とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

四十九日が終わった

2010-06-07 23:12:23 | 呟き
昨日、母の四十九日の法要が終わった。4月の末に葬儀を行い40日ほどであるが四十九日とした。こういった法事については、まったく経験がなく和尚さんや葬祭センター、親戚等に聞いてなんとかここまで終えることが出来た。自分が当事者にならないと、なかなか覚えることができないことばかりである。おかげで、一通りのしきたりみたいなものは頭に入った。

例えば、初七日というのは、故人が三途の川のほとりに到着する日ということだ。故人が激流か急流か緩流かのいずれを渡るかがお裁きで決まる大切な日なので、緩流を渡れるようにと法要をするのが理由らしい。そして、四十九日は、初七日から七日ごとに受けたお裁きにより来世の行き先が決まるもっとも重要な日で、この日をもって「忌明け(きあけ)」となるとのことだ。そんなことで、七日ごとに毎週法要も行なっていた。ただ、早めに四十九日を行なうことは、かまわないとのことで少し早いが四十九日の法要を行なうことにしたのである。

本来、四十九日を迎えるまでは、結婚式などのお祝いごとへの出席や遠出は控えたほうがいいとされているようであるが、既に姪の結婚式の招待があったりして欠席するわけにもいかず、遠出もしてしまった。外出が好きな母親だったので、大目に見てくれるものだと思っている。

それでも、四十九日が終わり納骨も済ませ位牌も仏壇に安置できた。これで、母も成仏して極楽浄土に行けたことだろう。形式上は、喪に服していたということなので、これで心おきなく日常生活に戻ったと言える日でもあった。ただ7月には初盆を迎えるため、やるべきことがあるが少し気楽になったかんじではある。