吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

007年2月13日/〈日記〉94・「道の駅・むなかた」建設始まる

2007-02-13 06:46:57 | 日記
写真①:敷地の整備が進む「道の駅・むなかた」建設予定地(手前が「釣川」、向こうが北九州市方面)
      =宗像市江口で、2007年2月12日午後3時55分撮影

 福岡県宗像市江口の釣川河口で、「道の駅・むなかた」(仮称)の建設が始まり、敷地の造成工事が急ピッチで進められています=写真①=。「道の駅」は、県内には「道の駅・おおむた」(大牟田市)、「道の駅・たちばな」(八女郡立花町)など筑後地区を中心に9か所ありますが、宗像地域では初めてです。宗像市によると、地域の産業と観光振興を図ろうと、同市田島の宗像大社前にある「アクシス玄海」内にある観光物産館をリニューアルし、同市江口地区に新「観光物産館」(仮称)を核とした「道の駅・むなかた」を08年4月オープンを目指して整備する計画としています。

 現場は、福津市から海岸寄りを北進して北九州市若松区へ通じる国道495号線沿いで、道路西側の海岸にある松原との間です。釣川に架かる同国道の「さつき橋」も新しいコンクリート橋の建設工事が行われていました。現場に掲げられた「造成中」と赤い大文字で書かれた県宗像土木事務所道路課維持係の説明板には、「工事面積2,965平方㍍」と表示されています=写真②=。長さ約85㍍にわたり、7,500立方㍍の路体盛り土を行っています。


写真②:「造成中」と赤い文字で工事日程などが書かれた説明板
     =「道の駅・むなかた」建設敷地で、2月12日午後3時53分撮影

 敷地造成工事は、2006年12月5日から着手し、3月15日に終了の予定です。


写真③:ブルドーザーやパワーシャベルで造成中の敷地(右側向こうに見えるのは旧玄海町商工会館)
     =「道の駅・むなかた」建設敷地で、2月12日午後3時54分撮影

 「道の駅」は、国土交通省が登録した道路施設。ドライバーの休憩施設と地域振興施設を一体化しているのが特長です。だれでも24時間、自由に立ち寄れる休憩施設で、地域の特産物販売や名所、歴史、文化などの情報を紹介するサービスを提供してもらって、鉄道の駅のように各地域の核になり、多くの「道の駅」が道路を介してつながる地域連携効果も期待されています。

 西鉄「宮地岳線」の津屋崎―新宮駅間が3月限りで廃線になる福津市津屋崎にとって、「道の駅」が建設できれば、新たな起爆剤になりそうですが、建設にはいろいろ条件がありそうです。

 国土交通省の「道の駅」登録の条件は①いつでも利用できる一定数の駐車スペースとトイレ、電話がある②道路や地域の情報を提供する施設を備え、案内人がいる――など。国や県が、基本的な施設の駐車場やトイレを建設、第三セクターや市町村が地域振興施設を設けているケースがほとんどという。「道の駅むなかた」では、宗像市が「市観光物産館」を建設の予定で、敷地造成の予算を計上しています。

道の駅むなかた
   「道の駅・むなかた」建設地の位置図
        (ピンが立っている所)
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