とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

“自宅避難”で用意しておきたい防災セット

2014-11-13 21:41:50 | いろいろ
いざ何かあった時の為に、どの家庭でも防災セットを用意していると思うが、その中身が本当に必要なものかどうかは、実際そんな状況になってみないと分からないものだ。地域の避難所で過ごす場合では、それなりに必要なものが揃ってくる可能性があるが、自宅避難をする場合には、外からの支援を受けられない可能性もある。また、都市部では避難所になる小中学校などの公共施設が少ないため、避難所に来る人をすべて受け入れられないという可能性がある。そんな時は、避難所に避難するより、自宅の建物が無事なら自宅で過ごしたほうが安心だ。

そんな場合に、自宅に備えておきたい防災セットの中身は、「掃除」「落ち着ける空間・環境作り」「情報の収集」「衛生への配慮」にポイントをおいたものがあったほうがいいという。防災セットの準備についてこんな情報を得ることが出来たので紹介したい。

1.部屋の掃除・整理
 震災後は食器棚などが倒れたりして、ガラスや陶器の破片が散らばる状況が想定される。そのため、床、ソファ、ベッドの上などの「掃除」をしなければならなくなり、安全に掃除をするためのグッズが必要となる。例えば「耐切創」仕様の手袋、ガラ袋、ガムテープ等だ。こういったものは、災害が起きるとすぐに売り切れてしまう可能性があるので、あらかじめ用意しておくにこしたことはない。

2.落ち着ける空間・環境作り
 掃除の後にブルーシートを敷くことで、破片などを気にせず食事や体を休ませる場所が確保できる。また、生活を続けるうえで欠かせないのが「照明」だが、懐中電灯よりランタンのほうが室内では役に立つそうだ。懐中電灯は何かを探したり、歩く方向を照らすなどの場合は効果的ですが、食事やくつろぐときなどは照明の代わりになるランタンが便利である。また、料理や洗い物などの作業では、手元を照らしながら両手が自由に使えるヘッドライトが重宝する。照明関係では、ランタンとヘッドライトを用意しておきたい。

3.情報収集
 災害時には情報の収集が必須である。ラジオや携帯電話、スマホが頼りになるが、電源を確保するために、電池の備蓄と同時に、手回し発電機能がついた自家発電・多機能LEDランタンのようなものがあるといい。これらを使って、スマホへの充電を行い緊急用の電話を掛けたりすることが出来る。

4.衛生への配慮
 便座は壊れなくても、断水が続けば、トイレに困る。そんなときのために、汚物を凝固材で固める携帯トイレがあると助かる。また、断水中はシャワーを浴びたり、水で手を洗うこともままならない。そんなときのために手や指先の洗浄だけでなく、ドライ洗髪にも使える洗浄液を用意しておくといい。

5.水や食料は「家庭内流通備蓄」で用意
 大地震が起きた場合では、「1週間の備蓄」が求められている。したがって乾パンのような非常食や長期保存できる水を防災袋に入れておくだけではとても1週間分はもたない。そこで、冷蔵庫内の食料やパスタや素麺、レトルト食品などの食料品も買い置きをしておいたほうがいい。また、携帯型「ガスコンロ」のボンベも備蓄しておいたほうがいいようだ。それから、水についてだが、ペットボトルに水を入れて冷凍庫で常に凍らせておくほうが効率的だという。これなら保冷剤に使えるし、溶けたら飲料水にもなり、時間が経ったものなら調理用の水、生活用水にできるから無駄になることがない。

以上のようなポイントを考慮して防災セットを揃えておくと、さらに安心である。さっそく、我家の防災セットの中身を確認し、不足しているものを揃えておきたいと思う、