2日目。やっと映像が現実味を帯びてきた。
最初の日は高所から見下ろしていたので人の顔が見えなかった。
阪神大震災のときもそうだったけど、あまりにマスコミの映像と現実は違っていた。
きっと今度もそうだったのだろう。
人の目線で見るのと飛行機やヘリコプターの目線で見るのとはまえるで違う。
そのほんとうの違いはきっと被害者でないとわからないだろう。
マスコミは阪神大震災のときの教訓をどれほど生かすことができたのだろう?
民放は相変わらず東京集中。
それてスタジオから映像と被害地の地元のテレビ局近辺の映像に頼るほか無い。
組織力と資金に勝るNHKはさすがにヘリコプターによる映像がメーンだったけど、それも都市部だけ。
それも何度も何度も同じ映像の繰り返し。
どうして青森から茨城くらいまでの海岸をヘリコプターを走らせてとらなかったか。
それをやったら被害の全貌がわかり特に被害がひどいところから優先的に救助することができただろう。
民放にそこまで求めることは無理だったかも知れないけど、NHKだったらできただろうし、みんなから受信料をとっている以上それだけの責任はある。
それを同じ映像を何度も流すことによって無駄に時間を使った。
それでもっと大きな被害が予想された小さな町や漁村が取り残されている。
もちろん政府が真っ先に情報収集に当たるべきだろうが、政府にそんな能力は無い。
政府もまたマスコミに頼っている。
それに政府が情報収集してもそれが正確に知らされることはほとんど無い。
役人は情報を国民の目から隠すことが自分たちの仕事だと思っているから。
原発事故の政府発表もきな臭い。
故意に隠そうとしても事実はとても深刻な状況であることはすぐにわかる。
それがマスコミと政府発表との違いだ。
政府の発表など信用できるものか。
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