ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

チャボの抱卵・・・その後

2012年05月02日 18時21分16秒 | 鶏の話
今にも死にそうな鶏がいる。
鶏小屋に入るたびに、まだ生きてるだろうか・・・?
と、恐る恐る入る。
そして生きてることがわかってほっとする。
このような状態がもう10日も続いている。
ものすごい生命力に関心するとともに、
どうしてそんなにがんばるの?
早く死んだほうが楽なのに・・・とも思う。

チャボが卵を抱いた。
でもこのチャボ、とっても臆病で他の鶏が近づいてくると、直ぐに逃げ出す。
それで今まで一度も抱卵に成功したことがない。
でも今度はちがった。
他の鶏が近づいても抱き続けている。
それで他の鶏が同じ部屋で卵を産み、
最初3個抱かせたのに、そのうち4個、5個、6個・・・
と増えていった。
他の鶏が産み落としたのだ。
しかし小さなチャボが6個も抱けるわけもなく、
いつまで経ってもヒヨコは生まれない。
どの卵をどかせたらいいのかも、印はつけてたのだけど、消えてわからない。
予定日の21日過ぎても・・・
まだ抱き続けている。
でもヒヨコが孵る気配もなく、
このまま続けたら・・・いったいいつまで抱き続けるのだろう?
もう見ていられなくなって、1週間過ぎて、思い切って抱くのを止めさせた。

生きるのは難しい。
生き続けるのはさらに難しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする