とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

隠岐の島ウルトラ 1日目

2010-06-22 21:38:35 | マラソン
朝、家を出て新幹線で新大阪まで向かった。新大阪からは、空港直行バスがあり30分ほどで伊丹空港に着く。荷物を預け、手荷物検査を済ませ待合ロビーに行くと、ラン友のがんもどきさんに出合った。がんもどきさんは、かなり早くから空港に着いていたらしく余裕があった。今回のウルトラは、参加する知り合いがほとんどいなかったので、がんもどきさんと同行できて気楽だった。

待合ロビーで搭乗案内を聞いていたら、隠岐の島の天候が悪く、出発しても天候次第で伊丹に引き返すかもしれないとアナウンスがあり、やきもきしながら搭乗手続きを待った。結局出発時間は15分ほど遅れたが、とりあえず搭乗できた。飛行機は50~60人乗りくらいのプロペラ機だ。以前四万十へ行ったときはもっと小さいプロペラ機だったので、それほど不安はなかったが、悪天候だったらどうなるのだろうかと気をもんだ。

約45分ほどで隠岐の島上空に着く。飛行機の窓から外を見ると海岸線や町並みが良く見えるし天候悪化どころかしっかり晴れていた。飛行機も無事着陸して、当初の情報はまったく外れ、安堵した。こんなにも島の天気は、めまぐるしく変化するものなのだろうか。このことは、翌日の大会当日で、身をもって体験することになる。

まずは、飛行機を下りて隠岐空港に入った。



がんもどきさんは、コースの下見に行くというので別れ、私は受付会場であるレインボーアリーナに向かった。レインボーアリーナは、意外と近代的な施設でビックリした。この会場が、ゴール地点にもなるのだ。とりあえず受付を済ませ、今夜の宿となる民宿に向かった。歩いてでもいけそうな距離だったが、循環バスがきたので周りの景色をみながら行くのもいいかと思いバスに乗った。半周ほど回ったところでバスを下り民宿に向かう。

民宿で、しばらく休んだ後、付近を散策しながら前夜祭に参加するためレインボーアリーナに向かった。前夜祭には、選手は無料で参加できる。参加者が、宿の夕食を食べられなくなるほどの量にならないよう配慮して軽食程度の食事を用意してくれていた。

前夜際の料理メニューは以下の通りだ。
①隠岐のいわがき
②ヒオウギ貝
③隠岐そば
④あかもく
⑤どっさり漬け
⑥隠岐水産高校製造さばの缶詰
⑦地酒 隠岐の海、隠岐の島


メニューもしっかり案内に入っていた。
特にいわがきは大きく絶妙の味だった。また、カラフルなヒオウギ貝は見た目もいいしホタテのような味で美味しい。順番待ちで大人気の隠岐そばは、焼サバで食べるという特徴的なそばである。水産高校製のさば缶は、けっこう好きな味だった。

前夜祭は、そんな料理を食べながら始まった。


町長の挨拶、

5回連続出場者の表彰、島根のキャラクター「しまねっこ」の登場など、

いろいろあったが、最後は「隠岐ウルトラマラソン」参加者にお馴染みのテーマソングの生演奏が行なわれた。私は、初めて聞いたのだが、知っている人には元気が出るようだ。


因みに歌詞は、こんな内容である。
「赤い朝日に 照らされて 輝いて 走る道 曲がりくねった ヘアピンに 逆バンク つらいつらい つらい坂 隠岐の島、島~♪ あなたの元へ たどり着くまで 隠岐の島、島~♪ 長い長い 海岸 駆け抜けろ OH YEAH!」


コースを走った後で、この歌を聞くと改めてコースの様子が頭に浮かんできた。何度も聞いているうちに、いいテーマソングだなーと思えてきた。走っているときや、ゴールでこの曲をガンガン流してくれると元気が出そうな気がした。がんもどきさんは、事前に何度も曲を聞いていたらしく、このテーマソングを歌っているグループに会えて大いに感激していたようだ。

大いに盛り上がった前夜祭も1時間程度で終了し、宿に戻った。
あとは、本番のレースを待つだけである。

続きは明日へ