とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「謎解きはディナーのあとで」も映画化とか

2012-06-05 22:53:21 | 読書
2011年の年間ベストセラーとなった東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」が、やはり映画化される事が決まったそうだ。
この作品は、昨年テレビドラマ化され財閥の令嬢である新人刑事・宝生麗子を北川景子、
事件の概要を聞いただけで事件を解決に導いてしまう宝生家の毒舌執事・影山を櫻井翔が演じた。
また、麗子の上司である刑事・風祭京一郎は椎名桔平が演じている。
映画版でも、同じキャストで撮影されるようで、どんな作品になるか楽しみである。

原作本を、図書館で予約したのが昨年8月で、つい最近借りて読み終わったばかりなので、ちょうどタイムリーなニュースだった。
映画版は、完全なオリジナルストーリーという事で、シンガポールでの海外ロケになるという。
原作を読んで、財閥の令嬢が新人の刑事であるという設定と、その執事がやたらに事件に首を突っ込みたがり、
いとも簡単に解決の糸口を作ってしまうというのが、今までにないユーモアミステリー小説として楽しかった。
しかも、その執事の口が悪い。麗子と執事の影山との掛け合いが、何といってもこの作品の目玉であろう。
そして、風祭刑事も金持ちの刑事なのだが、麗子が超大金持ちの令嬢である事を知らず、
金持ち面してカッコつけても、いつも的外れの3枚目キャラになっているのが笑える。
原作本は、軽い感じでサクサク読める作品である。

東野圭吾のミステリーも好きだが、東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」や「放課後はミステリーとともに」等の
ユーモアミステリーも寝る前の一時を楽しませてくれる作品としてお勧めである。

ところで、「万能鑑定士Q」シリーズの映画化も決まったというニュースが流れて大分経つが、いまだに詳細が発表されていない。
あんまり焦らさないで、はやく発表して欲しいものだ。