吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0161:「つやざき飴作り」グラフ②

2011-10-25 05:15:04 | 行楽催事

 

写真①:空気が混ざって真珠色になった飴を飴引き機から外す香立尚作さんと多美子夫人

    =福津市津屋崎4丁目「の香立商店」で、2011年10月24日午前10時20分撮影

 

「つやざき飴作り」見学② 

――第4回『〈津屋崎千軒〉ふるさと塾』に参加して 

 

10月24日、福津市津屋崎4丁目の「香立商店」で開かれた第4回『〈津屋崎千軒〉ふるさと塾』・「つやざき飴作り」見学会(「津屋崎千軒 海とまちなみの会」主催)で、「香立商店」当主の香立尚作さん(73)は、飴引き機にかけた飴が空気が混ざって白く輝く真珠色になったところで、飴引き機から外されました=写真①=。 

 

 飴引き機から外された飴は、取り落とさないようにそっと作業台へ運ばれます=写真②=。 

 

 

写真②:取り落とさないようにそっと作業台へ運ばれる

 

作業台で小麦粉にまぶした飴は、細長く棒状に伸ばされます=写真③=。

  

写真③:作業台で粉にまぶして細長く棒状に伸ばされる飴

 

この細長くなった棒状の飴は、博多鋏でカチッと、切り分けます=写真④=。香立さん夫妻が、鋏で次々と飴を切るたびに「カチッ」、「カチッ」というリズミカルな心地良い音が室内に響きます。

 

 

写真④:博多鋏で小気味よく飴を切る香立さん夫妻

 

一口サイズに切り落とされた飴はふるいに入れ、揺すって粉が落とされます=写真⑤=。

 

 

写真⑤:切った飴をふるいに入れて揺すり、粉を落とす作業

 

粉を落とされた飴は、乾燥剤として4時間かけて炒った炒り糠とともに小袋に70グラム分入れて封をすると、出来上がりです=写真⑥=。

 

写真⑥:小袋に入れられた「つやざき飴」

 

多美子夫人から「噛(か)まんで、口の中にふくんでゆっくり味わってください」と言われ、出来たての飴を試食した「つやざき飴作り」見学会の参加者たちは、その淡い甘味が懐かしそうで顔をほころばせ、出来上がった小袋入りの飴(130円)を購入していました。

「つやざき飴作り」グラフ 終わり)

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3 コメント

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懐かしい (マイミー)
2012-01-20 15:41:19
福岡市に住んでいます。
香立商店で検索してこの記事を見つけました。
20年位前何度かこちらにお邪魔しつやざき飴を求めたことがあります。
あの頃は当時70代のご主人夫婦が営んでおられましたが、(だんだん思い出してきました、確か香立せいいちさんではなかったでしょうか、字を思い出しませんが)今はどうなっているだろうかと時々思い出していました。
後を継いで下さった今のご主人に感謝します。
とても嬉しく感動しています。
また機会があればお邪魔したいと思います。
水あめから作った飴では今まで私が食べた中で一番おいしいものでしたし、先代ご夫婦も大好きでした。
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マイミーさんへ (青春)
2012-01-21 05:36:34
コメントありがとうございます。
香立商店の現当主尚作さんのお父様は誠一さんです。
つやざき飴作りも、尚作さんのお話では6月で廃業されるそうで、残念ですね。

なお、津屋崎の歴史と自然のガイド本「津屋崎学」(吉村青春著」を福岡市東区箱崎の福岡県立図書館に寄贈しておりますので、ご興味があればご一読ください。
返信する
それは本当に残念ですね (マイミー)
2012-01-23 01:19:50
青春さま、レスありがとうございます。
香立商店、6月に廃業なさるとのこと、時代の流れで仕方ないとは言え本当に残念です。
今は成人した娘たちが小さい頃よく宮地嶽神社に行きました。
そのほか東郷神社、津屋崎の町並み等思い出がたくさんあります。
廃業される前にもう一度つやざき飴を買いに行きたいと思います。
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