柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

遅延

2011-05-28 08:07:50 | Weblog
義捐金がまだ届かないそうです。貯金使いはたして、配給される鮭缶サンマ缶はもう見るのも嫌だ、早く回してくれと記事にあります。原発事故近くの学校校庭の許容線量を20から1ミリシーベルトにまで落して、土の入れ替えは98%国が持つんだそうです。内閣参与の涙の抗議が効いたのかどうか。国の基準、1~20ミリシーベルトを考慮したのだと相変わらず強弁してますが、なら初めからそうしろよであり、間違いを改めるに言い訳するなよであります。なにせ遅い。遅い。あの何千億の金をどうして止めてる?そのうちに誰かがピンハネしていきます、そんな奴がきっといます、国会議員、県会議員、市会議員、市役所役人、公共を騙ってそれにタカる連中が剥がして行きます、元の額が大きければ大きいほど何百万何千万くらいどうにでもごまかせましょう。金は腐りませんがいつの間にか減っていきます。そんなものです。やっと届いた金が3年後に一人頭五万円とかね、何?という話になって。小沢さんが外国プレス向けにはっきり倒閣を表明したとあります。坊ちゃん顔の、いかにも市民運動大好きそうな青二才風の被災地選出の民主党国対委員長が、体揺らしながら自信なさげに言ってます、そんなことはあり得ないけれど、万が一に内閣不信任案が通った場合、解散総選挙を首相に進言すると。明らかに小沢チルドレン達への脅しです。足元がグラグラの、風に乗って議員になっただけの陣笠連中を脅します、選挙になったらお前達落ちるよ、いいの?どうしてこんなに遅い?これは誰もが思っている感想だと思いますが、答えが読売のインタビュー記事にありました。よくTVに出てくる宮城県知事のそれです。財源がないのだ、それを国に要請しているが十分に呉れない。瓦礫の処理にも金がいる、できない、金がないから。国直轄でやってくれと要請しているがやってくれない。ずっとこの調子。ああ、これじゃぁ進まぬ筈。だって国がやってくれないんだもんと拗ねてるだけです。瓦礫の処理?地元の建築屋を総動員して、この時期だから力貸してくれと頼んで重機からユンボまで集めてやる、そして燃やす、灰を海に捨てるなり埋めるなりする。ダイオキシン?バカな。魚が腐って、何もかもが異臭の原因になっているそうじゃありませんか。燃せばいいんでしょうに。そこを決めるのが、そこを飛び越えるのが知事さん、あんたの役目なのよ。そこがわかってないんですね。役人官僚上がりにはそこん所の意気地や肚がないんです。この記事でよーくわかりました。どれもこれも国の指示待ち、国の態度待ち、そんなことで何ができますか。義捐金もきっとそうですよ。あんたの段取りで早く配って見せなさいな。そういう考え自体がないんですよ。自分が決める、そういう肚がない。法律や前例や上からの指示がないとぴたっと動けない。トホホです。悲しいのは県民たちですか。
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