とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014東京スカイツリーマラニック:後半

2014-12-04 22:13:37 | マラソン
東京駅から皇居へ向かう。イチョウ並木が素晴らしい。


皇居前の通りも車両通行止めとなっており、広々としている。相変わらず、皇居前を走るランナーが多い。


我々も皇居前をしばらく走る。お濠は、苔で埋め尽くされていた。


皇居一周は以前走ったことがあるので、大手門から皇居東御苑を見学していく事にした。皇居東御苑は,旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので、入園は無料で予約もいらない。入り口で券を受け取り中に入った。百人番所前を通る。


東京とは思えないほど、森に囲まれ広々とした公園があった。




モミジも真っ赤に色づいていた。


松の廊下跡。ここが「忠臣蔵」で有名な赤穂藩主の浅野匠頭長矩が吉良上野介義央に斬りかかる刃傷事件が起きた場所である。


皇居からお茶の水方面に向かう。お茶の水駅を過ぎ、湯島聖堂に立ち寄る。湯島聖堂は、もと上野忍ヶ岡にあった林羅山の邸内に設けられた孔子廟を、五代将軍綱吉がここに移し、官学の府としたのが始まりで、この時から大成殿と附属の建造物を総称して「聖堂」と呼ぶようになったという。




さらに先に進むと、湯島天満宮だ。菅原道真を祀るこの神社は、学問の神様として別名湯島天神としても広く知られている。




湯島天神の男坂を下りたところに湯島聖天・ 心城院がある。ほとんどの人は湯島天神だけ寄って湯島聖天に寄る人は少ない。小さいお寺だが、見所がいろいろある穴場である。ここには、「柳の井戸」と呼ばれている江戸名水の湧き水がある。『この井は名水にして女の髪を洗えば如何ように結ばれた髪も、はらはらほぐれ、垢落ちる。気晴れて、風新柳の髪をけづると云う心にて、柳の井と名付けたり』と説明書きがあった。また、池には亀が放たれ「亀の子寺」として親しまれているそうだ。 入口横には、水琴窟があり竹筒に耳を当てると琴を奏でたような音色が聞こえてくる。


次に寄ったのが不忍池だ。一面の蓮で覆われるこの池だが、枯葉ばかりで夏とは全く違う風景になっていた。


ボート池には、スワン型のボートで楽しむ市民で大賑わいだ。


西郷さんの像の前で記念撮影。


上野駅前を通る。


上野から2キロほど走ると浅草雷門だ。


黄金に輝くアサヒビール本社ビルと「炎のオブジェ」が見えてきた。そして、隣にはゴールのスカイツリーが…。


言問橋の正面がスカイツリーだ。ゴールは近い。


牛嶋神社を抜けようとしたら、結婚式の行列が進んできた。文金高島田の花嫁姿は、なかなかいいものだ。しばらく花嫁が通り過ぎるまで見物させてもらう。この神社を通ると、毎回結婚式にぶつかる。




スカイツリーが目の前になった。


ゴールのおしなり橋には、ゆるキャラのおしなりくんが待っていた。


14時52分。一緒に走った仲間たちと一緒に無事ゴール。


それにしても、下から見るスカイツリーは偉大なる高さだ。


ほぼ全員がゴールしたところで、最後の集合写真。


おしなり橋からは、歩いて墨田区総合体育館に向かう。体育館内のお風呂で汗を流してから懇親会に参加し、大いに飲んで食べて解散する。酔っぱらって帰りが心配な人もいたが、なんとか無事新幹線に乗ることができ浜松まで帰った。電車やバスでは、これだけのコースを一日で回ることはできない。都会は、やっぱりマラニックで観光するのが一番だ。