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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

アンムクライ会

2022-05-16 08:20:00 | 食物・飲物
2013年から
足掛け6年続けた
『復興支援リサイタル』で、
毎年、来てくれて、
カンパ支援までしてくれた、
大学ギター部後輩の元マドンナ
「アンちゃん/ムクちゃん/ライちゃん」
らとの食事会を
「アンムクライ会」と称して
7年続けている。

きのうも、
我が家に10時半に集合して、
茶室で薄茶会で
アイドリングしてから、
11時半予約の
三ツ星フレンチ『ふくの季』での
デジュネ(ランチ)の会となった。

コロナ禍とあって、
自分も久しぶりに
シェフとマダムともお会いし、
歓談を交わせて
楽しく過ごさせて頂いた。






メインダイニングに
エスコートされると、
きちんと
4人分のテーブルセッティングがされていて、
ウェルカム・フラワーが
卓上に飾られていた。








お店とは、
在京中から
40年近いお付き合いなので、
何百という皿を
味わわせて頂いているが、
シェフがノートに記録されているのか、
毎回、味わったことのない
素材のクイジーヌ(料理)を
出して頂いている。









オードヴルは、
フロワ(冷製)の
トマトの旨味を
十分に味わわせてくれる
ジュとジュレが
モッツァレラとシラスという
組み合わせを繋いで、
アネット(ディル)が
高貴な香りを添えていた。

爽やかな初夏の
快適な"スターター"であった。










ロワール産の
アスペルジュ・ブラン
(ホワイト・アスパラガス)
のフランは、
その滑らかなテクスチュアに
馥郁たるフランスの大地の芳香が
鼻腔を抜け、陶然とするような
逸品であった。









『ポワソン』(魚料理)は、
フレンチで用いられるのは珍しい
サブレ(タチウオ)を
片面パネにして、
リー・ソバージュ(ワイルドライス)
と共に供された。

ナイフを入れると
パリリといい、
カリリとした食感と
ホコホコした焼き魚感が
脳内の"食快感帯"を
ズズンと刺激してくれた。

路地物の葉玉葱を
ガルニ(添え物)としながらも、
どこかプロバンサルな
風趣が感じられた。









メインのヴィアンド(肉料理)は、
「ビフテク」(ビフテキ)と
「ブレゼ・ド・ラング・ド・ブッフ」
(牛タンの煮込み)
のパナシェ(合い盛り)という
豪奢な一皿だった。

ガルニのアスペルジュ・ヴェール
(グリーン・アスパラガス)は
会津産とのことだった。

薔薇色の「ヴィアン・ロゼ」に
焼き上がったビフテクは
なかなかお目にかかれない
「火入れ加減」で、
ナイフを入れると
ジュ(肉汁)がしっかと
留まっていた。

ラングは
ドミソースと共々
深い味わいで、
煮込んだ際の
赤ワインの滋味まで
感じ取れた。

そして、特筆すべきは、
ドレッセされた
『レイノー』製の
アスィエット・クレゥズ(深皿)の
緻密で美しいデザインが
料理を引き立たせる
見事なフレーム(額縁)となっていた。

このような
プロのフレンチ仕事を鑑賞しながら、
自分も"ぼっちフレンチ"で腕を磨き、
家族や知人たちを
楽しませたいものである、
と思った次第である(笑)。







デセールは
カリリと焼き上がった
パート・フィユテ(パイ生地)の
ミルフィーユに
『グラス・ド・フレーズ』
(苺のアイスクリーム)。








きのうの
ソーちゃんの叡王戦は、
なんと、第一局目が
「千日手」となり、
指し直しとなった。

二局目は、
後手から必勝の先手になり、
俄然、有利となったが、
その利を生かし、
中盤からは右肩上がりの
「藤井曲線」が出現して、
相手にいちども振れることはなかった。

これで、
二連勝して、
早くも「防衛」に王手である。


五月の懐石

2022-05-14 07:28:00 | 食物・飲物
きのうは
オフ日だったので、
前日から予約していた
『多可橋』での
懐石ランチにひとりで出かけ、
一日のメインイベントとした。

季節の変わり目ごとに
訪れて、旬の素材の味わいを
楽しみ、同時に、
料理長の高橋さんからは
蘊蓄を学んでくる。





きのうも
旬の筍を使った
真蒸(しんじょう)の椀物を
頂くことが出来た。

客に出すタイミングを計って
蒸し上がったばかりの
茶碗蒸しが提供されたが、
さすがに、一流懐石店だけあって、
その出汁の奥深さ、
旨味の純粋さは
感動を誘うものであった。





旬の鱸(スズキ)の
玉素焼(たまもとやき)は、
マヨネーズの素材から
酢を抜いたものを乗せて
天火にかけるものである。

蕗の薹の酢漬けが添えられ、
初夏の妙味が味わえた。

〆は
コシアブラのご飯で、
これもまた旬の香りが
鼻腔をくすぐった。






蓬羹(よもぎかん)は
白餡仕立てで、
野草の野趣に溢れた香味が
口に拡がり、
その後に供された
一碗のお薄を上々のものと
してくれた。

明日は、
会食会のメンバーが
自宅に集合した折、
ウェルカム・ティーとして、
今度は自分が
お薄を立てる茶人となる。

前日から、
主菓子作りも
しておかねばである。








懐石ランチの後、
四季の里に赴き
木立のなかで優雅に読書する
予定をしていたが、
オナカの調子が
いまいちだったので、
直帰してきた。

整腸剤をのんでから、
「甘いものは別腹」とばかり、
頂き物の「レモ」をやりながら
『そばっかす』の全集を
読み耽っていた。






今朝の朝刊では、
日本のコロナ死者数が
3万人を超え、
アメリカでは
100万人を超えたという
記事が載っていた。

アメリカの人口は
約3.3億人なので、
日本の三倍と計算すると、
防疫体制の整った
同じ先進国どうしなら
せいぜい死者数も
10万人ていどが妥当なはずだが、
その10倍もあるというのは
どうした事だろう。

日本のような国民皆保険制でなく、
オバマ・ケアを
馬鹿トランプが廃止したので、
低所得者層が医療を受けられず
死んでいってるのかもしれない。

また、
マスクを忌避するという
国民柄も防疫不備としての
ファクターにあるのだろう。

それと、
若者層のワクチン接種率が
低いというのも報道されている。

世界第二位の
66万もの死者数を出している、
愚帝ボルソナロのブラジルでは、
リオのカーニバルを挙行したので、
これから、死者数が
グンと上がるかもしれない。

北朝鮮も、
国民行事の軍事パレードへの
密集への参加強制で、
爆発的に「熱病」が
発生したようだ。

コロナと言わず
「熱病」とすり替えてるのが、
いかにもインチキ国家らしい。






お寿司ランチ

2022-05-09 07:02:00 | 食物・飲物
先日の
ミツオ叔父さんの
四十九日法要で
法要会をしなかったので、
叔母さんから「お食事代」を
頂いていた。

ちょうど、
カミさんの誕生日だったので、
それを全額プレゼントに渡したが、
ふと、思いついて、
それで、お寿司を食べに行こう
と誘ってみた(笑)。





行き付けの亀寿司に
予約をすると、
他に予約がなく
貸し切り状態だった。

親方、女将、若旦那と
皆さん『復興支援リサイタル』に
足を運んで頂き、
楽屋見舞いまで
頂戴していたので、
毎年、打ち上げにも使わせて
頂いていた。

カミさんも
何度も連れて行ってるので、
すっかりお店に馴染んで、
カウンターでも「お好み」を
緊張せずに注文できるようになった(笑)。

小肌、穴子、鱸(スズキ)、
縁側(ヒラメ)、蝦蛄(シャコ)
・・・と、お好みで
若旦那に握ってもらった。

女将と親方とは、
食事の合間に
世間話で笑いながら
楽しく過ごさせて頂いた。






葱(ネギ)トロ、
山葵入り海苔巻き、
玉子焼き・・・で、
お仕舞いとした。

コロナになってから、
完全予約制になり、
フリの客が来ないので、
広いお店を独占して
ゆったりと鮨と会話のひと時で
"命の洗濯"をさせて頂いた。









15日に
毎年恒例の「食事会」を
お願いしようとしていたら、
生憎と第三日曜の定休日になり、
フレンチの『ふくの季』へと
変更となった。

親方に
「4500円の『ちらし』を
お願いしようと思ってたのに
残念でした・・・」
と伝えると、
ちょうど出前の注文が入った
というので、それを
見せて下すった。

たしかに、
高級ネタによる
「鮨の宝石箱」のような
逸品であった。








昼食後、
デザートに
『四季の里』で
アイスを食べようとなって、
足を延ばしてみた。

路上のチューリップの背景に
やせ細ってきた雪兎が
間近に見えていた。







帰路、直売場で
麦の穂とアヤメを買って、
玄関室礼を節句飾りから
改めた。

どちらも
直線的に立ち上がる様が、
初夏の到来を感じさせる
清涼さがある。







帰宅したら、
大阪のミカちゃんから
カミさんへの誕プレのワインが
届いていた。

高級なデザートワインである
「アイスワイン」(氷結収穫)

「レイトハーベスト」(遅摘収穫)
だったので、
食後に頂いたら、
高貴な香りと
バランスのいい甘味酸味の
スッキリした吞み口だった。

リク坊の動画も
送られてきて、
またまた、バアバ・ジイジとも
「かわゆいねぇ・・・」
と目を細めていた。


微力ながらも社会貢献

2022-05-01 07:26:00 | 食物・飲物
2004年から
足掛け18年も続けてきた
『ティーカップ』ブログも
〔8月でサービス終了〕
との告知があり、
サボッていた去年と
おととしの分の過去ログを
取り込んで自家製本作業を
進めている。

一年分を
改行せずにキッチリ詰めて
小さいフォントにして
画像をサムネイル化しても
裕に500頁を超える冊子になる。

今日現在のデータ・・・

総投稿数  4662
総画像数  13000枚
残り容量  271.86MB
容量使用率 86.41%

いちどフル状態になって
新しく立ち上げてるので、
実質はこの倍近くになる。

よくも、まあ・・・
飽きずに、やれてこれたもんだ・・・
と、足跡を回顧しながら
自家製本化の作業を進めている。





書斎の窓の正面に
吾妻小富士が見えるので、
スマホのズームをマックスにして
撮ると、お山では、
また雪が降ったようだった。

斜面の地肌に
クッキリ現れていた雪兎に
また紗が掛かったようになっていた。







私的七連休の初日。

久しぶりに、
"ぼっちフレンチ"を
お昼と夜にこしらえた。

どちらも
『ロティ・ド・キャナール』
(鴨のロースト)。

お昼は、
ペルノー・ソース、
夜は、
オレンジ・ソース。

お昼は、
食パンをセルクル(丸型)で
型抜きしたものをトーストにして
ドレッセ。

夜は、
市販の海藻サラダの上に
ドレッセした。










お昼は、
フレンチのアンプラ(一皿)に
あとはバナナとアイス、
「かっぱ海老せん」だった(笑)。

YouTubeで、
脳科学の中野 信子が、
バナナには
セロトニンの前駆体である
トリプトファンが
含有してると言うので、
抗うつ効果を期待して
毎日一本を常食としている。

トリプトファンは他にも
豆腐・納豆・味噌・醤油などの大豆製品、
チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、
ごま・ピーナッツ・卵にも
含まれているという。






明々後日が
カミさんの誕生日なので、
ケーキのトッピング用として
カラメルとアーモンドを固めた
「プラリネ」を作り置きした。

ジェノワーズ(スポンジ生地)を
焼き上げて、クレームシャンティ
(ホイップクリーム)を
ナッペ(塗る)してから、
フードプロセッサーで砕いた
プラリネをまぶしてやると
市販のありきたりのケーキより
遥かにアダルト味のものが出来る。


















2/7から
『Facebook』で始めた
『リュート・マラソン』も
今度の七日で
3ケ月続いたことになる。

そうすると、
若干の重複はあるが、
毎日一曲ずつアップしてきたので、
ほぼ90曲近く弾いてきたことになる。

『ティーカップ』では、
動画がアップできなかったが、
昨晩、初めて『YouTube』に
『リュート・マラソン』から選った
5曲ばっかりをアップしてみた。

そして、そのコンセプトを
"For Peace in Ukraine "
とした。

念のため、
翻訳ソフトの『ヴォイストラ』に
訳させてみたが、
これで合ってそうなので、
とりあえず、これでアップした。

世界規模で俯瞰すると、
「For Peace in Ukraine」で
莫大な数のチャンネルがあり、
たった数曲ばっかしのチャンネルなぞ
大海の砂粒のようなものである。

でも、
「一隅を照らす」
「貧者の一灯」
という仏法があるので、
微力ながらも
社会貢献になればと
慎ましく思っている。

自分の特技を
やらないより、
やったほうがいいもんねぇ。

エイエイオー! ٩( 'ω' )و  

でも、これで
ロシアを敵に回してしまい、
FSB(ロシア連邦保安局)から
命を狙われないか・・・と、
『ゴルゴ13』チックな被害妄想が
浮かんでしまった(笑)。

。゚(^♀^)ゞ゚。



*********



https://youtu.be/_8wmb_h62Gs
『鳥の歌』~カタロニア民謡

https://youtu.be/NSB2X083HN4
『序曲』~ポーランド組曲より

https://youtu.be/t7P-eeg8i-o
『永遠の眠りよ来たれ』~ダウランド

https://youtu.be/IN4tvodrvi8
『涙のパヴァーヌ』~ダウランド

https://youtu.be/CN94CeDmEAs
『グリーンスリーブス』~アイルランド古謡

https://youtu.be/NF9HeuW1DGE
『ファンタジー』~ヴァイス



バンブーシュート・ハンター

2022-04-23 09:39:00 | 食物・飲物
ジジイなので、
朝五時半に目覚め、
二度寝することなく、
スックと起きて、
久しぶりに「朝出」して
ケタノコ採りに出た。





散歩路でもある
近所の放置竹林に
早くも早生が生えてきた。

十年来の
バンブーシュート(筍)
ハンターなので、
小っさいものなら、
3本ほどは
つま先でポキポキ倒して
レジ袋に収納するのに
10秒もかからない。

何でも、
"早業(はやわざ)"は
大事である(笑)。

その足で、
きのう開通したという
スカイラインの
「雪の回廊」を見に
山へ向かった。

案の定、
お山はまだ
雪が溶けたばかりで
フキノトウも
芽吹きだしていた。






連休前の
この時季だけ、
タケノコとフキノトウが
同時に採れるのである。








途中、
マイ・サンクチュアリ(聖域)である
ビッキ沼を経由して行くと、
ちょうど標高550mあたりで
今がサクラの満開の時季であった。

朝の6時頃とあって、
人っ子ひとりいない
清澄な空気を吸いながら、
しばし池に映える
さくらの花見タイムだった。









湿地帯では
さくらとミズバショウが
ツーショットで撮れた。

これも、
まさに"ジャスト・ナウ"
ならではのタイミングである。










自宅から
47㎞の標高1500mゾーンに
1㎞ほどの「雪の回廊」がある。

立山黒部アルペンルートの
8mほどの「大回廊」には
及ばないものの、
「吾妻小富士」の名に相応しい
「小回廊」である。

さすがに
この標高だと、
気温は6℃と
真冬なみである。








朝の6時には
さすがにレストハウスも
シャッターが下りていた。

風景を撮ろうと
クルマを降りたら、
山頂だけあって、
立っていられないほどの
暴風が吹き荒れており、
クルマのドアが風圧で
全開きになり、
閉める時に異音がした。

ヒンジがずれたらしく、
暴風の中で
全体重をかけて
ドアのズレを直した。

そしたら、
メガネが吹き飛ばされて、
風で転がって
20mほど追いかけた。

見たら、
両レンズの上っ側に
傷がついていた・・・( ;∀;)。

まさに、
台風なみの
風速50mクラスの暴風で、
外に立ってるのに恐怖を
感じるほどだった。

家に8時頃戻ったら、
車外温度計が
19℃を示しており、
山頂との寒暖差は13℃もあった。







きのうは
Y中への新年度の
初出勤だった。

真冬のうちは
弾けなかった
体育館ピアノ
(愛称「エッちゃん」)を
久しぶりに弾いてきたが、
考えてみたら、
『リュート・マラソン』を
初めて来、二か月の間、
まったく家のピアノを
弾いていなかった。

なので、
ギター指にはなってるが、
ピアノには
違和感を感じるほどだった。

そんでも、
『復興支援リサイタル』で
初めて人前でピアノ演奏をした
『ナウシカ』の冒頭部分だけは
しっかり弾けた。

やっぱ、
ステージ発表するのに
集中練習しただけはある(笑)。