goo blog サービス終了のお知らせ 

吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2010年7月5日/〈日記〉404・武家屋敷「久野邸」

2010-07-05 20:47:51 | 日記
写真①:江戸時代の秋月藩・武家屋敷「久野邸」玄関(右手前は「中間部屋」)
     =福岡県朝倉市秋月で、2010年6月9日午後0時30分撮影

 6月9日、福岡県朝倉市秋月の秋月藩上級武家屋敷「旧田代家住宅」を見学しての帰路、近くにある直参上級武士の武家屋敷「久野(ひさの)邸」=写真①=も訪ねました。

 久野家は初代秋月藩主・黒田長興(初代福岡藩主・長政の三男)から知行を受け、代々続きました。杉の馬場付近の武家屋敷の平均敷地面積が400坪なのに、622坪もあり、高い格式の家柄。老朽化が進んだため、久光製薬(本社・佐賀県鳥栖市)中冨博隆社長の母の生家であることから、同社が修理、保存し、貴重な文化財として展示しています。

 2階建の屋敷は、かや葺きの母屋=写真②=1階玄関の奥に客間や座敷、茶の間などがあります。「旧田代家住宅」をしのぐ、立派な御屋敷でした。

">
写真②:かや葺きの母屋
     =「久野邸」で、6月9日午後0時25分

 渡り廊下で結ばれた離れ座敷=写真③=は、茶会などに使われていました。母屋の北側には、回遊式庭園が配されています。

">
写真③茶会などに使われていた離れ座敷
    =「久野邸」で、6月9日午後0時15分

 母屋の南東の敷地には、日用品の保存蔵を利用した「蔵資料館」=写真④=があり、武具や久野家に伝わる文書資料などを展示。

">
写真④:武具などが展示されている「蔵資料館」
     =「久野邸」で、6月9日午後0時25分

 母屋の西側敷地には、久野家の奉公人(直参武士の家来)が常駐した「中間(ちゅうげん)部屋」もあります。2階建てのものは珍しいという。

武家屋敷「久野邸」(TEL0946-25-0697):朝倉市秋月春小路83-2。入場料3百円(5歳以下は無料)。開場時間は午前10時―午後5時。月曜日(祝日の場合は翌日)と12月下旬から2月末までは休館。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2010年7月4日/〈日記... | トップ | 2010年7月6日/〈津屋... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事