柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

不安

2011-05-17 08:00:22 | Weblog
福島原発、実は大事故だったという顛末です。よくもこれだけ隠してたな、です。東電はわかってた?わかってたでしょうに。政府は?聞いてたでしょうね。でもどうしたらいいかがわからない。何とかしろと、初めから伝えられているように菅さんは怒鳴るだけで。東電は原子炉を潰したくないから、今までの手抜きを見つけられたくないから、アメリカやフランスの援助を断る(ように政府に頼む)。早くなんとかしろ。何とか終息させたら、早くに抑え込めたら、実はあの時に・・も許されるんだと、待てど暮らせどの時間の経過にイライラしていたんでしょうが、隠すより現わるるなしの格言通り、漏洩を抑え込む前に全貌が露わになっていきます。細野急ごしらえ大臣もえらい役回り、ポスト菅のその後くらいを狙うには今苦労しておく、苦労していることをアピールすることが大事と心得ているんでしょう。あんたが尻尾振ってた小沢さん、いったいどこ行ったの?やはりレベル7でしたか。週刊誌や月刊誌にはこの評価にも轟々の非難が響いてますが。
 橋下大阪府知事、ぶちあげてます、儀式で国歌国旗に対して起立しない公務員(端的には卒業式や入学式での公立校の教員たちでしょうが)はクビにするような条例作ると。府議会を制覇しましたからね維新の会が。できることなんでしょう。よろし。私はこっちの意見に賛成する者ですので拍手です。公務員が国歌国旗を否定するなら辞めればいい、起立しないのは府民への挑戦と捉える、と言ってます。うむ、歯切れ良くてわかりやすくて、やっとこんなこと言う首長が石原さん以外に出たかと感激モノではあるのですが、しかし、何だか危なくもありますかこの男。こうやって府単位の条例をどんどん作っておいて、次には大阪市長に下りて抉る。そういうシナリオだそうですからね。大人口の大阪市を抑えないと改革は進まないという考え方です。大阪に住んだことはないですが、大阪人気質、大阪のおばちゃんがあれだけブランド、全国区的認知を得ているのはそれだけ存在感があるからです、東京の向こうを張れるのは大阪しかありません、だから今立つ!のでしょうが、一方で生活保護者の多さとか外国人問題、西成で象徴される「もう一面の大阪らしさ」がきっと目障りなんでしょう。左翼者の一掃を図る、ですか。そのためには大阪市だ、と。行けるんでしょうね。大阪人が好きそうな展開ですから。こうやって私のような全国のトンガリを味方につけて、一般的な大阪人を煽って勝つ。勝算ありなんでしょうね。でも、さすがの私もちと強権に過ぎないかい?と思います。石原さん手法に慣れている筈なんですけれどね。つまり、石原さんほどの知性と余裕と抑制幅(確信犯的煽り)を感じないから、不安な気持ちが湧くんでしょう。行き過ぎるんじゃないかい?という不安です。いかがですか。
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