神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

上海博物館

2006-11-10 | 茶旅
今回の旅行で楽しみにしていたのが上海博物館を訪れること。
中国茶器でおなじみの青花や紛彩のルーツが堪能できるとあって、
一度は行ってみたいと思っていました。

上海博物館の素晴らしさは年代別にわかりやすく展示されていて、
中国陶磁器の歴史的変遷がグルッと一周すれば理解できるようになっているところです。

駆け足旅行のわずかな時間を利用したので、
今回はこの博物館の最も売りとされている青銅器展示はすっ飛ばして(次回のお楽しみ~♪)
まず2階の陶瓷館へ直行。

原始青磁、唐三彩、青花、紛彩、などなど
紀元前4000年前から清代までの陶磁器の歴史が目の当たりにできます。


ここは写真もOK。太っ腹です(笑)。
定番の桃柄、龍紋など、景徳鎮ファンは必見でしょう。
茶壷も数点あり、トップの写真右は“曼生”壷です。

陶瓷館を堪能した後は書や絵画も廻りましたが、
実は一番気に入ったのは印璽館。
印鑑がこんなに芸術的だったとは!

カメは定番なのね。カメ好きにはたまりません!
篆刻の素晴らしさにも目覚めそうです(^^)。

1階にあるミュージアム・ショップでは図録、習字道具、ノートなどの小物類がオススメ。
蓋碗や茶器のレプリカは綺麗で作りも悪くないのですが、結構高いです。

全館じっくり見て回ろうと思ったら半日ではとても足りません。
1日腰を据えるか、ピンポイントで短時間で回るか、あらかじめ決めてから行ったほうがいいかも。

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4 コメント

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行ってみたーい! (きたきつね)
2006-11-10 22:59:45
こんばんは。
上海レポート、楽しみに読ませていただいています。
行ったことはないのですが、よさげですね。
上海博物館は、今まで自分的にはノーマークだったので、
おおお!と思いました。
やはり、行かなくてはならないかしら…
引き続き、レポートを楽しみにしています♪
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コメントありがとうございます (ちょし)
2006-11-11 07:15:25
>きたきつねさん

上海博物館、よかったですよ。
上海に行く折には是非。
茶器の数はそれほどないですけれど、
中国的な図柄ってもう明の時代あたりで完成されていたんだなーって実感しました。

上海レポート、グルメのほうをもうひとつのブログに少しずつUPしています。
こちらでは旅のレポートは終わり(3日でそれほど多くの場所に行けなかったので)、これからは買ってきたお茶のレビューをボチボチ書いていきます。
よかったらまた遊びに来てください。
返信する
お疲れ様 (ちる)
2006-11-13 09:57:34
旅のレポート、楽しく読ませて頂きました。
短い日程で、よくぞここまでミッションを遂行しましたねー。お疲れ様でした。
ちょしさんにとっては、変わってしまった上海だったようですが、「今」を知ることが出来たのは大きな意味があったと思いますよん。

お茶レポ、引き続き楽しみにしています
返信する
ありがとう~~ (ちょし)
2006-11-13 22:53:55
>ちるさん
私の中国に対するイメージって、多分天安門事件以前で止まっちゃっているんだと思います。自分でもそこで止めちゃったようなところがあるし。
浦島太郎みたいなものね。現実に慣れなくては(^^;)。
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