千枚小屋は初めて泊まる山小屋だ。木材で組まれたきれいな山小屋である。客室は上下二段となっており、この日の宿泊者は10人にも満たず、余裕のスペースを確保できていた。
自分たちが寝ていたスペース。出発前に畳んだところ。
受付カウンター。
小屋の上には満月が出ていた。思ったよりまだ天気はいい。天気予報では、午後から雨になるらしい。
5:17。千枚小屋を出発して千枚岳へと向かう。ちょうど、雲海からご来光が見えてきた。
ナナカマドの赤い実が鮮やかだ。
マツムシソウの群生も見られる。山はもう秋の気配だ。
5:53。千枚岳山頂2880mに到着。
雲がだいぶ上がってきてはいるが、まだ青空が残っている。
千枚岳からはいったん梯子を下りて次のピークに向かう。
ハイマツ隊の中を進んでいく。途中ではライチョウも見かけた。ガスが出てくるとライチョウの行動が活発になるから、これから天気が悪くなることは間違いない。
6:36。丸山山頂3032mに到着する。
足元が悪いガレ場の道を進んでいく。
7:04。荒川東岳(別名:悪沢岳)山頂3141mに到着する。日本第6位の高峰にして日本百名山の一つだ。
中岳避難小屋まで来た。ここは、Iさん設計の山小屋だ。本人も思いれがあるようで、小屋の様子をよく見ていた。
8:26。荒川中岳山頂3084mに到着する。もう完全にガスの中で視界は全くない。
荒川中岳山頂より少し下ったところで咲いていた赤い花。ちょっと珍しい花なので撮ってみたが名前がわからない。
これは、ミヤマウスユキソウ。
しばらくすると、一瞬雲間が開け、赤石岳らしき山影が姿を現した。
荒川前岳の分岐から下っていくと、荒川小屋の姿が見えてきた。
9:25。荒川小屋に到着する。
荒川小屋も点検対象の山小屋なので、1時間ほど点検をしていく。
休憩、点検を含めて荒川小屋を出たのは11時前くらいになっていた。その後、雨風が強くなり、カメラを出す余裕もなく、ひたすら赤石岳を目指して登っていく。視界があまりないので、どこまで行っても終わりがないような登りとなり、精神的にキツかった。それでも3時間ほどで赤石岳山頂に着いたときはホッとした。赤石岳避難小屋は、山頂直下なので、登頂の余韻に浸ることなく、そのまま小屋に直行する。
赤石岳避難小屋は、小屋番のご夫婦が常駐しているので、簡単な食事は出るし、飲み物もふんだんにあって過ごしやすい避難小屋だ。小屋に着いてからは、小屋番ご夫婦や同宿者たちと酒盛りをしながら、消灯近くまでこたつを囲んで山談議に花を咲かせた。この日の宿泊者は7名と、この日も快適なスペースを確保して寝ることが出来た。
参考1.2日目のコースマップ
参考2.2日目の行程図とコースタイム
「2019第2回南アルプス山小屋点検:3日目 赤石岳避難小屋~椹島」に続く。
自分たちが寝ていたスペース。出発前に畳んだところ。
受付カウンター。
小屋の上には満月が出ていた。思ったよりまだ天気はいい。天気予報では、午後から雨になるらしい。
5:17。千枚小屋を出発して千枚岳へと向かう。ちょうど、雲海からご来光が見えてきた。
ナナカマドの赤い実が鮮やかだ。
マツムシソウの群生も見られる。山はもう秋の気配だ。
5:53。千枚岳山頂2880mに到着。
雲がだいぶ上がってきてはいるが、まだ青空が残っている。
千枚岳からはいったん梯子を下りて次のピークに向かう。
ハイマツ隊の中を進んでいく。途中ではライチョウも見かけた。ガスが出てくるとライチョウの行動が活発になるから、これから天気が悪くなることは間違いない。
6:36。丸山山頂3032mに到着する。
足元が悪いガレ場の道を進んでいく。
7:04。荒川東岳(別名:悪沢岳)山頂3141mに到着する。日本第6位の高峰にして日本百名山の一つだ。
中岳避難小屋まで来た。ここは、Iさん設計の山小屋だ。本人も思いれがあるようで、小屋の様子をよく見ていた。
8:26。荒川中岳山頂3084mに到着する。もう完全にガスの中で視界は全くない。
荒川中岳山頂より少し下ったところで咲いていた赤い花。ちょっと珍しい花なので撮ってみたが名前がわからない。
これは、ミヤマウスユキソウ。
しばらくすると、一瞬雲間が開け、赤石岳らしき山影が姿を現した。
荒川前岳の分岐から下っていくと、荒川小屋の姿が見えてきた。
9:25。荒川小屋に到着する。
荒川小屋も点検対象の山小屋なので、1時間ほど点検をしていく。
休憩、点検を含めて荒川小屋を出たのは11時前くらいになっていた。その後、雨風が強くなり、カメラを出す余裕もなく、ひたすら赤石岳を目指して登っていく。視界があまりないので、どこまで行っても終わりがないような登りとなり、精神的にキツかった。それでも3時間ほどで赤石岳山頂に着いたときはホッとした。赤石岳避難小屋は、山頂直下なので、登頂の余韻に浸ることなく、そのまま小屋に直行する。
赤石岳避難小屋は、小屋番のご夫婦が常駐しているので、簡単な食事は出るし、飲み物もふんだんにあって過ごしやすい避難小屋だ。小屋に着いてからは、小屋番ご夫婦や同宿者たちと酒盛りをしながら、消灯近くまでこたつを囲んで山談議に花を咲かせた。この日の宿泊者は7名と、この日も快適なスペースを確保して寝ることが出来た。
参考1.2日目のコースマップ
参考2.2日目の行程図とコースタイム
「2019第2回南アルプス山小屋点検:3日目 赤石岳避難小屋~椹島」に続く。