写真①:樹齢8百年を超える朸の木
=福津市手光で、2012年4月16日午前10時10分撮影
〈福間・町歩きスポット〉 11
:熊野神社の朸
福津市手光の「熊野神社」境内にある朸(おうご)=写真①=は、推定樹齢約800年です。「御神木」と書かれた立て札が、参道入り口の石段の脇にあります=写真②=。
写真②:参道入り口石段の脇にある「御神木」の立て札
=16日午前10時10分撮影
朸とは、ナギ(マキ科)のことです。常緑高木の針葉樹で、高さ20㍍に生長。床柱や庭園樹に使われます。樹皮はなめらかな黒紫色で、老木になるとうろこ状にはげ、はげた跡の色は褐色になります。葉は長楕円形で竹の葉のように平行脈を有し、引っ張ってもなかなか切れない強靭なもので、力柴の別名もあります。
神社参道石段を上がった境内に、拝殿=写真③=が建っていました。
写真③:「熊野神社」拝殿
=16日午前10時10分撮影
「熊野神社」」(福津市手光)◆交通アクセス:〔バスで〕西鉄バス「通り堂」バス停から徒歩20分。「駐車場」なし。近くの「冠(かむり)公民館」駐車場に駐車、徒歩5分。
「熊野神社」位置図