写真①:「伊能忠敬ウオーク&宿泊地探訪バスツアー」(「海とまちなみの会」主催)でバスツアー参加者の先頭になり、福津市・勝浦海岸の距離を歩測する〝忠敬そっくりさん〟
=2012年8月25日午前10時45分撮影
〈津屋崎千軒〉の町並み案内人になりませんか
「第5期ボランティアガイド養成講座」受講募集
私が所属する「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、7月26日(日)14時~16時、福津市の「カメリアホール」視聴覚室で「第5期ボランティアガイド養成講座」第1回講義を行います。江戸時代から〈津屋崎千軒〉と呼ばれて栄えていた町並みの歴史や、郷土の文化、動植物まで案内できるボランティアガイドのメンバー増強が狙い。ガイド養成講座の開講は、2015年11月1日から10回開催の第4期養成講座以来5年ぶり。第1期養成講座(2007年9月4日から4回開講)から第4期までのガイド講座を受講され、福津市観光ボランティアガイドの会、藍の家保存会、津屋崎ブランチ・スタッフなどで活躍のガイドさんもおられます。
第2期ガイド養成講座(2009年10月16日から10年2月まで5回開講)では、漫画家で「博多町家」ふるさと館館長も務めた長谷川法世さん(特別講義「町並み景観と観光案内」)や、福岡市博物館学芸員宮野弘樹さん(同「黒田長政の葬儀と黒田養心の津屋崎別邸」)ら専門の講師陣5人の特別講義のあと、「海とまちなみの会」役員が〈津屋崎千軒〉の名所や遺跡、稀少生物の生息地などを現地説明、ガイド実習しました。
第5期ガイド養成講座では、「海とまちなみの会」会長を務めさせていただいている不肖吉村勝利がガイド教本として令和元年(2019年)に発行した『津屋崎学―A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』改定版(B5判カラー、314㌻。Obunest刊)=カメリアステージ図書館収蔵=をもとに、第1回講義で伊能忠敬の津屋崎測量=写真①=、地名・津屋崎の由来、津屋崎干潟の冬鳥などについて講義。8月16日(日)の第2回講義では卯建と鏝絵の町家巡り=写真②=、貝寄せの浜、朝鮮通信使など、9月27日(日)の第3回講義では庚申塔、教安寺など、10月25(日)の第4回講義では津屋崎塩田、津屋崎馬車鉄道など、11月22日(日)の第5回講義では伊藤伝右衛門の足跡、東郷神社などの講義を予定(講義期日は会場予約などの都合で変更されることがあります)。
写真②:「津屋崎千軒・卯建と鏝絵の町家巡りツアー」(「海とまちなみの会」主催)に参加し、私のガイドで卯建のある町家を見学する人たち
=2015年5月20日撮影
受講申し込みは7月24日(金)までに「海とまちなみの会」事務局・吉村へE-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpで氏名、連絡先をお知らせ下さい。5回の全講座を受講し、〈津屋崎千軒〉の町並み案内のガイドとして活動くださる方が対象です。受講料は「海とまちなみの会」会員は無料、非会員は資料代各回5百円が必要。