神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.1 プロローグ

2019-06-28 | 茶旅

いつの頃からか、「ダージリン」は高級な大人の紅茶として私の中にインプットされていました。

たぶん、実家でお歳暮によくいただいていたトワイニングのティーバッグセットの影響でしょう。
落ち着いた色合いの紫のパッケージに包まれた「ダージリン」を、
好きなものは最後に食べる派の私は最後まで取っておいたものでした。

本当の意味で「ダージリン」の美味しさに感動したのは20年ほど前のこと。
当時家族や友人とよく通っていた渋谷のフレンチレストランで、
サービスの方に薦められたセカンドフラッシュを飲みました。
水色の美しさ、香りの華やかさ、甘さの中にきりっとした渋み、喉に残る余韻。
「ダージリンはこんなに美味しいのか」と驚いたのを覚えています。
それは初めて凍頂烏龍茶や鳳凰単そうを飲んだ時と同じ感覚でした。

その後はルピシアやリーフルの試飲会に参加したり、マリアージュフレールの新茶を購入したり、
しばらく自分の中でダージリンブームが続きましたが、
ここ4,5年は年に一種類の新茶を買うくらいで落ち着いていました。

それが、ご縁というのは不思議なもの。
昨年「麗香茶課」で京都の紅茶専門店「 ラ・メランジェ」の松宮先生に中国紅茶の講座をお願いした時、
松宮美惠先生と川谷眞佐枝先生、相方カトリーヌと4人で食事をする機会があり、
両先生からインドツアーのお話をたっぷり伺うことができました。
そこからダージリン熱が再燃、正確に言えばダージリンに行きたい熱が発症。
そういう時はとんとん拍子に話が進むもので、
6月半ば、松宮先生主催の「ラ・メランジェ企画 ダージリン紅茶紀行の旅8日間」に参加することとなった次第です。

今回の旅は松宮先生をはじめとする関空出発組が6名、
私も含めた羽田出発組が6名、
インド在住でバグドグラからの合流が1名、
現地での合流が2名(日本と中国から)というメンバーでした。

羽田組はタイ航空でまずはバンコクへ。
ここで関西組と待ち合わせです。
フライトスケジュールの関係で8時間待たなくてはならなかったのはちょっと大変でしたが、
無事に関西組と合流し、タイ航空でコルカタ(旧カルカッタ)へ。

コルカタではツアーガイドのポールさんが出迎えてくださいました。
コルカタ空港から外に出ると、既にインド時間で夜中の0時を回っていますが・・・暑い!!人も多い!


日本語ペラペラで頼りになりそう!なポールさんのご案内でバスに乗り込み、その日はコルカタ市内のホテルへ。

さあ、いよいよインドでの一週間が始まります。

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