とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014浜名湖半周忘年ラン

2014-12-21 19:45:49 | マラソン
年の終わりの締めくくりとして、毎年いつものラン友たちと一緒に浜名湖半周の忘年ランに参加してきた。今回は、あいにく低気圧の通過がランの時間とピッタリ重なりスタートから曇り空である。弁天島駅前のホテル「ジ・オーシャン」のロビーには、顔なじみの仲間たちが続々と集まってきた。いつも会っている人もいれば、1年ぶりの人もいる。顔を見る度に話が弾むが、スタートの時間に間に合うよう準備も怠らない。

スタートは、ホテル裏の海浜公園からだ。浜名湖100キロマラニックのスタートと同じ場所である。今回は、45名ほどのメンバーが集まり、スタート前の集合写真を撮って午前10時にスタートする。


午前中は、曇り空で雨はまだ降っていなかったが、日が当たらないのでやはり寒い。舘山寺までの12.4キロを結構真面目に走った。おかげで、船の出航時間12:30までは1時間以上もあったので、いつものうどん屋に入りビールとうどんで昼食とする。

ギリギリまでうどん屋にいてから舘山寺港に向かった。港の待合室は、既にほかのメンバーも大勢集まっており、ストーブの周りで温まっていたようだ。しかも、周りも見渡すと、普通の観光客らしき人は全くおらず、忘年ランのメンバーで貸し切り状態のようであった。天気が悪いので、普通の人はこんな日に遊覧船に乗ろうという人はまずいない。雨でも平気で走る物好きな我々くらいのものだろう。


12時30分に遊覧船が舘山寺港を出発し瀬戸港に向かう。約25分の乗船時間だ。この時期は、「カモメふれあい体験クルーズ」と銘打って、カモメとの触れ合いが船のデッキでできる。何人かが好物のカッパエビセンを購入し、船外に放り投げると瞬く間にカモメが群がってきた。



(動画)

最初は、放り投げるだけだったが、慣れてくると手から直接カモメに咥えさせることが出来た。カモメが飛ぶスピードと船が進むスピードが同じくらいになると、カモメが目の前で止まって見える姿が感動的である。

(カモメがエビセンを狙っている)


(見事エビセンを咥え、飛び去っていくところ)


(動画)

餌がなくなると、カモメとのふれあい体験も終わる。ひと段落して船内に戻ると瀬戸港が間近となった。瀬戸港でもう一度集合写真を撮って、後半のランが始まった。


後半は、21.5キロほどでスタートの「ジ・オーシャン」までひたすら走る。午後は、もうずっと雨である。カッパを着ているのもの冬の雨は冷たく少しでも休むと体が芯から冷えてくる。みんな、早くゴールに着きたいのかほとんど休むことなく走っていた。一部の人は、天竜浜名湖鉄道やJR線を使ってショートカットしていたが、私も全コースを走り続ける事にした。

午後15時40分頃、無事に「ジ・オーシャン」のロビーに到着する。後半は、かなりへばっていたが、ホテルが見えてからは気力を奮い立たせ走った。ホテルがゴールというのは、非常にありがたい。すぐに着替えを持ってお風呂に直行する。熱い風呂に入ると生き返った気分だ。着替えてさっぱりしてから忘年宴会が始まる。宴会会場は丸テーブルと椅子の立派なディナー形式である。いろいろ料理が出てきたが、前後左右のラン友たちと食べる事も忘れていろいろ話していたので、料理を食べる時間が無くなってしまった。楽しい時間があっという間に過ぎてしまい、それほどお腹もすかなかったようだ。1年の締めくくりの忘年ラン、今年も大勢のラン仲間たちと親交を深めるいい機会になった。

クリスマスバージョンに変更

2014-12-19 22:02:43 | ブログ
gooブログは、テンプレートが豊富に用意されている。
毎月、季節にあったテンプレートに替えているのだが、
今日からクリスマスまでは、特別にクリスマスバージョンのテンプレートに変更だ。

有川浩の「キャロリング」では、クリスマスの夜、奇跡のような出来事が起こるとされている。
はたして、何かいいことがあるといいのだが…。


腕に巻けるマイクロUSBケーブル

2014-12-18 21:25:39 | グッズ


電子機器の輸入・販売を行うオータスから2014年10月30日に発売された「MiLiマイクロUSB フラットケーブル 20cm」が売れているそうだ。このケーブルは、片方がmicroUSBコネクタでもう片方がUSBコネクタとなっており、スマホの充電などが出来る。

もちろんこのタイプのケーブルは、私も持っており、それほど画期的なものという訳ではないが、デザイン的にみるとなかなかの優れものである。この製品にはコネクタ同士を連結することができるキャップが同梱されていて、運搬時に両コネクタを保護するとともに、リストバンドのように腕に巻いたり、カバンに引っかけておくことができ、ちょっとしたアクセサリー的に使えるのがなかなかいい。しかも、丈夫で耐久性のあるフラットタイプのケーブルを採用しているので、カバンやポケットの中で絡まりにくいというのが評判である。

カラーは、グレー、ホワイト、グリーン、オレンジ、ピンクの5色が用意されていて、価格は980円(税込)というのもお手頃である。携帯性に優れており、いざという時のスマホの充電用にカバンに忍び込ませておくと安心できそうだ。

GPSウォッチ見つかる

2014-12-17 21:25:33 | 呟き
しばらく前から、スントのGPSウォッチが見当たらなくなっていた。
一番最後に使ってから2週間以上も経っていて、多分お風呂に入った時にロッカーにでも忘れたのかもしれないと半ば諦めていた。
それでも、なくてはならないグッズだけに、安いGPSウォッチを探そうとも考えていた。

ところが、ところがだ。
今朝、妻が「こんな所に時計が落ちているよ」と、テーブルの下からGPSウォッチを見つけ出した。
何と、テーブルの椅子に掛けたジャケットが死角となって、床に落ちていたGPSウォッチが見えなかったのだ。
見つかってみれば、ごく目と鼻の先の身近に転がっていたわけだ。
とにかくあっさり見つかって一安心する。

しかし、しっかり家に持ち帰っていたことすら記憶になかった事が情けない。
近頃、ちょっとした物が見つからない事が多く、探し物をしていることが多くなった。
年齢と共に、物忘れが酷くなって困ったものである。


八月の六日間 /北村薫著

2014-12-16 22:18:17 | 読書
八月の六日間
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店


《内容(BOOKデータベースより)》
40歳目前、文芸誌の副編集長をしている“わたし”。ひたむきに仕事をしてきたが、生来の負けず嫌いと不器用さゆえか、心を擦り減らすことも多い。一緒に住んでいた男とは、3年前に別れた。そんな人生の不調が重なったときに、わたしの心を開いてくれるもの―山歩きと出逢った。四季折々の山の美しさ、怖ろしさ。様々な人との一期一会。いくつもの偶然の巡り合いを経て、心は次第にほどけていく。だが少しずつ、けれど確実に自分を取り巻く環境が変化していくなかで、わたしは思いもよらない報せを耳にして…。生きづらい世の中を生きる全ての人に贈る“働く山女子”小説!

やっと順番が回ってきて、北村薫の「八月の六日間」を読むことが出来た。アラフォー女性編集者が、仕事の合間を縫って単独行でいろんな山に登る話で、彼女の山登りの数日間を描いた連作短編である。以前読んだ湊かなえの「山女日記」とよく似た内容であるが、自分が行ったことのある山が舞台になっている事もあり、親しみを持って読む事が出来た。

因みに舞台となった山々は下記の通りだ。
1.九月の五日間 有明温泉~燕岳~大天井岳~槍ヶ岳~上高地 表銀座コース
2.二月の三日間 裏磐梯 スノーシューハイキング
3.十月の五日間 上高地~蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳~有明温泉
4.五月の三日間 麦草峠~白駒池~高見石小屋~渋の湯   
5.八月の六日間 折立~太郎平~薬師沢小屋~高天ヶ原温泉~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高温泉

どの作品も、私が実際に歩いたことのあるコースなのでその情景が浮かんできて、とても懐かしく共感する部分が多い。山を始めたばかりの女性がいろんな経験を積み、山の素晴らしさや怖さを学んでいく様子が微笑ましい。それにしても、この作品はしっかり女性目線で描かれているのが驚きである。作家の名前だけでは性別を判断できないのは、もう常識だ。有川浩が女性で、高村薫が女性という事は知っていたが、北村薫は男だったのだ。しかも、山登りの経験がないというのにここまで綿密に山の情景を描き、女性心理もうまく描ける(多分?)というのは凄い。仕事のキャリアを積んで、息抜きをしたくなったアラフォー女子には、山の魅力を伝える作品として特にお勧めである。


LED液晶ディスプレイ購入

2014-12-15 21:37:17 | パソコン
ずっと前からパソコン用の21インチの液晶ディスプレイの調子が悪く、画面がちらついて目に良くない状態だったのでノートパソコンの小さいディスプレイで我慢していた。しかし、パソコンを使う頻度が多いので大きいディスプレイがずっと欲しく、ボーナスで余裕ができたところで、ついに買ってしまった。

大きい画面で、値段がそこそこのものなら何でもいいやと思って電気店に見に行ったのだが、最近は、LED液晶ディスプレイがお勧めだということで店員の進めるものを購入してしまった。LED液晶ディスプレイの何がいいかというと、省電力という事がある。ノーベル賞で話題になった事もあり、LEDだから消費電力は従来の液晶ディスプレイの1/3~1/4くらいだという。また、消費電力が低いので発熱も非常に低いそうだ。

それから、通常の液晶と比べ、画面を細かく分割してバックライトの明るさを変更する事が出来るため、コントラスト比が大きいという。そして、一番気にいったのは薄いという事だ。軽く、薄く、スタイリッシュなデザインなので、デスクの場所をとらないのがいい。値段も23インチのディスプレイが税抜き2万円以下で購入できた。

LED液晶ディスプレイの欠点は、輝度が低いことだと言われている。天気の良い日に窓際でカーテンを開けた状態で使用した場合、画面が見えにくい事があるらしいが、光が当たらないようにすればいい事であるし、画面がキラキラしすぎると目が疲れそうなのでそれほど気にはならない。前より大きい画面になってパソコン作業もやりやすくなった気がする。

寒い一日

2014-12-14 20:32:13 | 呟き
今日は、全国的に寒い日になると聞いていたが、やはり寒い一日だった。
特に今日は、袋井メロンマラソンがありフルマラソンにエントリーしていたので早起きで会場に向かった。
何度も出ている大会なので、特に写真を撮りたい場所もなく、ひたすら寒さに耐えながら走った。
前半は、そこそこ走れたものの、後半はペースが落ちてフラフラでゴール。
何とかサブ5で完走はできたが、やはり練習不足ということを実感する。

その後、急いで帰宅して選挙に行った。
夕方近い事もあったが、選挙会場は閑散としていた。
午後6時の報道では、投票率35%程度と戦後最低の投票率になるとのことで、気持ちまで寒々としてしまった。
この国の、政治レベルは如何に低いものだとガッカリだ。
選挙とは、若い人たちの将来を占うものであり、若い人たちが無関心ということは、未来に希望を持っていないという事である。
日本の国力はさらに低下することが明らかになってきてしまったといえる。
本当に寒い一日となってしまったようだ。


明日は衆院選、投票を忘れずに。

2014-12-13 18:03:33 | 政治
何のために行うのかもはっきりしないまま衆議院が解散され、年末の慌ただしい時期に選挙が行われることになってしまった。この選挙に関わる費用は、700億円にも上るという。これだけのお金があったら、もっといろんなことに使えるのにと思うのは誰もだろう。そんな状況でも、この機会を見過ごすわけにはいかない。

投票率の低下が叫ばれ、与党の圧勝が予測されるなか、作家のいとうせいこうさんが、衆院選にあたってつづった文章が、ネット上で共感を呼んでいるそうだ。タイトルは「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」で、無党派層の「私たち」を渡り鳥の群れに例え、群れが突然、旅に出るきっかけとなるのは「一羽の鳥」だと説いている。「私たちが変わったところで政治家が変わらないのだから意味がない」と考えるのは、「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているからであり、選挙期間中「むしろ無力なのは選挙に落ちるかもしれない政治家の方」で「結果を決めるのは『私たち』以外にない」と訴えている。

「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」の一部抜粋

自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。
だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。
私は何度かそういう選挙を見てきた。
デモも同様である。
……

とても、素晴らしい文章であり、もっと早くから読んでいたらと思った。
明日の選挙には、多くの人が意思表示のために投票に行って欲しいものだ。

「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」の全文は、こちらから。
http://politas.jp/articles/213

今年の漢字は「税」

2014-12-12 21:43:57 | ニュース
2014年の世相を1字で表す「今年の漢字」は「税」に決まったそうだ。2位は「熱」、3位は「嘘」。4~10位は「災」「雪」「泣」「噴」「増」「偽」「妖」と続いている。

「税」が1位とは思いもよらなかったが、この結果は投票で決まるそうなので、多くの人が思い浮かべた漢字だったのだろう。思い起こせば、消費税が5%から8%にアップして、さらに10%にするかどうかという論議もあった事ではあるし、そういう意味では注目すべき漢字だったとはいえる。もっとも、消費税率を下げるという話だったら、私も1位に挙げたかもしれない。

2位の「熱」は、デング熱やエボラ出血熱から、3位の「嘘」は、佐村河内守氏やスタップ細胞騒動に関わる出来事、4位の「災」は大雨災害、土砂災害、地震災害等の発生、5位の「雪」はアナ雪のヒット等が思い起こされる。「泣」は、野々村議員の号泣会見、「妖」は妖怪ウォッチからの連想だろうか。

いろんな漢字が挙げられたが、10位までの漢字から連想される出来事を思い起こしていくと、この1年では、それなりに納得する漢字ばかりだ。日本の漢字というのは、一文字で深い意味を表すことが出来るというわけで、これは世界でも類のない素晴らしい文化であるといえる。

マララ・ユスフザイさんのノーベル賞受賞演説

2014-12-11 23:55:33 | ニュース
LED研究でノーベル賞を受賞した日本の赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんらの動向がテレビや新聞でいっぱい報道されているが、私は、今年のノーベル平和賞に選ばれたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)のノーベル賞受賞演説に感銘を受けた。17歳の少女とは思えない堂々としてゆるぎない自信にあふれた素晴らしい演説だったといえる。

彼女は、中学生の頃、女性に対して教育を受ける権利を奪い、さらに教育を受けようとしたり推進しようとする者の命を優先的に狙うタリバンの銃撃を受け重傷になったが、奇跡的に助かった。以後、タリバンによる女子校の破壊活動を批判し、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続けていた。今回、史上最年少のノーベル賞受賞者となり世界の注目を浴びている。

特に印象に残った言葉は、
「私の声はみんなの声だ。教育の機会を奪われた6600万人の女の子。それが私だ」
「1人の子供、1人の教師、1本のペン、1冊の本が世界を変えられる」
「なぜ、強国と呼ばれる国々は、戦争を起こすことにはとても力強いのに、平和をもたらすことには弱いのでしょうか。なぜ、銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ、戦車をつくることは簡単なのに、学校を建てることは難しいのでしょうか。」

今後はノーベル賞の賞金で故郷に学校を建てる計画があるといい、「それを出発点に、すべての子供が学校に通えるまで闘いを続ける」と宣言したという。未だに、彼女は命を狙われているというのにその勇気は、どこから来るのだろうか。その願いが叶う事は難しいのだろうが、いつかそんな時が来ることを願わずにはいられない。

受賞演説の全文はこちらから
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141210-OYT1T50114.html