ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

雨が降り続いている

2008年08月28日 06時21分34秒 | 田舎暮らし
雨が降り続いている。
山羊小屋工事が進まない。
そして所在なげにただ空を見つめるばかり。

こんなときは晴耕雨読の「雨読」。
本を読めばいいのだけど、なんか気になって
家の中でもそわそわ。
それに山羊や鶏は雨だからといって、食べるのを休んではくれない。
それで雨の合間に草を刈りに行く。
すると傍若無人に生い茂った草を見て「おのれ!」とばかりやたらと刈りまくる。
というわけで雨の日もなかなかゆっくりしていられない。

こんなとき来客があるといい。
それをよいことにのんびり時間をつぶすことができる、
しかしよく晴れた忙しい日には客は来てもこんな日にはたいていこない。
こちらから行けばいいのだけど、根が出不精なのでなかなか、まして雨の日には行く気にはなれない。

客といえば都会の人はたいてい電話連絡してからくるけど、田舎の人はたいてい連絡なしに突然やってくる。これが都会と田舎との違い。
田舎の人は、余計な気遣いをさせたくない、という気があって連絡しないでやってくるのだろうけど、あるいは単に電話をするのが面倒、なんてことかも知れない。

最初ここに来たときはよその家に行くときは必ず電話をしてから行ってたけど、だんだん連絡なしに訪問するようになった。きっとそれだけ田舎者になってきたのだろう。

でも連絡しないで行くとなんか悪いような、なんか仕事の邪魔をしているような気がしてくる。そしてどうも落ち着かなくて、そわそわしてすぐに帰りたくなる。
そのため「せっかく来てくれたのに」と思ってる人に、かえって悪い思いをさせたかな、なんて思ったりもする。

来客は好きなのだけど、訪問は苦手。これは昔からのことで、歓迎されればされるほど身の置き所がなくなってしまう。かといって粗末にされるとこれまた気分が悪い。さりげなく扱ってくれるのが一番いいのだけど、これが一番難しいかもしれない。

我が家に泊まりに来る客にもさりげなく、自宅にいるような感じになってくれるような応対をしようと心がけている。でもはたして、どんな感じを持って帰ってくれたのだろうか?
コメント (2)
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