柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

転換

2011-05-29 09:17:00 | Weblog
菅降ろし、どうなりますやら。不信任案が出るか出ないか、通るか通らないか。後者はもちろん多数派工作が要ります。衆院で圧倒的多数を誇る民主党ですが、小沢さんが反旗翻してます、渡部恒三との手打ち、前原さんの復帰(あの気持ちの悪い誕生会です)、小沢チルドレンたちはきっちり掴んでるのでしょう。そして一方でその若い陣笠達は自公の議員らと会合持って反菅運動してます。岡田さんは鳩山さんに会って(この御仁が組み易しと思ってるんでしょう)造反しない言質を取ろうとしてます。また鳩山さんが(新聞読む限りは)本領発揮の大玉虫色。小沢さんの後ろに居る時と一人でいる時とでこれだけ違うのも相変わらず。頼りにならないこと甚だしいのですが、きっとこの人にはお母ちゃんから貰う大資産をばら撒いて繋いでいる子分は多いのでしょう、岡田さんも無視できないということでしょう。小沢チルドレンも大勢いるのでしょうが鳩山ポチも多いのでしょうね。金と権力(恫喝)次第なのが陣笠ですから。どれだけ切り崩されるのか、岡田さん、どう読んでいましょうか。菅さんを降ろすことの意味は?この男ではダメだ、替われ!そこまでは皆認めますが、じゃぁ、次は誰がやる?ここでこれまた皆黙ってしまいます。いないんですから、民主党には。小沢さんしかいないでしょう?岡田、前原でもダメでしょう?きっと。でもここで菅さんの代わりに小沢さんとは行けない筋です、刑事被告人ですからね、地元建設会社が裏金渡したと次々と証言し始めてますから。内閣総辞職されても誰がやるの?lじゃぁ選挙?麻生さんの時と全くの真逆の状況、選挙したら必ず大負けします。チルドレンたちが全員落ちるでしょう。大波で打ち上げられた連中は退き波にさらわれるのみです。それも怖い。もちろんです。そういう負の均衡の元に、どっちもまずいから仕方ないから延命する、そう菅さんも踏んで居直っている、やれるものならやってみろ。野党に対しても、民主党の反菅勢力に対しても。そういう状態でしょう。でも仮に自民党に政権が戻っても五十歩百歩でしょうし、原発問題や被災地復興も同じスピードで進むしかないのも火を見るより明らかですが、でも、やはり左翼思想の気味悪さ、何考えてるのか理解できない気持ちの悪さは取り除きたいことです。地球市民思想、グローバル観に価値を置く噓、偽善を消し去ってもらいたい。谷垣さんでは多くを期待できはしません、これも確かなことですが、これまた消極的な消去法なのですが、それでも菅さん、民主党政権よりは安心しておれます(おかしな言い方ですが)。サミットで閲兵する、兵士達の敬礼の前を歩く菅さんが報道されてましたが、背を丸めて歩幅も一定しない、何とも情けない歩き方です。威厳のいの字もない姿、これじゃぁ舐められるはずですわ。自衛隊や軍隊を口をきわめて非難し排除しようとしてきた者に、どの顔下げて威厳ある閲兵などができましょうや。そして相変わらず口から出まかせを言ってる様子。太陽光発電の話は担当大臣(またまた海江田さんです)も知らないんだそうです。ソフトバンクの孫さんが後ろで糸引いてる図です、儲け話を作ってガッポリ懐に入れてやろうという魂胆ですよ、そうに決まってます。この野郎!どっち向いても誰も彼もが勝手にやってる。閉塞感。前にも書いたことがありますが、もちろん想像するばかりのことですが、昭和16年12月8日のラジオ放送できっと多くの国民が感じたであろう開放感、勇壮感、高揚感の舞台が整っているんでしょう。どうか本来の日本人に戻っていく方向に定めてもらいたい。そう願うばかりです。
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