神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

麗茶台湾ツアー2019

2019-11-24 | 茶旅

3年ぶり、3回目の麗茶台湾ツアー。
11月14~16日に台北集合で9名の生徒さんにご参加いただきました。

14日の朝、台北を出発して南投県の凍頂へ。
当初予定していた訪問先の茶農さん(「紫藤蘆」とも繋がりの深い凍頂の重鎮)は
前日にお母さまが100歳でご逝去され葬儀の日と重なり、
ご親戚の茶工場を見学させていただきました。

製茶はシーズンが終わっていたため見ることができませんでしたが、
工場内の設備や製茶の過程などを説明していただきました。
比較的規模の大きな工場で、烏龍茶と紅茶を中心に作っています。
今年の冬茶の試飲も。
紅茶は3年置いたものもいただきましたが、グンと美味しくなっています!


標高1,500m、大侖山の観光茶園「銀杏森林」にも連れて行っていただきましたが
残念ながら霧で景色が見えず。
本来なら眼前には凍頂地区を見渡す雄大な風景があったはず。


その日に宿泊したのは「溪頭米堤飯店」。
鹿谷を杉林溪方向へと上がっていった自然風景区に忽然と現れる宮殿(笑)。
昼食は「福林餐廳」、夕食は「富隆荘餐廳」で。
どちらも現地の食材を使ったお料理で、とても美味しかったです。

翌日は竹山を経由して台中へ。
竹山では、台湾で一番金運アップにご利益があると有名な「紫南宮」にお参りをしてきました。
何とここではお金(600元まで、占いによって金額が決まる)を借りることができるのです。
その借りたお金を元手に儲けて、一年以内に利子をつけて返しに来る、というシステム。
外国人の私たちはお金を返しに来ることができないので、
前もって利子をつけた分をサービスセンターに払えば、お金を借りるという形を取ることができます。

ご利益がありますように!

台中では、麗茶ツアーに外せないコース、「宮原眼科」と「才青」でのお買い物。
皆さん帰る時にはものすごい荷物になっていましたよ。

宮原眼科のアイスクリームは相変わらずすごいボリュームでした。

台北に戻り、その日の夜は「欣葉」で夕食。
台湾料理と言えば私の留学時代はまだ「青葉」全盛でしたが、
私は当時から「欣葉」派で、客人が来ると必ずここにお連れしていました。
その頃と比べるとずいぶん多角経営になりましたね。
味は昔のままで美味しかったのが嬉しい。

16日は「阜杭豆漿」で朝食をとり、スーパーで買い物をした後、
「2019台湾国際茶業博覧会」 へ。
私も茶博は初めてでしたので、あらかじめ茶友まうぞうさんから情報をもらい、
台北の友人C小姐に入場券を手配していただき、いざ出陣。
とは言え、たくさんのブースにどこへ行けばいいのか迷い、
結局知り合いのいた吉林茶園のブースで蜜香紅茶をいただきました。


茶博では自由に回ってもらったので、お目当てのお茶や茶菓子をしっかりゲットできた頼もしい生徒さんたちも。

午後は鶯歌へ。
土曜日だったので、結構混んでいて、若干人酔い気味でしたが、
茶壺との出会いがあった方やいつも行くお店で高山茶を購入した方もいらっしゃいました。

麗茶ツアー最後の夜は「人和園雲南菜」での夕食。
野菜中心の素材を生かした味付けが大好評でした。
中華料理は大人数だとたくさんの種類を注文できるのがいいですね。

ご参加いただいた皆さんにも概ねご満足いただけたようで、いいツアーになりました。
次回は二年後・・・・かな?

お世話になった台湾の皆さま、ありがとうございました!

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