ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

枇杷

2013年06月28日 18時45分48秒 | 田舎暮らし


我が家には何本か枇杷の木がある。
ここに来たときからあった枇杷の木は実をつけることがなかった。
近所の人も言っていた「実をつけたことを見たことない」
そう、実はつけるのだけどみな途中で落ちてしまう。

それでこれじゃいかん!剪定した。
剪定と言うか、ヤギは枇杷の葉が大好きなので、枝を切っては山羊にやった。
するとそのうちぽつぽつ実がなり始めた。
そして今年はいっぱいに生った!・・・小さいけど、実が!!

食べてみたら甘酸っぱい。
う~ん、まあ・・・プロが作った枇杷と比較するわけにはいかないけど・・・
でもね、いっぱい実が生ったんだよ!!

食べてみたら・・・
うんうん、そうそう、これが本当の枇杷なんだよ。
市販の大~きい、甘~い、枇杷の実じゃなくって・・・
うんうん、そうそう、これが本当の枇杷なんだよ。
人口的に育ててる枇杷の実じゃなくって・・・
わざわざ手数をかけて99%まで摘み取って・・・
そんなことして作った枇杷じゃないんだよ。

そしてこの甘酸っぱい実を食べて思い出した。
子供のころ実家の長崎で食べた枇杷の味を。
確か庭に2本あったなぁ・・・
何の手入れもしてないのに毎年よく実が生ったなぁ・・・
そしてそれを食べるのが楽しみだった。
なんて・・・
そうとっても懐かしい味だった。

それが・・・
どうして?
どうしてみんなこの懐かしい味を食べなくなったの?
枇杷だけじゃない、グミ、クワ、ユスラウメ、キイチゴ、アケビ・・・
こんな自然の贈り物をみんな食べなくなった・・・
それで農家はものすごい手数をかけて・・・
ものすごい農薬をかけて・・・
自分たちの健康におびえながら・・・
農薬をかけているんだよ。

自然の贈り物をみんなそのまま食べたら、
ずっ~~と、安くて、
ずっ~~と安全な果物を、
みんな食べることが出来るんだよ。
コメント
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