とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2012大日ヶ岳

2012-06-17 20:55:37 | 山登り
金曜日の夜に日曜日の天気予報を見たところ岐阜県郡上市の天気は降水確率100%となっていた。これでは完全に雨で登山は無理だと思って、山友に中止の連絡を入れてしまった。ところが、翌日念のためもう一度同じ場所の天気予報を見たところ、ガラッと予報が変わって雨は午前7時くらいまでで、11時くらいから晴に変わっていた。急いで山友に連絡を取って、中止の中止でやはり決行することにした。

目的の山は、岐阜県の大日ヶ岳(だいにちがたけ)である。昨年も計画したが雨で中止したことがあって、今回は二度目の挑戦だった。白山国立公園内の両白山地南部に位置する標高1,709mの山である。日本二百名山及び新日本百名山に選定されている山でもある。山名の由来は、717年(養老元年)に、泰澄上人が大日如来を山頂に祀り開山したことによる。

さて、土曜日の夜、家を出て登山口近くの「道の駅大日岳」に向かった。最初から最後までずっと雨の中のドライブだった。道の駅に着いても明け方まで雨は止まなかったが、天気予報を信じ晴れることを期待して朝を待った。

やがて雨が止み、ゆっくりと支度をしながら登山口のあるダイナランドスキー場まで車で移動する。スキー場への曲がりくねった道を上がり、最上部の駐車場に着いた。雲はまだ厚いが、うっすらと日射しが射し始めていた。


7時50分。身支度を整え歩き始める。


大日ヶ岳への登山ルートは三つほどあるが、今回は最短ルートとなるダイナランドスキー場からのルート(前大日を経て山頂に至る。)とした。リフトの下に登山道の看板があるので、リフト沿いに進む。


リフト用の腰掛が片付けられている、シーズンオフのスキー場は、何故か寂しい感じだ。


ゲレンデの中を突っ切って上ってきたところ。下にはスキー場の建物が見える。


リフトの降り口よりさらに上っていく。


ゲレンデ最上部へと続く登山道。きっちり真上に上がるきつい坂道だ。


レンゲツツジが咲いていた。


タニウツギのピンクの花も見事だ。




ゲレンデを抜け、本格的な登山道に入っていく。


ガスの切れ間から時折青空が覗く。


ブナ林を抜ける。


前大日から大日ヶ岳を臨む。


そして、大日如来が祀られている山頂に到着だ。


大日如来の由緒がかかれた看板。


大日如来像。


山頂で記念写真。


山頂でゆっくり昼食をとって、もと来た道を下山する。


雨上がりの登山道は、ぬかるんで滑りやすい。


また、雲がかかってきた。


ロープがある険しい道も通過する。


スキー場のゲレンデが見えてきた。前方には鷲ヶ岳が見えている。


ゲレンデ内には、マーガレットの白い花が咲き乱れている。




ゲレンデ最下部の建物が見えた。駐車場は、もう直ぐである。


午後1時に無事駐車場に到着する。往復4時間ほどの登山であった。結局、天気予報どおり晴の天気となり、計画通り山登りが出来てよかった。もし、中止していたらかなり後悔の一日になっていたことであろう。