goo blog サービス終了のお知らせ 

吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2007年8月22日/〈海とまちなみの会〉063・ほっとニュースに〈第1回市民対象公開講座〉紹介

2007-08-22 19:05:26 | 海とまちなみの会
写真①:福津市郷づくりホームページに載った〈『第1回市民対象公開講座』に逸品展示〉の記事
     =福津市津屋崎で、2007年8月22日午後5時15分撮影

福津市のHP・「津屋崎地域郷づくり・ほっとニュース」
〈『第1回市民対象公開講座』に逸品展示〉の記事掲載
――「海とまちなみの会」の企画事業

 福津市の「郷(さと)づくりホームページ」に22日、「津屋崎千軒 海とまちなみの会、会員55人」(略称・「海とまちなみの会」)が、〈『第1回市民対象公開講座』に逸品展示〉との記事が「津屋崎地域郷づくり・ほっとニュース」として掲載されました=写真①=。

 郷づくりホームページによると、記事の内容は、〈「海とまちなみの会」が8月25日(土)午後2-4時に「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で『第1回市民対象公開講座』、を開きます。田中種昭「筑前・染と織の美術館」館長(北九州市若松区)が、「古布に魅せられて」の演題で講演します。会場には、5千点を超える同館所蔵のコレクションの中から代表的な京友禅や筒描など自慢の逸品20数点も1日限り展示。入場無料〉などと紹介。『展示される京友禅の振袖』のカラー写真も載っています。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、07年2月16日に設立しました。会員は、福津市津屋崎と市内外の20代から90代までの男女55人です。〈津屋崎千軒〉通りの古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(一般会員、賛助会員=会活動に賛同し、例会出席は不要=とも年会費千円▽賛助団体会員は年会費3千円以上)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。年会費などの振り込みは、西日本シテイ銀行福間支店(店番214。℡0940-42-1231)の普通預金口座(名前:「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長 吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

例会案内=8月23日(木)19時、『藍の家』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月22日/〈宗像・町歩き〉003・「唐津街道・赤間宿」

2007-08-22 02:28:34 | 宗像・町歩き
写真①:道路の両端に建っている「唐津街道・赤間宿」の門柱標識
     =宗像市赤間上町で、2007年8月19日午前11時01分撮影


〈宗像・町歩きスポット〉 3 

:「唐津街道・赤間宿」

 宗像市赤間上町の交差点に「唐津街道・赤間宿」の門柱標識が、建っています=写真①=。標識の西側にある「法然寺」そばの歩道に、「赤間宿の町並み」の案内板があります=写真②=。江戸時代の「赤間宿の町並み」の様子を再現した想像画を付け、解説しています。


写真②:江戸時代の「赤間宿の町並み」の様子を再現した想像画付きで解説した案内板
     =宗像市赤間上町で、8月19日午前11時01分撮影

 江戸時代には、約550㍍の街道筋に旅館や茶屋など二百軒の町家が建ち並び、交通・輸送の基地や商業、文化の中心地として賑わいました。今も兜屋根や白壁、格子の家並みが残り、面影を伝えています=写真③=。


写真③:今も街道筋に残る兜屋根、白壁の古民家
     =宗像市赤間4丁目で、8月19日午前11時13分撮影

 江戸時代中期の寛政2年(1790年)創業という造り酒屋「勝屋酒造」も、ありました=写真④=。白壁の建物の奥には、赤レンガの煙突がそびえています。


写真④:白壁の建物の奥に赤レンガの煙突がそびえる造り酒屋「勝屋酒造」
     =宗像市赤間4丁目で、8月19日午前11時14分撮影


 江戸時代に参勤交代の大名行列が、豊前・小倉から、筑前・宗像、博多などを通り唐津へと向かう〈唐津街道〉は、小倉、若松(以上北九州市)から芦屋(福岡県芦屋町)の宿場(宿駅)を経て、「赤間宿」に入ります。さらに、ここから博多寄りの「畦町宿」(福津市)、箱崎(福岡市)の宿場を経て、博多へと中継します。「赤間宿」の東の出入り口に設けられていた「構口」跡には、今はバス停「構え口」の標識が建っています。


写真⑤:「構口」跡に建っているバス停「構え口」の標識
     =宗像市赤間2丁目で、8月19日午前11時24分撮影

宗像市・「唐津街道・赤間宿」
宗像市・「唐津街道・赤間宿」位置図
      (ピンが立っている所)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月21日/〈海とまちなみの会〉062・〈第1回市民対象公開講座〉新チラシ

2007-08-21 16:05:35 | 海とまちなみの会
写真①:「津屋崎公民館」に掲示された〈第1回市民対象公開講座〉の新しいチラシ
     =福津市津屋崎天神町で、2007年8月21日午後2時38分撮影


〈第1回市民対象公開講座〉25日だけのの新チラシを掲示
『藍の家』で25日だけの〝逸品展示をPR
――「海とまちなみの会」の企画事業

 福津市の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)は、25日に「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で開く〈第1回市民対象公開講座〉で、一日限定で展示される着物の〝逸品〟20数点が決まったため、新しいPRチラシを制作、21日から市福間、津屋崎両庁舎や、市文化会館(カメリアホール)、津屋崎公民館などに掲示を始めました=写真①=。

 〈第1回市民対象公開講座〉は、「福津市住みよいまちづくり推進企画・郷育カレッジ認定講座」に指定されており、チラシに市企画政策課のスタンプを押してもらえば市施設など15か所に掲示できます。このうち21日に新しいチラシを掲示したのは、『藍の家』、市中央公民館、市立図書館、ふくとぴあを含む7か所。22日は、宮司コミュニティセンターにも掲示します。

 新チラシには、同市民講座で講演する田中種昭氏が館長の「筑前・染と織の美術館」(北九州市若松区)収蔵の5千点を超えるコレクションの中から展示される代表的な京友禅や筒描など自慢の逸品のカラー写真2枚を添えています。


ご入会案内「海とまちなみの会」は、07年2月16日に設立しました。会員は、福津市津屋崎と市内外の20代から90代までの男女55人です。〈津屋崎千軒〉通りの古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(一般会員、賛助会員=会活動に賛同し、例会出席は不要=とも年会費千円▽賛助団体会員は年会費3千円以上)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。年会費などの振り込みは、西日本シテイ銀行福間支店(店番214。℡0940-42-1231)の普通預金口座(名前:「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長 吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

例会案内=8月23日(木)19時、『藍の家』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月20日/〈海とまちなみの会〉061・一日限りの展示逸品決まる

2007-08-20 20:17:31 | 海とまちなみの会
写真①:〈第1回市民対象公開講座〉で一日限り展示される京友禅〈「源氏物語『胡蝶』の巻」図振袖〉
     =福津市・「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、2007年8月20日午後3時38分撮影


〈第1回市民対象公開講座〉展示の〝逸品〟決まる
25日、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で一日限り公開
――「海とまちなみの会」の企画事業

 福津市津屋崎の町興し住民団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)が、「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で開く〈第1回市民対象公開講座〉で、一日限り展示される着物の逸品が20日、京友禅〈「源氏物語『胡蝶』の巻」図振袖〉=写真①=など20数点に決まりました。

 「海とまちなみの会」では、「福津市住みよいまちづくり推進企画」として、〈津屋崎千軒〉の町並みに関する「郷育カレッジ認定講座」の第1弾・〈第1回市民対象公開講座〉(定員は先着予約の50人)を8月25日午後2-4時に『藍の家』で開催(入場無料)。港町・津屋崎の古い町並みの歴史的意義や、海上交易の文化を学習する3回連続講座の1回目です。

 田中種昭・「筑前・染と織の美術館」館長(北九州市若松区)が、「古布(こふ)に魅せられて(古布の美とその世界)」の演題で講演。会場には、5千点を超える同館所蔵コレクションの中から代表的な東京友禅や甘木絞り=写真②=、筒描、銘仙など自慢の逸品も展示し、田中館長や受講者が古布を着る〝ファッションショー〟の趣向でも楽しみます。


写真②:大正時代作の東京友禅単衣「隅田川舟遊び文様」(左)と甘木絞り
     =「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で、8月20日午後3時38分撮影

 20日午後、田中館長が『藍の家』の下見に訪れ、「三国一 富士山」を描いた見事な絵絣=写真③=や、鍋島段通など展示する逸品の飾り付けのテストを行いました。


写真③:「三国一 富士山」を描いた見事な絵絣
     =『藍の家』で、20日午後3時40分撮影

 展示作品は、明治の作品とは思えない斬新なデザインの筒描=写真④=や、銘仙など20数点あり、『藍の家』1階和室だけでは足りず、2階和室でも展示することになりました。


写真④:明治の作品とは思えない斬新なデザインの筒描
     =『藍の家』で、20日午後3時40分撮影


 25日の展示は、午前10時から講座終了の午後4時までです。田中館長の講演聴講には、予約が必要です。お問い合わせは、事務局の吉村(090-7451-8063)か、『藍の家』(0940-52-0605=営業時間10:00~16:00)へ。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、07年2月16日に設立しました。会員は、福津市津屋崎と市内外の20代から90代までの男女55人です。〈津屋崎千軒〉通りの古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(一般会員、賛助会員=会活動に賛同し、例会出席は不要=とも年会費千円▽賛助団体会員は年会費3千円以上)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。年会費などの振り込みは、西日本シテイ銀行福間支店(店番214。℡0940-42-1231)の普通預金口座(名前:「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長 吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

例会案内=8月23日(木)19時、『藍の家』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月20日/〈津屋崎の四季〉140・花いろいろ

2007-08-20 04:58:45 | 風物
写真①:咲き誇るアガパンツスの群落
     =新東区で、2007年6月21日午後5時07分撮影

 梅雨から夏の暑い盛り、初秋と、季節の移ろいごとに、福津市津屋崎では様々な花が気持ちを和ませてくれます。

 新東区では6月、アガパンツス(ユリ科)の群落が咲き誇っていました=写真①=。これだけ薄いブルーの花が咲きそろうと、圧巻です。

 在自の新川の土手で、サフランモドキ(ヒガンバナ科)のピンクの花が咲いていたのも、6月でした=写真②=。中央アメリカ原産の帰化植物です。


写真②:新川の土手でピンクの花を開いたサフランモドキ
     =在自で、6月18日午後5時31分撮影

 
 在自の田んぼわきでは7月、ツユクサ(ツユクサ科)の小さな青い花が開いていました=写真③=。


写真③:田んぼわきで小さな青い花を開いたツユクサ
     =在自で、7月10日午前6時36分撮影

 的岡の畑では7月、黄色いハナカンナ(カンナ科)の花が鮮やかでした=写真④=。見ていると、元気が出てくる夏の花です。


写真④:黄色の花が鮮やかなハナカンナ
     =的岡で、7月25日午前6時47分撮影

 星ケ丘団地にある住宅の庭で8月、高く伸びたキョウチクトウ(キョウチクトウ科)の枝先に見事な赤い花が咲きそろっていました=写真⑤=。


写真⑤:見事に咲きそろったキョウチクトウの赤い花
     =星ケ丘団地で、8月19日午前6時33分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月19日/〈津屋崎の四季〉139・秋めく

2007-08-19 08:33:38 | 風物
写真①:黄色く色付き始めた稲穂(向こう中央は須多田の「対馬見山」)
     =福津市津屋崎塩浜で、2007年8月19日午前7時08分撮影

 お盆が終わると、福津市津屋崎では秋の気配が強まってきます。新東区の住宅街では、電線に止まったモズが早くも〝高鳴き〟を始めました。

 塩浜の田んぼでは、稲穂が黄色く色付き始めています=写真①=。

 住宅街で朝から鳴き声が響くクマゼミ、アブラゼミに続いて、渡の大峰山ではツクツクボウシも鳴き始めました。新東区では14日朝、道路に横たわっている褐色のアブラゼミ=写真②=を見かけました。合掌。


写真②:道路に横たわっているアブラゼミ
     =福津市津屋崎新東区で、8月14日午前7時13分撮影
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月18日/〈宗像・町歩き〉002・「唐津街道・原町」

2007-08-18 09:36:11 | 宗像・町歩き
写真①:農産物直売所「かのこの里」駐車場に設けられている「唐津街道・原町」の案内板と灯篭
     =宗像市原町で、2007年8月2日午後10時20分撮影


〈宗像・町歩きスポット〉 2 

:「唐津街道・原町」

 「唐津街道」の案内板と灯篭が、旧「唐津街道」をテーマに町並み再生が進められている宗像市原町に建っています=写真①=。市が平成19年(2007年)6月、農産物直売所「かのこの里」駐車場に製作費約6百万円を投じて設置しました。

 〈唐津街道〉は、参勤交代で豊前・小倉から、筑前・宗像、博多などを通り唐津へと向かう江戸時代の街道。原町は、「赤間宿」(宗像市)と博多寄りの「畦町宿」(福津市)の中間にあり、大名行列の旅人たちの休憩所として栄えました。

 案内板は高さ約2.5㍍、幅約2㍍で、原町の地図や航空写真、町家、原町出身で日本芸術院会員だった兄弟画伯の中村研一、琢二の生家など観光スポットを紹介しています=写真②=。木組みの灯篭は高さ約2.5㍍で、火袋に「唐津街道 原町」の文字入り。夜には、中の電球が灯ります。


写真②:案内板で紹介されている原町の地図と航空写真や町家
     =宗像市原町で、8月2日午後10時17分撮影

 原町では、宗像市と原町の住民組織「よりみち会」(時安正明委員長、20人)が、1996年から町並み再生に取り組み、市と住民が歴史的まちなみを保全するための「まちづくり協定」を結び、唐津街道沿いの家約60軒の壁を漆喰にするなどの修景事業を行っています。昔、商家が並んで賑わったという通りには、今は旧家を利用した古美術商や手打ちそばの店が建っています=写真③=。


写真③:旧家を利用した古美術商や手打ちそばの店が並ぶ「唐津街道・原町」
     =宗像市原町で、06年11月14日午前11時撮影

 8月17日掲載の〈古賀・町歩きスポット〉1で紹介した「唐津街道・青柳宿」(古賀市)の「青柳宿(あおやぎしゅく)」跡の通りにも、案内板と灯篭が設置されており、福津市にある「唐津街道・畦町宿跡に案内標識や看板がないのは市の歴史や文化財への取り組みの遅れを感じ、残念です。市民や観光客が、畦町の唐津街道を散策しやすいように、案内板や灯篭などの施設をできるだけ早く設けたいですね。

宗像市・「唐津街道・原町」
    宗像市・「唐津街道・原町」位置図
       (ピンが立っている所)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月17日/〈古賀・町歩き〉001・「唐津街道・青柳宿」

2007-08-17 16:33:04 | 古賀・町歩き
写真①:「唐津街道・青柳宿」の案内看板と灯篭
     =古賀市町川原青柳四角で、2007年8月17日午前10時30分撮影

 きょう8月17日から、福岡県古賀市の〈古賀・町歩きスポット〉シリーズを随時掲載します。連載中の〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉〈福間・町歩きスポット〉両シリーズの姉妹編です。

〈古賀・町歩きスポット〉 1 

:「唐津街道・青柳宿」

 古賀市町川原の青柳四角に、「唐津街道・青柳宿」の案内看板と灯篭が設けられています=写真①=。地元住民が「青柳宿」を多くの人に知ってほしいと市に要望し、平成18年(2006年)に設置された唐津街道・青柳宿のシンボルです。

 ここから西へ旧「唐津街道」の道筋を行くと、「西構口跡」の標柱が建っています=写真②=。「唐津街道」は、江戸時代に参勤交代で黒田藩や唐津藩の大名行列が、豊前・小倉から筑前・宗像、箱崎、博多などを通り、肥前・唐津へ行き交った街道です。「青柳宿(あおやぎしゅく)」は、「赤間宿」(宗像市)から西の博多方向へ二里(約8㌔)の「畦町宿」(福津市畦町)から、さらに西へ二里の宿場でした。博多へ向かう次の宿場は「箱崎」です。


写真②:唐津街道・青柳宿「西構口跡」の標柱
     =古賀市町川原青柳で、8月17日午前10時24分撮影

 「西構口跡」の標柱のそばに「江戸時代後期町並想定図」の説明板=写真③=もあります。説明文によると、宿場の長さは444㍍あり、出入り口に「構口(かまえぐち)」が東西に設けられ、現在は西の「構口」の石積みが残っているという。「構口」は、宿場の出入り口を示す建造物で、道路と直角に組んだ石垣の上に白壁の練塀を築き、瓦を葺いており、街道の上りに東構口、下りに西構口を設けました。


写真③:「江戸時代後期町並想定図」の説明板
     =古賀市町川原青柳で、8月17日午前10時24分撮影

 「西構口跡」から道路を青柳四角へやや戻ると、「太宰府神社道」の文字が彫られた石柱が住宅の前に建っています=写真④=。


写真④:住宅の前に建っている「太宰府神社道」の石柱
     =古賀市町川原青柳で、8月17日午前10時26分撮影

 この旧「唐津街道」=写真⑤=の一角には、古い醤油屋さんもあります。狭いながらも風情のある旧街道を歩いていると、ふと江戸時代の参勤交代の行列が行き交う街角にタイムスリップしたような気になりますね。


写真⑤:「唐津街道・青柳宿」の面影を今に伝える道路
     =古賀市町川原青柳で、8月17日午前10時28分撮影

古賀市・「唐津街道・青柳宿」
   古賀市・「唐津街道・青柳宿」位置図
        (ピンが立っている所)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月16日/〈海とまちなみの会〉060・〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉10・延命地蔵堂

2007-08-16 07:10:15 | 海とまちなみの会
写真①:〈津屋崎千軒〉通りに建っている「延命地蔵堂」
      =福津市津屋崎上本町で、2007年8月1日午後3時35分撮影

〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉 10 
:上本町の「延命地蔵堂)」

 福津市津屋崎上本町の〈津屋崎千軒〉通りに、「延命地蔵堂」が建っています=写真①=。「宗像四国西部霊場 津屋崎第八十番」と書かれた表札が掲げられており、本尊は十一面千手観世音菩薩です。地蔵堂の中央には、延命地蔵菩薩像=写真②=が安置されています。


写真②:お堂の中央に安置されている延命地蔵菩薩像
     =福津市津屋崎上本町で、8月12日午前6時31分撮影


延命地蔵菩薩像の左脇には、弘法大師座像などがあるほか、堂には馬の絵馬=写真③=も掲げられています。馬の絵馬は、平成9年(1997年)に〈津屋崎千軒〉の古い町並みの保存活動を展開した「津屋崎町街並み保存協議会」の事務局長・柴田治さん(元中学校美術科教諭)が大学生時代に描かれた作品です。


写真③:柴田治さんが大学生時代に描かれた馬の絵馬
     =福津市津屋崎上本町で、8月1日午後3時35分撮影

福津市上本町・「延命地蔵堂」
  福津市上本町・「延命地蔵堂」位置図
       (ピンが立っている所)

◇お知らせ

 福津市・〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指す「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)は、「津屋崎千軒新聞」第2号の「夏」号2千部発行、市内の下記の場所で市民に無料配布しています。

▽「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」▽津屋崎公民館▽カメリアホール▽宮司コミュニティーセンター▽ボランティアハウスふくま▽市中央公民館▽ふれあい広場ふくま▽JR福間駅事務室受付。

ご入会案内「海とまちなみの会」は、07年2月16日に設立しました。会員は、福津市津屋崎と市内外の20代から90代までの男女55人です。〈津屋崎千軒〉通りの古い町並みの保存と、海辺の自然保護を図ります。ご入会(一般会員、賛助会員=会活動に賛同し、例会出席は不要=とも年会費千円▽賛助団体会員は年会費3千円以上)申し込みは、会長の吉村勝利(〒811-3304 福岡県福津市津屋崎369-14。E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp)が、お受けしています。年会費などの振り込みは、西日本シテイ銀行福間支店(店番214。℡0940-42-1231)の普通預金口座(名前:「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長 吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

例会案内=8月23日(木)19時、『藍の家』。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年8月15日/〈海とまちなみの会〉059・盆踊り大会に出場

2007-08-15 22:28:44 | 海とまちなみの会
写真①:浴衣姿の女児まで大勢の踊り手が参加した「津屋崎盆踊り大会」
     =福津市津屋崎浜の町の北区公園で、2007年8月15日午後8時25分撮影


15日夜、「津屋崎盆踊り大会」に出ました
――「海とまちなみの会」の3人

 ♪蝶々こい こうもりこい あとから エンバもついてこい――軽快な囃子言葉に乗って、8月15日(水)午後8時から9時30分まで、福津市津屋崎浜の町の「吉原パーク」(北区公園)で「津屋崎盆踊り大会」が行われ、大勢の人で賑わいました=写真①=。

 津屋崎盆踊り保存会と津屋崎区・区長会(石橋定雄区長)の主催で、〈津屋崎千軒〉通りの活性化を目指す住民団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)からも、吉村を含め男女3人が家族連れで出場。3人は、会が7月16日に津屋崎新町の「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」で開いた「津屋崎の盆踊り唄と踊り」の講習会や、8月4日夜に浜の町の津屋崎漁協横で行われた区長会主催の「盆踊り練習」に参加、踊りの指導を受け、大会に臨みました。

 本番のこの夜、3人は団扇を片手に甚兵衛姿などで参加し、中村キクさん(86)(津屋崎北本町)=写真②=が会場に特設された櫓の舞台で歌う『博多柳町ぶし』『須磨の浦ぶし』の歌詞や、太鼓、三味線の伴奏に乗り、輪になって楽しく踊りました。独特の節回しの唄や、軽快な囃子言葉には哀調があり、私は古くから伝わるこの津屋崎の盆踊りは素晴らしい芸能文化だと体で感じ、ぜひとも後世に残していきたいと思いました。


写真②:櫓の舞台で『須磨の浦ぶし』を歌う中村キクさん(前列左端)や囃子方の人たち
     =浜の町の北区公園で、15日午後8時22分撮影

 盆提灯が飾られた北区公園の芝生広場の一角には、夜店=写真③=も出て、お菓子やおもちゃを親に買ってもらう子供たちが嬉しそうでした。


写真③:盆踊りの人たち(左側)のそばには家族連れで賑わう夜店も登場
     =北区公園で、15日午後8時52分撮影

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする