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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

棋戦「昼休」中に温泉へ

2024-05-20 07:12:44 | 藤井 聡太

 

 

大分県別府市で行われた
名人戦「第四局」は、
後手番のソーちゃんが
落としてしまい、
これで七番勝負は
「3-1」となった。

最終盤では、
自身の負けを悟って、
表情にも態度にも表れたが、
投了時の姿勢は
さすがに毅然として
「負けました」
と敗北宣言を告げた。

全国各地を巡って行われる
一大イベントなので、
負けて九州から愛知まで
戻る道中の心境や如何に・・・
と、勝負に生きる人生を
ついつい慮ってしまう。

次戦は
勝率9割5分の
「先手番」なので、
そこで初防衛を
決めてくれることを期待している。

****

棋戦の昼休に、
カミさんと連れ立って
外食に出た。

86歳の叔母さんから
「ラーメンが美味しいって
評判だよ・・・」
と、聞いていた
カフェ・レストランだったが、
カミさんも、自分も
カツ丼とハンバーグ定食を頼んで、
互いに苦笑し合った。

カフェに似合わず
堂々としたカツ丼で
味もドーンとした
いいものだった。

ハンバーグも一口
分けてもらったが、
まずまずだった(笑)。

***

背中が凝りに凝ってたので、
そっから温泉に行こうとなって、
最も近い土湯に向かった。

途中、吾妻山を眺め、
「さすがに、雪がなくなってきたなぁ・・・」
と、語り合っていた。



*

途中、
『湘南湖ビオパーク』に寄って
今を見頃とする
水蓮を鑑賞してきた。



大別すると
白とピンクと黄色の
三種がそれぞれに
群生を成して咲き誇っていた。

ビオパークの名にふさわしく
さまざまな水性昆虫や
魚の幼魚も観られ、
カラダの青い
「イトトンボ」が
番って飛んでいたので、
画像検索で正式名を探してみた。



どうやら、
「ムスジイトトンボ」
学名「Cercion sexilineatum」
(セルシオン・セクスィリネアトゥム)
のようであった。



スズランに似た花は、
植物博士のカミさんが
「ナルコユリ」だ、
と教えてくれた。

***

土湯の奥まった処にある
『ゆもり』は
目の前に清流の淀みがあり、
そのエメラルドグリーンは
吾妻山の『魔女の瞳』を
彷彿させた。

鉱泉質の強い湯は、
湯上り後に汗がダラダラ出て
着替えたばかりの下着が
濡れるほどだった。



洒落た飾り書棚のある
くつろぎ場で
しばしほてりを冷ましてから、
恒例の「ささき牧場」に向かって
季節の『ブルーベリーソフト』を
やってきた。

摘みたてのベリー香が
鼻孔を抜け、
爽やかな酸味と共に
湯上りの贅沢デザートに
なってくれた。



帰路、校外にできた
珍しいエクレア専門店にも寄り、
フランボワーズの一品をも購入して
これまた豪華なデザートになった。

**


「八冠」陥落の危機!!

2024-05-03 09:25:23 | 藤井 聡太

 

対戦スコア「1-1」で迎えた
きのうの『叡王戦』第三局。

先手勝率9割5分の
ソーちゃんが
逆転負けするという波乱が起きた。

11連敗から脱して
やっと1勝した
同学年のイーちゃんが
連勝するという
実力をジワリジワリと
見せ始めた。

これで、
タイトル戦勝率10割も
「1-2」となり、
早くも五番勝負の
「カド番」となった。

タイトル戦で「連敗」したのも
初めてなら、
カド番に追い込まれたのも
初めてなので、
棋界では「事件」である。

きのうは
ソーちゃんらしくない
AI推奨の最善手を外し、
イーちゃんは100%
最善手を指し続けたので、
唯一の「勝ち筋」を逃してしまった。

それでも、
互いに1分将棋になってからは、
ソーちゃんの繰り出す
凄まじいばかりの
「罠手」の連続を
イーちゃんがすべて掻い潜る
という攻防は、見ごたえがあった。

タイトル戦に
三度の挑戦者になるほどの
実力がない、並の棋士なら
「竜王・名人」「八冠」の
鬼攻めの迫力に呑まれ
必ずやその“毒饅頭”の
餌食になった事だろう。

負けを悟ってからの
「八冠」は
「竜王・名人」らしからぬ
昔の中学生棋士に戻ったように、
ヘナヘナとなり、
扇子をポトリと落とし
溜息をついてうな垂れた。

師匠にも注意され、
自戒もしていたはずの
「最後まで凛とした姿勢」は
崩れに崩れ、解説者にして
「こうした八冠の姿は初めて」
と言わしめるほどの落胆ぶりだった。

時間に追われ、
最善手を発見できず、
勝機を逃したことが、
どれほど悔しく落胆したか
その姿が物語っていた。

そして、終局後、
八冠失冠のカド番に立たされて
次局への意気込みを訊かれ、
「開き直ってやるしかない」
という言葉が初めて語られた。

今月末の第四局は
「後手番」になるが、
絶対に負けられない
注目の一番になる。

その間には、
トヨピーを相手に
七番勝負の『名人戦』が
三局もあるが、
こちらは「2-0」で
リードしてるので、
防衛は濃厚である。



***

棋戦の昼休中に
買い物に出た。

co-opに行った時は、
決まって、『たけだパン』の
『サラダパン』をランチ食にする。

子どもの頃から
半世紀以上も続く
老舗の名物で、
従妹の娘のYちゃんの嫁ぎ先なので、
自分からみても「遠い親戚筋」になる。

従妹の兄の葬儀の席で、
その旦那さんとも
親しく話をしたので、
彼が作ってんだぁ・・・
という思いで、伝統の
「サラダパン」を味わっている。

カミさんが
お気に入りで、
何度か買って来ている
甘辛のポップコーンも
ちょいと摘まんでみた。

キャラメル・コーティングしてる
甘いのと、通常の塩味が
ミックスして入ってるが、
なんだか、「甘いもん」
「塩っぱいもん」が交互にくると、
エンドレスになりそうになる(笑)。

『塩キャラメル』なぞの商品から
ヒントを得たのかもしれない。

 


**

完成したルネッサンスギターの
最終調整で、フレットの高さを
0.01㎜単位で削り、
音のビリツキを補正した。

また、製作精度の甘さから
やはり、コンマ1ミリ単位の
ガット・フレットの浮き上がりを
指板に接着するのに
瞬間接着剤をサッと引いて
数個のカポタストで圧着した。

これらの作業により、
全部の弦の
全部のフレットで
狂いのない伸びやかな音が
生じるようになる。

今回は、
フレッチング(フレット間隔)の
精度を突き詰めたので、
調弦はどの部位もピタリと合って
気持ちのいい仕上がりになった。

やはり、楽器である以上、
調律が正確でないことには
音楽をする事が出来ないので、
見てくれよりも「最優先」の
細心事項である。


*

これからヤフオクに出品するが、
その為に、YouTubeにアップする
デモ演奏用の楽譜を選定した。

1分くらいがベターなので、
リュートの定番曲でもある
『シチリアーノ』の
ディフェレンシアス(変奏部)の
音出しをしてみた。

ギターコンサートが
終わったばかりなので、
思い切って、爪を切って、
古楽器演奏スタイルの
フィゲタ奏法の「おさらい」をした。

モダンギターと違い、
右手の指運びが
古楽独特のものなので、
それに慣れるまでは
頭ん中のスイッチを
早く切り替えねばならない。



***

「私的11連休」も半ばだが、
今日は、午後から
ご新規の紹介クライエントが
来談にみえる。

学校の児童・生徒でも、
保護者・教員でも、
初対面のカウンセリングには
神経を遣うものである。

その辺りの事情は、
市井の医師や相談職とは
いくらか職能が違う。

なにせ、
「こころの相談」
「いのちの相談」
「たましいの相談」
となると、毎回、毎回、
《機能的関与》ではなく
《全人的関与》が要るのである。

かつて、
短大生に心理学の講義を
持っていた時、
『カウンセリングの章』では、
「毎回、野球のサードのように
どんな鋭いライナーや
ショートバウンドになるような
強烈なゴロが来てもいいように、
神経を張って、全身全霊で構えてる」
と例えたことがある。

プロとしては、
それだけではなく、
フロイトが宣うたように、
それでいて
「フローティング感覚」とも言える
脱力したふんわりした意識でも
その場にいなければならない。

尚且つ、
自分自身の内面と
現在進行の「場」を
第三者的な目で観察している・・・
というような多目的・複視眼的な
関与の仕方が「全人的関与」と言えよう。

これが出来るのが
プロのサイコセラピストであり、
心理カウンセラーなのである。

その為には、
自身が何百時間もの
教育分析やスーパーバイズを受ける、
という実地訓練が必要になる。

なので、
この過程を経ないで
単に、院を修了して
学識と教育実習のみで
国家試験に合格しただけでは
“ペーパー・ライセンス”の
未熟ドライバーの危うさがある。

**

ご新規さんの
インテーク(受理面接)後は、
かならず、精神疲労を伴うもので、
学校ならそうもいかないが、
家でだと、その後、
午睡で爆睡することがよくある(笑)。

その気分転換にも、
工房に入って、
無心に楽器造りに没頭したり、
表具に精出したりするのは、
いいのかもしれない・・・。











 


ソーちゃん「二連勝」

2024-04-25 07:04:54 | 藤井 聡太

きのうの
名人戦「第二局」は
またしても劇的な
大逆転劇で、
ソーちゃんが「後手番」を
ものにした。

カミさんも
珍しく9時頃まで
最終盤の様子を
評価値で視ていたらしく、
今朝は
「ゆうべのトヨピーは
やっちまったねぇ・・・」
と、一丁前の事を言っていた(笑)。

まさに、悪手を指した直後に
手で口を押えて
顔面蒼白になったトヨピーは
「やっちまった感」が
半端なかった(笑)。

これで、
スコア「2-0」となり、
次戦は勝率9割5分の
「先手番」なので、
タイトル防衛は濃厚である。



***

箱庭療法用の
ワク作りが出来たので、
Amazonに室内用の
無菌砂を注文した。

 



あとは、また、
現在、実施している二校のように
こつこつと遊具を買いそろえてゆく。

公務にも関わらず、
すべて持ち出しの私費だが、
自分の仕事が好きで
愛してなければ
出来ないことである。



*

工房のPCで
棋戦を観ながら、
ビウエラ製作を進めた。

裏板のはみ出し部分を
自作の丸底マメ鉋で
削るのは、好きな作業でもある。

 



画材屋とスーパーで買った
ドロドロに濃縮した
サンシックンド・リンシード・オイルと
食用のサラサラのものを混ぜて
裏板の内面に塗布する。

亜麻仁油は乾燥すると硬化するので、
これにより、音の反響がよくなる。



*

ネックを垂直に取り付けるのに
何度も接合面を削って
接着させた。

パーツをジョイントさせると
楽器の全体像が見えてくる。



*

Amazonから
新刊の『サルト・フィニート』が
届いたので、棋戦と製作が
終わってから、ゆっくりと、
寝床で読了して
そのまま就寝した。

今回は紳士靴がテーマで、
いろいろとまた
「着道楽」の勉強になった。



*

こないだは、
夕飯のカレーが
小皿分くらい余ったので、
翌日、炊き込んで
カレーピラフ・ベントにした。

最近、旬を迎えた苺を
毎日のように食卓に切らさないので、
朝昼晩とビタミン補給に
摂取している。

人工のサプリなんかよりも
自然食の方が
安全で安心して
摂取できるものである。



 


叡王戦はじまる

2024-04-08 06:42:50 | 藤井 聡太

きのうは
戸外は23℃ほどだったが、
二階は28℃まで上がり、
今シーズンはじめて
半袖短パンに着替えた。

隣家の桜も咲き始め、
今朝は寝床から
寝起きに花見ができた(笑)。

きのうは
カミさんも出先から、
「苺ソフト食べてるよ~ん」
とお気軽な写メを送ってよこした(笑)。



自分は、最後の一本になった
京の「竹筒水羊羹」を
惜しみながら頂いた。

***

春休み中の
ルーティンになっている
「ペン字」のお稽古をしてたら、
お昼のニュースで
「叡王戦」が開幕した
というのを知って、
慌てて『アベマ』をつけてみた。

そしたら、
新年度初のタイトル戦との事で、
午前中を終え、昼休に入っていた。

相手は、またまた
同学年のイーちゃん(笑)。

三度のタイトル挑戦者となったが、
ここまで、11連敗である。

初戦は「振り駒」の結果、
ソーちゃんが「先手」。

タイトル戦での
先手勝率は9割超えである。

終盤まで
互角が続いていたが、
最終盤になって
一気にソーちゃんに優勢となり、
そのまま勝ち切った。

派手な飛車切りも出たが、
五段の解説者には、
その遠大で複雑精緻な構想が読めず
「私には、わかりません・・・」
と、正直に力量のなさを
吐露していた。

今週は水・木に
かつてのラスボス「トヨピー」が
再度、名人戦の挑戦者として
八冠に挑んでくる。

かつての宿敵にも
ソーちゃんは
大差で勝ち越しているので、
防衛は必至と思われる。

*

きのうは
季節外れの暑さのため、
寝床などにはいれず、
たまらず、風通しのいい工房で、
久しぶりに、棋戦観戦しながら
楽器創りに精を出した。

先日、書室にて
『夢工房』の銘を
記したばかりなので、
なんとなく、それらしい
工房然としてきた。

これまで、家ん中を
三度(みたび)移動してきたが、
今の十二畳の部屋にやっと
落ち着いて、工作機器を
増設できた。

*

今季は、
パーツを大量生産してから
組み立てるという方式でやっているので、
きのうは、裏板を4枚仕上げ、
ベンディング(曲げ加工)作業を
一つ行った。



*

久しぶりに
400Wのハロゲンランプの
ベンディング・アイロンを使用して、
うっかり、接したら、火傷をし、
今朝方は水ぶくれになっていた。

薄板加工でも
手袋をせずに素手でやってたら、
ベルトサンダーで指の背を
擦り向いてしまった。

来週には
コンサートがあるので、
大きな指の怪我でなかったのが
幸いだった。

工房内にも
「ご神米」をおいて、
安全祈願をしながら
作業をしているが、
きのう棋戦観戦しながらの
「ながら作業」だったので
気が緩んでいたのが
いけなかった。

*

趣味の工作とはいえ、
すべて販売用なので
実益をかねた「副業」でもある。













 


早指し戦「三冠」失する

2024-03-18 09:07:35 | 藤井 聡太

 

きのうは
ソーちゃんの棋王戦
「第四局」が行われ、
後手番ながら勝利し、
これで「3-0」のストレートで
初防衛となった。

同学年のイーちゃんは
ここまで公式戦で
ソーちゃんには
一勝もできていない。

それほどに
棋力の差がついてしまった
ということである。

小学生の頃、
彼に敗れて優勝を逃し、
大泣きした事で
「藤井聡太を泣かせた男」
というキャッチコピーが
ついていたが、
それも霞んでしまった。



*

きのうは
録画放映による
NHK杯の決勝も行われ、
昨年と同じユーキ八段とだったが、
シーソーゲームの果てに
逆転をくらって敗した。

これで、早指し戦の
「四冠」のうち、
三冠を失したことになる。



**

棋戦の合間に、
長年、台所に飾っていた
豆色紙の
【小肉多菜
 小塩多酢】
の食事訓を
リク坊の近影に差し替えた。



そしたら、奇しくも、
フミパパの小学時代の
作品と一緒になった(笑)。

 



**

橋爪功の『三国志』CD100枚を
聴き直しながら、
同時に、原作本を読んだり、
YouTubeの解説サイトを見たりと
プチ・マイブームとしている。

全体のストーリーは把握してるので、
今は、橋爪氏の味のある
演劇的な朗読を
しみじみと味わっている。



*

ここひと月の間、
頻繁に余震が続いているので、
そのたんびに
子ども部屋の額縁が
乱れたのを直している。

きょうは
「震度5」のあった
K中最後の勤務日だが、
室内の額縁が落ちていないか
心配である。

これまでも、
何度も大きな余震で
粉々になったりしている。

箱庭療法の
瀬戸物のアイテムも
落下していないか心配である。