酔いの旅

酔って酔って酔いどれて、

ただただひたすら光明を求めつつ

酔って酔って酔いどれてきた。

でも・・・いったい・・・

いったいその先に何があったか？

・・・何もありはしなかった。

ただただ酔いの世界がむなしく続くだけだった。

酔って酔って、酔いどれて・・・

ただただこの世界を逃れようと、

苦し紛れに、今日もまたまた酔いどれている。

酔って酔って酔いどれて、

ただただひたすら光明を求めつつ

酔いの旅を続けている。

水仙を植えた男

昔々フランスの過疎の荒れ果てた村で、

ひたすら木を植え続けた男がいた。

誰からも顧みられず、馬鹿にされ続けながら、

ただただひたすら木を植え続けた。

そして、その結果、緑がよみがえった！

小鳥たりが帰ってきた。

やがて村を出ていった人たちも帰ってきた。

村が蘇った！

この「木を植えた男」の話のように、

「水仙を植えた男」になろうと思った。

木を植えただけで村が蘇るかい！・・・なんて思いつつも、

「水仙を植えた男」になろうと思った。

きっととっても偏屈、

きっととっても人間嫌いの

「木を植えた男」のように、

「水仙を植えた男」になろうと思う。

水仙

今日も春！

西洋水仙が日ごとに輝きを増している。

しとやかなしとやかな日本水仙、

ほんわり甘い香りの日本水仙、大好きだけど、

西洋水仙はやっぱり写真映えがする。

さあさあ、思いっきり咲いてくれ！

この農園をはみ出すほどに咲いてくれ！