神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

本のこと

2006-05-02 | 茶にまつわる文化・芸術
最近ちょっと調べものが多くて中国茶関係の蔵書をひっくり返しています。
そのついでと言っては何だけど、お気に入りの本をメモっておこうかな、と。
(私の個人的な好みなのであまり参考にならないかも、と一応断っておきましょう)

本の保有数は数えてみたら去年の初めは35冊ほどだったのが、今は47冊に増えていました。
最近は中国語の本も買っているので増殖するばかり。

さて、好きな本ですが、やはりお茶紀行とも言うべき旅に関した本が好き。
愛読しているのが
 
 「中国 名茶紀行」  布目潮渢著(新潮選書)

  いつかはこの本をたどって旅したい、と思わせる魅力たっぷり。
  
 「中国茶と茶館の旅」 平野久美子著(新潮社)

  写真がデカイし、有名どころの茶館を押さえてあるガイド本かと思いきや、
  書いてあることはなかなかマニアックで面白く、深い。 

 「中国茶めぐりの旅」 工藤佳治著(文春文庫)
 
  この本の日程どおりに回るのは絶対無理があるでしょーと思っていたが、
  先生と旅行に行ったら本当に回らされた(笑)。

中国茶を知りたい人のための本としては

 「中国茶入門」  菊地和男著(講談社)

  とにかく写真が素晴らしい。中国の美しさを余すところなく伝えている、と思う。
  (もしかしたら実物よりずっと綺麗に撮れちゃっているかもしれません)

 「中国茶の本」  平田公一監修(永岡書店)

  初心者向け、ということではこの本が今のところ一番のような気がします。
  いや、初心者ではなくてもとても見やすくて、ずっと使える本でしょう。

 「中国茶の魅力」 谷本陽蔵著(柴田書店)

  中級者以上向けかもしれませんが、私などが今更言うまでもなく、とてもしっかりした本だと思います。
  (今は絶版なのでしょうか・・?)

最近読んだ本で良かったもの

 「極める台湾茶」 池上麻由子著(グリーンキャット)

  去年上園茶荘にお邪魔した時、林先生がもうすぐ本を出す、とおっしゃっていたのがこの本。
  台湾茶について、歴史から製茶方法、楽しみ方まで愛を感じる一冊です。

ちょっと前までは中国茶に関するムックもたくさん出ていたのに最近見ませんね。
やっぱりちょっとブームは落ち着いちゃったのかな?

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