柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

遺賢

2011-05-06 07:58:55 | Weblog
週刊誌も月刊誌も菅さん辞めろの大合唱です。もっとも私の読んでる月刊誌は正論でありWILLであり文藝春秋であり新潮45でありますので、擁護論を見る方が無理なのですが。内閣不信任案を出す出さぬと谷垣さんマイクの前でモゴモゴ言ってますが、元凶はこの人ですよね。まさに徳俵に片足立ちの状態だった菅さんを救ったのはあの大震災でした。そして今です。恥の上塗りというか、無能の証明というか、この人は二言目には(そう言わねばならぬにせよ)俺の初動もその後の対応も何も間違ってないと言ってますが、少なくとも今までのところは誰がやってもここまではなるわなという結果です。あわわ、あわわと手を上げていても、他の誰かがきっとここまではやってくれる、そういうレベルです。だからこそ、俺にやらせろ!と立てばいいんです。そんなに簡単に替われないことくらいは知ってます、あれこれの手続きの要ることも承知の上です、でもだから言い続けることが大事じゃないんですかね。文句ばかり言ってたんじゃぁ、非難してばかりじゃあ誰が見てもダメです。前に出て来いよ!!俺にやらせろと言えないかい?言えないんでしょうねぇ。腰が完全に引けてるんでしょう。火中の栗どころの話じゃないですからね確かに。でもこここそが政治家として最高の場面じゃないんでしょうかね。特に国政の場に居る者にとって、そしてそのトップに就ける位置に居る者にとって。いまこそ国政の力ですよ。あれだけ地方自治の地方主権のとチョーチン言い続けてきた連中でしたが、こんな大事に際してはひとえに国力です、国政です。地方自治体に何ができてますか?横着を言うんじゃない!何だかそんな気分でもあります。だから、国よ、しっかりしてくれ!なんです。こういう時にこそ国民を守るという強い姿を見せて欲しい。ああ、この国は俺達を守ってくれるんだと実感させてほしい。そういう国であれば私達も命を賭けられるんでしょう。決死隊に志願できるんでしょう。菅さんでダメなのはもういい、十分にわかった、だから早く次を出せよ。次が出てこいよ。何~にをモタモタしてる?誰も彼もが自信がないんでしょう、こんな難儀な時にわざわざ・・という気分なんでしょう。くどいですが谷垣さん、いまこそ失地回復、男を上げる時でしょうにね。そういう覇気も気概も、もっと言えば権力欲も野望も何もない、萎えた爺さんなんでしょうか。国民を越える政治家は出ないんだそうです。私達もここまで堕ちてしまいましたか。野に遺賢あらんや?
コメント
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