とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019南足柄いいとこマラニック

2019-09-16 16:05:13 | マラソン
神奈川のHさんからいいとこだから是非走ろうと誘われ、昨日は松田から南足柄周辺をマラニックで走ってきた。私の方で呼びかけたところ全部で9人のランナーが集まった。ほとんど、東京、神奈川、静岡3県からの参加だ。まずは、小田急の新松田駅に集合という事で集まってもらい、午前9時ちょっと前に新松田駅をスタートする。


ガードを抜け、山の方へ向かう。


5分ほどで延命寺に到着する。


この延命寺は別名を”牡丹寺”と言ってボタンで有名なお寺だという。


延命寺を出て、坂を下っていくと東名高速道路の横を通る。正面には金時山が見え、雲がかかった富士山も見える。


坂を下りきったところで、再び階段を上っていくと松田山ハーブガーデンだ。


松田山の山腹からまちをみおろす円筒形のハーブ館の南斜面いっぱいに広がるハーブガーデンからは相模湾沖や足柄平野が見渡せる。


松田山ハーブガーデンのミニSLの線路の脇から遊歩道に入っていく。


木陰の中の遊歩道を出ると、「コキアの里」に到着する。松田町の新たな名所にしようと、地元の人がコキアの植栽に取り組んでいるそうだ。成長すると樹形が丸くなり、秋には真っ赤に色づくのが特徴で、別名ホウキグサとも呼ばれている。ここからも富士山の眺望がいい。


次に向かったのが、寒田神社。仁徳3年(西暦315年)創建と伝えられ、1700年の時を静かに刻む由緒正しい格式ある神社だ。倭建命(ヤマトタケルノミコト)が東征の折に立ち寄り休息したと言い伝えられ、また東海道が通じる前は、箱根越えをする旅人たちが足柄峠を越える際、旅の安全を祈願したといわれている。


車道を通り抜け、田園地帯の中の農道に入る。


今回のマラニックの見どころでもある酔芙蓉農道に入ると、白から濃いピンクに変わる酔芙蓉の花が見えてきた。


ここには、朝、昼、夕と花びらの色が白から濃いピンクに変わる酔芙蓉の花700本と芙蓉の花100本が約1キロにかけて植えられている。全体的には、まだ早いかなという感じではあったが、一部の場所は見頃になっていた。




南足柄市運動公園では、池の睡蓮の花が咲いていた。


南足柄市運動公園には、ヒガンバナが群生する場所があるという事だったが、お彼岸前なのでこちらはまだ早かった。


公園を抜け、坂を下っていくと、大きなタンクが見えてきた。今回の目玉であるアサヒビール神奈川工場だ。


11:24。アサヒビール神奈川工場の入り口に到着する。予約した11:30にぎりぎり間に合いそうだ。


工場内に入り、受付に向かう。


全員が集まったところで、アサヒビールの工場見学が始まった。工場自体は、休日のため機械は稼働してないが、濾過塔や貯蔵タンク、ビン詰行程、缶詰工程などを見学する。見学は1時間ほどかかるが、すべて無料だ。


そして、最後は待ちかねた生ビールの試飲コーナーだ。タンブラーで3杯迄OKということで、美味しい出来立てのアサヒビールスーパードライを頂く。ガイド嬢の乾杯の一声で一斉に飲み始めた。




暑い日だったので、冷たいビールが美味しく、ついついみんな飲みすぎてしまったようだ。工場見学終了後は、ほろ酔い気分で楽しそうだった。


神奈川工場の庭には、真直ぐに伸びた茎の先に魔女の箒のような穂を咲かせた植物があった。西洋ススキといわれる植物でパンパスグラスという。


これから先は、とても走れる状態ではなく、みんなウォーキングだ。開成水辺スポーツ公園の横を通り抜ける。


足柄大橋には、猿、リス、鹿を従えた金太郎の像があった。


反対側には、熊にまたがった金太郎。


足柄大橋を渡り切り、しばらく進むと松田町健康福祉センターがあり、そこの健楽の湯に入って汗を流しさっぱりする。

その後も、ゆっくり歩いて新松田駅まで戻り、駅前の居酒屋で打ち上げ会をやって解散する。距離は20キロほどだったが、久々に楽しく走ることが出来た。


参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図