写真①:「2014全国フットパスフォーラムinかみふらの」のチラシ
北海道と富良野地域の「道を楽しむ」ウオーカー集まれ
「全国フットパスフォーラムinかみふらの」9月20,21日開催
北海道上富良野町で9月20日(土)、21日(日)に開かれる「2014全国フットパスフォーラムinかみふらの」(実行委員会主催)のチラシ=写真①=や参加申込書などの案内が、私が所属する福津市の町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」事務局に届きました。このフォーラムは「海とまちなみの会」も加盟している「日本フットパス協会」の共催で、歩くことにより地域の自然豊かな歴史、文化などの魅力を再発見し、北海道と富良野地域の魅力を全国に広く発信したいと、「道を楽しむ」をテーマに開催されます。
参加申込書によると、9月20日は9時30分から12時30分まで上富良野町の富良野盆地特有の田園風景=写真②=と湧水を楽しむ「多田農園湧水パス」(約6.5㌔)を歩きます。13時30分からは、同町大町2丁目の「保健福祉総合センターかみん」でフォーラム。九州観光機構の李唯美氏の基調講演「九州オルレの取り組みについて~道を通じた交流」を聴講後、パネルディスカッションを17時10分まで行い、同45分から「プラザトミヤマ」で交流会(会費は夕食代を含み5千円)を開くという。
写真②:雄大な眺めを楽しもうと呼びかける「かみふらのフットパス」のポスター
翌21日は、9時までに上富良野町の北海道遺産「土の館」に集合後、山や畑、川のパノラマ絶景が素晴らしい「千望峠パス」(約8.3㌔)、雄大な十勝連峰の絶景や豊富な山野草が魅力の「佐川道路パス(約7㌔)、大雪山国立公園にある紅葉や高山植物が楽しめる「十勝岳パス」(約3.5㌔)の3コース別にフットパス歩きを楽しみます。参加申し込みは、8月30日(土)17時までに上富良野町商工会(℡0167-45-2191)へ。フットパス歩きは、20,21日とも参加料保険代8百円、昼食弁当7百円(飲み物付き)が必要です。
フットパス:イギリスを発祥とする〈森林や田園地帯、古い町並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと(Foot)ができる小径(Path)〉のこと。イギリスでは、ピーターラビットの舞台になったリゾート地の湖水地方や蜂蜜色の石積みの家が並ぶ特別自然美観地域指定のコッツウォルズなどフットパスが国土を網の目のように縫い、国民は積極的に歩くことを楽しんでいます。日本でも東京都町田市の多摩丘陵のフットパスや、山梨県甲州市勝沼町のブドウ畑の間の小道やワイナリーを巡る道などが人気を集めています。九州では、熊本県美里町の石橋と棚田を回るコースが知られ、福岡県では福津市の「夕陽風景時計」-浜山松原―「宮地嶽神社」回遊フットパスが「日本フットパス協会」(事務局・町田市観光コンベンション協会内)の加盟団体(町田市、美里町など自治体会員8団体、町田市の「NPO法人みどりの指」、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」など団体会員33団体)では第1号です。
◆宮地浜「夕陽風景時計」とフットパス・夏休み体験講座
松林の小道や田園風景を楽しむウオーカーの参加申し込みは6日までです
「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は、8月10日午前9時から福津市宮司浜4丁目の「海の家 大阪屋」先の宮地浜に設置された「夕陽風景時計」と、浜山松原を経て「宮地嶽神社」を回遊するフットパス(歩程約6㌔)の夏休み体験講座=写真③=を開催します。夏でも涼しく、カワラヒワやシジュウカラなど野鳥のコーラスが聞こえる「宮司・浜の松原」の松原を抜ける小道、海浜植物・ハマゴウの青紫の花が咲く「宮地浜」、心和む田園風景、「宮地嶽神社」参道石段最上部から望む玄界灘の絶景を、植物や野鳥の専門講師のガイド付きで約2時間歩き、里海・里山・里川の景観と自然を楽しみませんか。
写真③:宮地浜「夕陽風景時計」―「宮地嶽神社」回遊フットパス・夏休み体験講座のチラシ
夏休み体験講座の講師は、野鳥や山野の生き物に詳しい土谷光憲氏(福津市「干潟みまもり隊・里山みまもり隊」講師)、久保田由美子氏(「宗像植物友の会」会員)、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ボランティアガイドです。雨天決行で、参加される方は歩きやすい靴、帽子着用、水筒を持参下さい。参加無料で、小学生以上の30人を申し込み先着順で6日まで、「海とまちなみの会」事務局・吉村(E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jp or ☎090・7451・8063)で受け付けています。参加者には、『津屋崎 里歩き フットパス・マップ』(A3判、四つ折り)をプレゼントします。