写真①:緑豊な自然林の間の谷を流れる「奥入瀬渓流」
=青森県十和田市で、10月2日午前9時11分撮影
「奥入瀬渓流」を行く
東北観光ツアーの仙台バスが、「十和田八幡平国立公園」の十和田湖(秋田県小坂町)から、日本有数の渓谷美で知られる「奥入瀬(おいらせ)渓流」(青森県十和田市)=写真①=沿いの観光道路に入ったのは、2日午前8時30分ごろでした。
奥入瀬渓流は、カルデラ湖・十和田湖の水があふれ、太平洋までの71㌔を流下する奥入瀬川のうち、湖畔の子(ね)の口から焼山までの14㌔区間(標高差200㍍)をいいます。
観光道路を走る途中でバスを降り、渓流のそばの遊歩道・「奥入瀬歩道」の散策も楽しめました。道端の鬱蒼とした木立の陰で、足元を照らす灯りのように、野草の黄色い花=写真②=が輝いています。野の鳥は野に、野の花は野に――やはり、自然のものはそれ自身にふさわしい地でこそ美しく感じられます。
写真②:鬱蒼とした木立の陰で輝く花を付けた野草
=青森県十和田市で、2日午前9時13分撮影
奥入瀬渓流は、火山灰や軽石が堆積してできた「溶結凝灰岩」の谷を侵食して流れており、両側の岸壁には多くの滝がかかっていました。その中で、「銚子大滝」=写真③=は奥入瀬本流にかかる唯一の滝で、高さ約7㍍、幅約20㍍です。
写真③:奥入瀬本流にかかる唯一の滝・「銚子大滝」
=「奥入瀬渓流」で、2日午前9時24分撮影
これから秋が深まると、ヤマモミジやハウチワカエデなどモミジ類の紅葉が渓流を彩るそうです。奥入瀬渓流は、私が想像していたほど大規模な渓谷ではありませんでしたが、変化に富んだ流れや大小の滝が織り成す渓谷美は心癒されるものでした。
=青森県十和田市で、10月2日午前9時11分撮影
「奥入瀬渓流」を行く
東北観光ツアーの仙台バスが、「十和田八幡平国立公園」の十和田湖(秋田県小坂町)から、日本有数の渓谷美で知られる「奥入瀬(おいらせ)渓流」(青森県十和田市)=写真①=沿いの観光道路に入ったのは、2日午前8時30分ごろでした。
奥入瀬渓流は、カルデラ湖・十和田湖の水があふれ、太平洋までの71㌔を流下する奥入瀬川のうち、湖畔の子(ね)の口から焼山までの14㌔区間(標高差200㍍)をいいます。
観光道路を走る途中でバスを降り、渓流のそばの遊歩道・「奥入瀬歩道」の散策も楽しめました。道端の鬱蒼とした木立の陰で、足元を照らす灯りのように、野草の黄色い花=写真②=が輝いています。野の鳥は野に、野の花は野に――やはり、自然のものはそれ自身にふさわしい地でこそ美しく感じられます。
写真②:鬱蒼とした木立の陰で輝く花を付けた野草
=青森県十和田市で、2日午前9時13分撮影
奥入瀬渓流は、火山灰や軽石が堆積してできた「溶結凝灰岩」の谷を侵食して流れており、両側の岸壁には多くの滝がかかっていました。その中で、「銚子大滝」=写真③=は奥入瀬本流にかかる唯一の滝で、高さ約7㍍、幅約20㍍です。
写真③:奥入瀬本流にかかる唯一の滝・「銚子大滝」
=「奥入瀬渓流」で、2日午前9時24分撮影
これから秋が深まると、ヤマモミジやハウチワカエデなどモミジ類の紅葉が渓流を彩るそうです。奥入瀬渓流は、私が想像していたほど大規模な渓谷ではありませんでしたが、変化に富んだ流れや大小の滝が織り成す渓谷美は心癒されるものでした。