだ。
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軍艦島

2009年06月02日 07時08分10秒 | 田舎暮らし
久し振りに長崎に行った。
そして何十年かぶりに軍艦島を見た。
上陸できるようになったので上陸したかったのだけど、
船が運休だとかで、対岸で見ることにした。

遠いのでよくわからないけど廃墟の崩壊はだいぶ進んでいるような気がした。
昔はもっとはっきり軍艦の形をしていたように思う。

かってそこは炭鉱で賑わい世界一人口密度が高かった島。
日本初の鉄筋の高層アパートが立ち並んでいた。
でも今では誰も住んでいない、世界で一番人口密度の低い島。

そしてすべてが崩壊した後、軍艦島は消えても端島は残る。
対岸の高島海水浴場の浜も昔のまま。
人のいない白い浜に貝殻が輝いていた。

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雌山羊宣言

2009年06月01日 06時29分47秒 | 山羊の話
今度生まれた子山羊。
迷った挙句、雌山羊宣言。
それらしいものが着いてたので雄山羊かと思ってたけど、着いてる位置が違うし、場所もちょっと違うし、排尿の仕方も違うし・・・?
それできっと7割くらいの確立で雌では・・・という気がしてきた。
メスだとなるとこれからずっと飼うことになる。
それで今まではなつかなくても、まぁいいかぁ・・・、と思ってたけど、
こうなると無理やりでもなつかせることにしよう。


しかし今度の子山羊はやっぱりなんか変。
今まで雌雄の判別に迷ったことはない。
シバ山羊やトカラの雑種と純粋のザーネンに近い山羊との違いだろうか?

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