写真①:JR鹿児島線福間駅舎前に早くもお目見えした「門松」
=福津市中央で、2006年12月19日午前8時39分撮影
福津市中央のJR鹿児島線福間駅舎前に、早くも「門松」=写真①=がお目見えし、正月気分を醸しています。
線路西口にある平屋で老朽化した福間駅舎=写真②=は、線路東口からは乗降客が入れず、4つのホームへのエスカレーターやエレベーターもなく、非近代的で福津市の玄関口として恥ずかしいかぎりです。このため、市とJR九州が約70㍍北九州市側に新しい2階建て駅舎と線路を跨ぐ自由通路を建設し、線路東口からも乗降客が駅に入れるように平成19年夏ごろから工事を始めます。
写真②:老朽化した福間駅舎
=06年12月19日午前8時39分撮影
計画によると、新駅舎への機能移転は平成21年春に、西口駅前広場全体の供用開始は同22年度中が目標。駅舎1階には店舗、2階には福津市の総合行政窓口や子育て支援施設、各ホームには上り下りのエスカレーターとエレベーターを設置、現在の西口駅前にある駐車場と自転車駐輪場の位置に4階建ての立体駐車場(1階は市営駐輪場、2-4階はJR九州経営の250台収容駐車場)が整備され、やっと福岡市の博多駅近隣の駅並みに利用しやすくなります。
福津市土地開発公社(津屋崎庁舎施設管理課内)によると、この駅舎の移転、駅前広場の開発に伴い、駅前駐車場は平成19年3月31日限りで閉鎖されます。
〈しぐるるや駅に西口東口 安住敦〉
安住敦が俳句に描いた東京・田園調布駅のように、福間駅も遅まきながら西口と東口のある近代的な駅に〝昇格する〟日が待ち遠しいですね。