とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014南伊豆みちくさウルトラマラソンツアー:1日目(前半)

2014-11-16 23:22:13 | マラソン
金曜日の夜立ちで1泊2日の南伊豆の旅に出かけてきた。今回の目的は、第1回南伊豆みちくさウルトラマラソンに参加するためだ。ウルトラマラソンでも、いろんな組織の主催する大会があるが、「みちくさマラニック走援隊」主催の大会に参加するのは初めてだ。ウルトラマラソン経験者が主催しているらしく、エイドが充実していてランナーの期待を裏切らない大会だろうと大いに期待していた。そんな事もあって、この大会を知ってから顔見知りのラン友に声をかけたところ、全部で12名ものランナーが集まった。さっそく、宿の手配やらスケジュールの調整などを行い、現地へと向かった。

スタート会場となるのは、南伊豆町の青野川ふるさと公園である。前夜からスタート会場の駐車場で仮眠していた。スタート時間は、15日土曜日の午前6時だが、午前3時半くらいから大会準備や参加者の車の入場音などで賑やかになり、眠れたのは3時間くらいだったが、いざ走るとなれば目も冴えてきた。慌ただしく着替えや朝食を済ませ、スタート会場に向かった。東の空が明るくなり日の出も間近だ。空は、見渡す限りの満天の星で、素晴らしい天気の予感を感じさせてくれた。


会場で出会った顔見知りのAさん夫妻と一緒にスタート前の集合写真を撮る。


突然現れたカメラマンに取材を受ける。どこかのテレビ局だったのだろうか?私もカメラを向けられ何とか話をすることが出来たが、放送されたのかどうかは分からない。


さて、いよいよスタートだ。約450名のランナーが75キロ先のゴールを目指して走り始めた。


青野川沿いを走る。青野川は、河口から中流部にかけて富士箱根伊豆国立公園に含まれ、河口の弓ヶ浜海岸はアカウミガメの産卵地としても有名で白砂青松の海水浴のメッカとして下賀茂温泉と並ぶ南伊豆町の二大観光拠点となっている。


6キロを過ぎ、浜に出た頃ちょうど日の出となっていた。海から上る日の出は見事だ。砂浜も美しい。


しばらく海岸線を走る。朝日に照らされ、道路もランナーも黄金色に見える。


前方には、タライ岬の奇岩も見えている。


一般ロードから抜けて、タライ岬遊歩道へと入る。この辺りは国立公園の一部となっており、入場にあたっての注意事項を読みながら進んでいく。


ウバメガシの灌木のトンネルを通っていく。ちょっといい雰囲気の遊歩道である。


海食崖や奇岩が続く自然の荒々しさを感じさせる景勝地だ。南伊豆には、ほとんど来たことがなかったので、最初から素晴らしい自然のコースに案内され感激する。




鎖場などもあり、足元に気を付けながら順番に前に進んでいく。


タライ岬からの展望も抜群だ。


今度は、石がゴロゴロしている海岸線を進む。最初からワイルドなコースで、自然と一体という雰囲気だ。


やがて、文字どおり弓形に弧を描く弓ヶ浜海岸前を通過する。湾の両側に岬があり遠浅で波も穏やかな美しい海水浴場だ。


15キロの手石エイドに到着した。ここは、漁協が開設したエイドで、干物とか、ぶだい竜田揚げ等が出された。いままで、エイドでこのような海産物を食べたことはない。特に竜田揚げは最高に美味しかった。ほかにもサンマやタイも食べ放題だ。




次に寄ったエイドは、19キロの大瀬アロエセンターエイドだ。アロエセンターというだけに、アロエスペシャルメニューやおにぎり、おでん等が出された。特に、アロエヨーグルトが美味しく3杯も頂いてしまった。




アロエセンター前で、集合写真。


ここから、石廊崎への道に進んでいく。


石廊崎といえば、荒々しい海岸線が続く伊豆半島最南端の岬だ。白亜の塔形をした石廊埼灯台の横を通り抜ける。灯台名は「石廊埼灯台」だが、立っている岬は「石廊崎」と呼びややこしい。


石廊崎の先端部。海の中に突き出ているので、風当たりも凄い。それにしても、青い海と青い空が太陽に照らされ眩しいくらいだ。


最突端の熊野神社の祠には、完走を祈るランナーたちがお参りしていく。


帽子があっという間に飛ばされてしまいそうなくらい風当たり強い。


太平洋に突き出たこの岬より西は駿河湾、東は相模灘である。




石廊崎入口に再び戻ってくるとエイドがある。ここでは、メロンパンやごま団子が出された。


石廊崎エイドは、第1関門(午前10時)となる場所だが、まだ50分ほど余裕がありランナーたちも快調に走っている。


2014南伊豆みちくさウルトラマラソンツアー:1日目(後半)に続く。